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2人目の妊娠が発覚!上の子がまだ授乳中だけど、辞める?続ける?どっちが正解?

 2017/03/04 子育て  
二人目妊娠授乳中

ちゃんにとってママとのおっぱいタイムは幸せそのもの!

ママも赤ちゃんと体を密着させ、いつまでも飲ませてあげたいくらいなのではないでしょうか?

しかし、幸せいっぱいの授乳は2人目の妊娠が発覚すると同時に、“1番悩みの種”になることでもあります。授乳中に2人目の妊娠が発覚したら……そんなとき上の子の授乳はどうすればよいのか?

詳しくまとめてみました。

 

授乳中に2人目を妊娠すると流産しやすいって本当?

授乳中のママの多くがこんな話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

上の子の授乳中に2人目を妊娠すると流産が起こりやすくなる。

これは結論からいうと、人によりけりです。

なぜ、人によって違ってくるのでしょうか?

 

授乳中のホルモン「オキシトシン」がポイント!

オキシトシンというホルモンをご存知でしょうか?

これは赤ちゃんがおっぱいを飲んでいるときに分泌されているホルモンです。

オキシトシンは、おっぱいを出そうとする働きと、子宮を収縮させる働きがあります。

産後の子宮回復を促す手助けをするのも、このオキシトシンというホルモンです。

赤ちゃんが産まれてからおっぱいを飲ませる回数を増やせば、子宮の回復も早まるということですね。

このオキシトシンは子宮を収縮させるといいましたが、妊娠中に子宮の収縮があるということはあまり望ましい状態ではありません。

ましてや妊娠初期や妊娠後期には、切迫流産や切迫早産になる可能性もゼロではありません。

もちろん安定期頃にもその可能性は十分にあります。

 

妊娠がわかったらすぐに辞めたほうがいいの?

授乳を続けることによって、2人目が流産しやすいなんて絶対避けたいことですよね。

しかし、すぐに授乳を辞めたほうがよい場合、続けてもよい場合があります。

すぐに授乳を辞めたほうがよい場合

  • 授乳をするとお腹の張りを感じるときがある(痛みを感じると危険!)
  • 出血が起こった
  • 医師から授乳を辞めることをすすめられた

お腹の張りは妊娠週数が進むにつれて、感じる回数が増えるものです。

これは出産の準備体操のようなもので、プレママの誰もが感じています。

しかし、妊娠後期にお腹の張りを感じるのであれば、問題なしの場合が多いです。しかし、妊娠初期や中期には注意が必要です。

お腹の張りとは、“子宮が赤ちゃんを押し出そうとしているイメージ”といえば、わかりやすいかもしれません。

お腹の張りがひどくなると出血が起こり、流産や早産にもつながります。

授乳を継続してもよい場合

  • お腹の張りがほとんどない
  • お腹の赤ちゃんの成長に問題がない

授乳を継続していても、中にはお腹の張りを感じないプレママもいます。

おっぱいを飲むことは、赤ちゃんにとって単なる水分や栄養補給ではなく、心の安らぐ瞬間でもあります。

  1. 妊娠中に大きなトラブルがない
  2. お腹の赤ちゃんの成長も順調
  3. そして上の子の授乳を続けたい

この3つのポイントがクリアできれば、授乳を継続してもよいでしょう。

ただし、自己判断は危険です。医師と相談を重ねて、授乳継続の意思を伝えておくことが必要です。



断乳を決意! 失敗しない断乳のコツとは?

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私も1歳4カ月になる息子を完全母乳で育てています。

2人目を妊娠しているわけではありませんが、断乳計画中です。

  • 断乳の目安である1人歩きができる
  • 1日3回ご飯をしっかり食べている
  • おっぱい以外の水分を摂取することができる

これらの条件をクリアしているため、断乳を計画しています。

実際に助産師さんから教わった断乳をする際の方法、失敗しないコツをあげてみますね。

断乳の方法

断乳にベストな季節は、“赤ちゃんが体調をくずしにくい春や秋”です。

断乳を決行する日を決め、カレンダーに印をつけます。

だいたい1週間前くらいから、

先輩ママ
この日におっぱいはバイバイね

と1日に1度、カレンダーをみせて赤ちゃんに伝えてあげましょう。

いざ、断乳の日を迎えたら、朝の授乳が最後の授乳になります。

赤ちゃんが満足するまで、たっぷりとおっぱいを飲ませてあげてください。

その後の授乳は一切おこないません。断乳後最初の3日間が勝負だと言われています。

赤ちゃんもおっぱいが欲しいと激しく泣きます。そしてママのおっぱいもカチカチに張る可能性もあるので粘り強くがんばりましょう!

断乳を失敗しないコツ

断乳をおこなう1カ月くらい前から“授乳回数をあらかじめ減らしておく”と、スムーズに断乳できるケースが多いようです。

1日に数回授乳をしているママが突然授乳回数を0にした場合、乳腺炎になる恐れがあります。

1日の授乳を2、3回までに抑えるなど、少しずつ断乳に向けて計画しておくとよいでしょう。

そして、断乳を開始した瞬間から“心を鬼”にすることが大切です!

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私もそうですが、断乳をしたくても、我が子がおっぱいを探す姿をみたり、おっぱいをみてニコリと笑う仕草をみると、もう少し続けてあげてもいいかも……と思ってしまう瞬間がきっとあるはずです。

しかし、そこで1度でもおっぱいをあげてしまうと、次の断乳は赤ちゃんにとってさらに辛いものになります。赤ちゃんの成長のためだと思ってがんばりましょう!

1日の中で赤ちゃんが最もおっぱいを欲しがるタイミングといえば、寝かしつけの時ではないでしょうか?

ママが寝かしつけをしてしまうと、どうしてもおっぱいを飲みたくなってしまいます。

パパにお願いして、3日間だけは寝かしつけを交代してもらうことをおすすめします。

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妊娠中にもトラブルなく授乳を続けるポイントとは?

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妊娠中も断乳を考えず、トラブルがなければ授乳を続けようと思っている場合にも気をつけたいポイントが3つあります。

  1. ストローやマグの練習は積極的におこなうこと
  2. お腹に負担のかからない体勢で授乳をすること
  3. なにか違和感があったらすぐに医師へ相談すること

ストローやマグから水分が飲めない場合、おっぱい以外に水分補給をすることができないため、困ってしまいます。

突然断乳しなくてはいけない状態になったとしても大丈夫なように、ストローやマグの練習はしておきましょう。

そして、授乳する際、お腹に負担が掛からないような姿勢を意識しましょう。

あんよができる赤ちゃんは、おっぱいをみると喜んで体当たりしてくることもあります。

お腹に赤ちゃんがいるよ!と普段から教えてあげるとよいですね。

2人目妊娠中のママは「幸せ」と「大変さ」がふたり分!

Twitterをみていると幸せな反面、大変さが伝わってきます。


最後に

授乳を続けるのも辞めるのも、人からいわれるのではなくママ次第です。

上の子の授乳中に2人目を妊娠すると流産が起こりやすくなるのは、人によりけりです。
授乳を続けることによって2人目を流産するなんて、絶対避けたいことです。

授乳を辞めたほうがよい場合、続けてもよい場合があります。

無理にがんばって授乳をつづけると、お腹の張りがひどくなり、出血が起こり流産、早産にもつながります。

断乳する場合、断乳を開始した瞬間から“心を鬼”にすることが大切です!

上の子とお腹の赤ちゃん、2人どちらにもベストな方法が選択できることを願っています!

母乳が「つまる・少ない」ママや、産後の体調不良が長く続く場合、ある成分が不足しているかもしれません。そのある成分は妊娠中はもっと必要です。

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