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ささくれの原因は栄養不足?治し方を失敗悪化した私。爪を1/3切除した理由とは

 2017/10/25 ネイルケア  
ささくれ原因

先のトラブルで多いささくれ(逆剥け)。乾燥すると、とくになりやすく痛いですよね。

私はたかが「ささくれ」と軽くみてしまい「ひょう疽」(ひょうそ)という病気になった苦い経験があります。

ウーマンエキサイトのアンケート調査によると、男性は意外と女性の指先を見ているので、今考えてもすごい恥ずかしいです。

第1位 「脚」 26.9%
第2位 「首」 22.1%
第3位 「手」 18.3%
第4位 「二の腕」 14.4%
第5位 「デコルテ」 11.5%

出典:ウーマンエキサイト※1 

あなたにそんな「恥ずかしい」&「痛い」経験をさせたくないのでささくれについてお伝えします。

記事を読んでの知っ得ポイントは!
  • ささくれができる3つの原因は日常生活にあり!
  • ささくれの治しかた&【絶対禁止のNG行動】
  • 保湿こそがささくれ予防の最重要ポイント!
  • 【実録】ささくれが悪化した私の「トホホ」体験
  • ささくれは親不孝? ってホント?

 

ささくれができる3つの原因

ささくれができる3つの原因

ささくれになる主な原因は3つあります。

  • 指先の乾燥
  • 栄養不足や栄養の偏り
  • ネイルやジェルネイルのリムーバーによる指先の油分不足

1.指先の乾燥

日常生活では指先のうるおいを奪ってしまう機会がたくさんあります。

たとえば、空気の乾燥、家事などでの水仕事、過剰な手洗いなどですが、ほかにもデスクワーク(PCのタイピングや紙に触れる作業)での指先への負担や血行不良による乾燥もあげられます。

またストレスによって、血行不良がおきると指先まで栄養が届かず乾燥の原因にもなります。

中国医学では、皮膚皸裂(ひふくんれつ)といい、血虚風燥が主な原因です。手軽な治療としては紫雲膏(しうんこう)という軟膏を使います。

2.栄養不足や栄養のかたより

ビタミン類が不足すると、ささくれができやすくなります。

北青山Dクリニックの皮膚科医・福永麻紀先生がウーマンエキサイトの記事でも伝えています。

ささくれの予防に必要なビタミンとその役割をあげておきます。

ささくれの予防に必要なビタミン

ビタミンA、B2

皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンD

ビタミンAの吸収を助ける

ビタミンB6

皮膚障害の予防

ビタミンE

傷の治癒を促す

ビタミンC

肌の美しさを維持

タンパク質やミネラル類(ケイ素)

出典:ウーマンエキサイト※2

3.ネイルやジェルネイルのリムーバーによる指先の油分不足

ネイルでオフするときに気をつけたいのが指先の油分が奪われ過ぎないようにすることです。

リムーバーには「アセトン」という成分が含まれており、アセトンは油分を奪う作用があるため、ささくれになりやすい状態になってしまいます。

さらに、爪のお手入れで甘皮をカットしている人は注意が必要です。

医師
甘皮には爪を刺激から守ったり、乾燥を防いだりする役割があります。

甘皮をカットしすぎると指先への負担が大きくなってしまうため、 ささくれの原因になってしまいます。

 

ささくれの治しかた

ささくれの治しかた

ささくれに気づいたとき、あなたはどうしてますか?

指でささくれを引っぱったりはNGです。

私は以前、ささくれができてしまったときに指で引っぱってしまい、 ひょう疽(ひょうそ) になった経験があります

ひょう疽とは

ささくれが悪化、ひょう疽
画像引用:国立市のひょう疽治療なら、谷保駅前皮フ科※3

ひょう疽とは爪の周りの皮膚に細菌が感染し、炎症を起こした状態です。細菌性爪囲炎ともいいます。

1.ささくれがストッキングなどに引っ掛かって気になってしまう場合は、ネイルニッパーや眉用のハサミなどでささくれを根元からカット

2.つまんだささくれを引っぱってしまわないよう、ゆっくり丁寧にカット

医師
爪切りはささくれのカットには不向きです。ささくれ以外の皮膚も摘んでしまう可能性がありますので注意が必要です。

3.カット後、傷口がない場合は、保湿のためにハンドクリームやキューティクルオイルを塗っておく

4.傷がある場合は、消毒をし、軟膏などを塗って絆創膏で保護しておきます

5.ささくれをカットするほどではないという場合は、ハンドクリームやワセリンなどを塗り、指先の保湿成分や油分を補うようにする

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このとき、一気にすり込むのではなく、手の温度でハンドクリームを温めるようにしながら全体になじませたあとに指先一本一本に丁寧にすり込みます。

就寝時にはコットン製の手袋などをすると保湿力が高まりオススメです! 

ささくれを指で無理に引っぱってしまうと、皮膚が割けて余計に傷が広がってしまい、広がった傷口から菌が入り炎症を起こしてしまうことがあります。

結果、腫れたり膿が溜まってしまい痛みを増幅させてしまうこともあります。

“たかがささくれ“と軽くみずに正しい処置をおこないましょう。

 

ささくれの予防方法

ささくれの予防法には保湿

ささくれの予防で大切なことは、指先を

  • 「乾燥させないこと」
  • 「保湿をする」
炊事や手洗い後の保湿はもちろんですが、オフィスワークなどでのタイピングや事務作業後の保湿を十分におこなって!

指先に乾燥を感じたら保湿をすることで、ささくれを予防できます。

また、栄養バランスの整った食生活も重要です! 皮膚の原料となるタンパク質、肌の状態を健康に保つビタミン類、ミネラル類の栄養素を含んだ食事を意識してささくれを予防しましょう。

 

ささくれが悪化した私の体験

「ささくれの治しかた」で私の体験に触れましたが、私はささくれを無理に引っぱってしまい悪化させひょう疽(ひょうそ) になってしまいました。

ズキズキ痛くてたまらず病院にいき、人差し指の爪を1/3ほど切り取られてしまいました

現在は、爪も再生して元どおりですが、あの痛さはぜったい経験したくないです。

 

医師
ささくれは皮膚疾患のひとつです。悪化すると化膿したり、感染症にかかったりしてしまいます。

ひょう疽(ひょうそ) のほかにも、カンジダ性爪周辺炎といってカンジダ菌に感染することで発症する症状もあります。  

カンジダ性爪周辺炎とは

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カンジダ性爪周辺炎
画像引用:たなか皮ふ科クリニックのブログ※4 新潟県村上市にある小さな皮膚科クリニックのブログ

カンジダ性爪周辺炎は、ひょう疽(ひょうそ) ほど炎症が強くなることはありませんが、悪化すると湿ったり膿をもったりすることがあります。

ささくれは「たかが、ささくれ」と軽くみず、悪化させないように注意が必要ですね。

 

ささくれは親不孝?ってホント?

エキサイトニュースで、一般社団法人健康栄養支援センターの臨床栄養部部長、加藤里奈さんが栄養士という視点で回答されています。

親の言うことを聞かず栄養バランスの崩れた不摂生な生活をして心配をかけている⇒親不孝ということが浮かんできます。

親不孝がささくれの直接的な原因になっているとは考えにくいですが、回り回って「 親不孝をするとささくれができる」に繋がっているように思えます。

諸説あるとは思うのですが……

ささくれ=親不孝という方程式は?

親に心配や迷惑をかける、言うことを聞かない、大切にしない……

矢印下向き

一方、ささくれの原因はというと、栄養の不足や偏りと水分や油脂の不足が主なものでしたね。

矢印下向き

親の言うことを聞かず不摂生を繰り返す。このようなことから、“ささくれ=親不孝”と言われるようになったと考えられます。

出典:エキサイトニュース※5 ささくれができるのは親不孝だから?

最後に

日々の暮らしの中で指先を見られていることは意識しないことが多いかもしれませんが、ふとした仕草で指先に視線が集まることがあります。

たとえば、名刺交換のときやママ友同士のお茶会でティーカップをもつときなどなど。

指先美人を目指して、バランスのよい食生活と保湿でささくれをケアしていきましょう。

指先美人には絶対必要な「ネイル」

爪は皮膚の一部って知っていましたか? 爪の手入れ=指先の手入れ。ささくれも爪が割れやすいのも同じなんです。

ネイルのやりすぎなどで爪が薄くなったり、割れたりします。こんな場合は爪への栄養が足りていません。

 

 

 

 

出典:ウーマンエキサイト※1
出典:ウーマンエキサイト※2
画像引用:国立市のひょう疽治療なら、谷保駅前皮フ科※3
画像引用:たなか皮ふ科クリニックのブログ※4
出典:エキサイトニュース※5

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ささくれ原因

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