ユールシンカのレシピ!スウェーデンのクリスマスディナーと世界の料理11選
クリスマスディナーといえば、あなたは何を思い出しますか?
日本の場合、ケンタッキーフライドチキンやローストビーフなどでしょうか?
海外だと七面鳥がイメージされますね。
チポラータ、ラパンのグリル、ルーテフィスク、パネトーネ、ヴァーノチカ、ポルボロン、シュトーレン、エーブルスキワ、ユールシンカなど、知らないとどんな料理かわかりませんよね。このように世界のクリスマス料理はたくさんあります。
これからブレークする料理として、注目しているものが今回紹介する「ユールシンカ」です。
ユールシンカとは、スウェーデンで食べられるクリスマスディナーです。
今回は、ユールシンカについて、簡単に作れるレシピや食べ方アレンジ、世界のクリスマスディナーやケーキをお伝えします。
関連記事
ピタヤが流行の兆しピタヤスムージー&ピタヤボウルの作りかた!あさイチでも紹介されたよ
お伝えすること:目次
Julskinkaユールシンカとは、一体なに?
Photo credit: Zdenko Zivkovic
クリスマスシーズンにかかせない特別な料理が世界各国にあります。ユールシンカはスウェーデンで食べられるクリスマスディナーです。
スウェーデンでは、「Julskinka」
フィンランドでは、「Joulukinkku」と呼びます。
ユールシンカの意味
シンカとは豚のおしりです。
直訳すると、「クリスマスに食べる豚のおしりの肉」
という意味になります。
皮の無い状態の豚もも肉を約3週間も塩漬け、熟成させたハムに特性マスタードを塗って食べます。
ユールシンカの作り方簡単家庭バージョン
材料
- 豚ハム1ブロック丸ごと
- 粒マスタードたっぷり適量(ハムの大きさで調整)
- はちみつ 大さじ5位(ハムの大きさで調整)
- 卵黄 1~2個(ハムの大きさで調整)
- パン粉 1カップ位適量(ハムの大きさで調整)
- クローブ適量
1
まずはこういう豚のハムの塊を入手します。コストコや通販などで購入できます。今回は3.5kgのものを入手しました。
2
ボウルに粒マスタード、蜂蜜、卵黄を入れよく混ぜ合わせ、肉塊に塗っていきます。蜂蜜とマスタードの割合はお好みでOK
3
その上から全体にまんべんなくパン粉をふりかけます。
4
全体にプスプスとクローブを刺して飾りつけます。竹串などで穴を開けてから刺すとやりやすいです。
5
220℃のオーブンで約20分程焼きます。既に火が通っているハムなのでそんなにしっかり焼かなくても大丈夫。
6
クリスマスっぽくデコレーションしたら完成。
今回はチーズフォンデュ用のピックにリボンを付けてみました。
周囲に付け合せとして盛り付けているのは粉ふきいもとプチトマト、ローズマリーです。
豚ハムにこだわる場合、
豚ロース塊肉1kg
※鍋に水を入れ、ローリエとクローブを入れて火に掛けます。
豚ロース塊肉を入れて中火でゆっくりと茹でます。
15分程煮たら火を止め、余熱で温めておき、しばらくしてから取り出します。
取り出した豚ロース肉に粒マスタード、蜂蜜、卵黄を塗って、パン粉を振って前述のとおりオーブンで焼きます。
季節限定ですが、ユールシンカ用のハムを通信販売しているサイトがあります。
詳しくはこちらから>>北欧雑貨&グルメ+AQUAVIT JAPAN
関連記事
ぬか漬けの作り方は簡単便利なぬか床で! 手作りぬか漬けセットで女子力アップ
自宅で七面鳥を焼くより簡単に作れるユールシンカ。食べ方も色々楽しめます
少し甘めの粒マスタードを付けて食べる
1番オーソドックスな食べ方です。
サンドイッチの具材にする
残ったユールシンカは普通のハムのようにサンドイッチに挟んで食べます。
ポトフにして食べる
お肉に味が付いているので作るのも簡単ですよ。
焼豚の代わりにチャーハンにする
細かく刻んで焼豚の代わりにアレンジできます。
骨付き肉の場合、スープができる
骨付きの豚肉の場合、骨は捨てずにスープが取れます。
クリスマスディナーはケンタッキーだけじゃない!スウェーデン以外のクリスマス料理
アメリカ・カナダの七面鳥
クリスマスや感謝祭にお腹に詰め物をして、ローストされた七面鳥(ターキー)を食べる習慣があります。
日本だとディズニーランドで販売されているターキーレッグの方がみんな知っているかもしれませんね。
お皿に取り分けた七面鳥に特性のグレービーソースやクランベリーソースをつけて食べます。
イギリスのチポラータ
粗挽きの小さなソーセージがチポラータです。
イギリスではチポラータソーセージにベーコンを巻いて食べるそうです。
生まれたばかりのイエス・キリストが産着を着た姿を表しています。
関連記事
バレンタイン女子会おすすめ情報20選!さらにおすすめ厳選チョコ9つも紹介
フランスのラパンのグリル
スポンサーリンク
フランスのクリスマスディナーはなんとラパン=うさぎです。
日本だとうさぎはペットですが、フランスではお祝い事があればオーブンで焼いて食べます。
少し抵抗ありますね。ユールシンカは豚肉なのでユールシンカの方がいいですね。
フランスのブッシュ・ド・ノエル
ブッシュ・ド・ノエルは日本でも有名ですよね。丸太の形をしたケーキです。
ブッシュとは、丸太、木、またはクリスマスの薪という意味。
ノエルとは、フランス語でクリスマスの意味。
デンマークのエーブルスキワÆbleskiver
デンマーク語で「リンゴのスライス」という意味です。たこ焼きのように丸く焼いたホットケーキというとわかりやすいかな?
粉砂糖を振りかけてイチゴジャムをつけて食べます。
ホットワインのグルッグと一緒に食べると美味しいです。
関連記事
焼きりんごダイエットの効果がスゴい!初耳学で未公開の事実を本から紹介
ドイツのシュトーレンStollen
最近は日本でも人気になりつつあります。
ドライフルーツとナッツがふんだんに練り込まれたパンです。
食べ方はクリスマスの数日前から少しずつスライスして食べます。日が立つに連れて味がしみてどんどん美味しくなります。
チェコのヴァーノチカvánočka
ヴァーノチカはレーズン入りの編みパンです。
語源はVanoce=クリスマスという意味です。
クリスマスの翌朝に食べるのが一般的です。
ノルウェーのルーテフィスクlutefisk
干ダラの灰汁煮を中心に、ジャガイモや豆のマッシュを添えたノルウェーの伝統的な料理でクリスマスの定番です。
ルーテフィスクはゼリー状のぶよぶよした食感です。干しダラをアルカリ液につけた発酵食品で味は微妙なようです。
スペイン・アンダルシア地方のポルボロンPolvoron
クリスマスシーズンに食べる素朴なお菓子です。
崩れやすいので口の中に入れてから、「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と溶けないうちに3回唱えましょう。
幸せになれるという言い伝えがあります。
イタリアのパネトーネPanettone
大きなパンという意味を持つ、ドーム型の菓子パン。
パネットーネ種の酵母で発酵させたパン生地にレーズン、プラム、オレンジピールなどふんだんにドライフルーツを混ぜ込んで焼いた。甘くて柔らかい食感です。
イタリアでクリスマスを祝うパンとして人気です。
まとめ
スウェーデンのユールシンカをはじめまだまだ知らないクリスマスディナーがあります。日本ではなかなか手に入らない食材を使っている料理もありますが、ユールシンカなら意外と簡単に調理できます。
大きな塊のハムが無くても市販の普通サイズのハムにソースを塗って焼くだけでも十分美味しく食べられます。
すてきなクリスマスになりますように! カメラで撮影したデータはスマホからフォトブックにしませんか?
ワンコインでできるサービスからプロ仕様のアルバムまでありますよ。
くわしくはこちら>フォトブックのおすすめは安い商品?20名のブロガーに最も検索されたサービスとは