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授乳中の頭痛薬は【小児科でもらえる】頭痛歴10年以上のママが試した上手な使いかた

 2017/03/25 子育て  

乳中の頭痛って本当につらいですよね。育児や家事に大忙しの毎日。

ぐっすり寝て頭痛を治せたらいいのですが、兄弟がいたり、夜泣きがひどかったりしたら、そんな時間もないですよね。

 

私も授乳中、頭痛に悩まされてきた一人です。10年以上、片頭痛と付き合いながら3人の子供を育ててきました。

今回は、私の経験をまじえながら、授乳中でも飲んでよい薬の種類とその量、飲むタイミング、頭痛の起きる原因と種類。

そして、薬を飲まずに頭痛とうまく付き合う方法などをお伝えします。

授乳でお悩みのママにはこちらの記事もおすすめです。

母乳の少ないママ必見!完母のため母乳を増やす9つの方法

授乳中に飲める頭痛薬、鎮痛剤とは?

カロナール、病院で処方されます

カロナール

画像引用:QLIFE※1

小児科で、ママも診察を受けられることを知っていますか? 子供を小児科に連れて行ったとき、私も受診して頭痛薬をもらっていました。

小児科の先生がすすめてくれたのは『カロナール』という薬です。

先生、母乳に薬が出ても大丈夫でしょうか?
先生
カロナールは、赤ちゃんが熱を出したときも使う薬だから大丈夫ですよ

 

授乳中の薬はダメとおもっていたので、先生の言葉を聞いて安心したのを覚えています。座薬は、赤ちゃんの解熱剤としてよく使われています。

カロナールの効能
【一般】

<効能A>

次の疾患並びに症状の鎮痛//頭痛、耳痛、症候性神経痛、腰痛症、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経痛、分娩後痛、がんによる疼痛、歯痛、歯科治療後の疼痛、変形性関節症

<効能B>

次の疾患の解熱・鎮痛//急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)

<効能C>

小児科領域における解熱・鎮痛

【シロップ2%】

小児科領域における解熱・鎮痛

参考サイト:お薬110番、カロナール※2

 

タイレノール、市販薬

【第2類医薬品】タイレノールA 20錠

忙しく病院にも行けないときは、市販の薬が使えると便利ですよね。

『タイレノール』はカロナールと同じアセトアミノフェンが成分なので飲んでもよいとされています。

タイレノールの効能

1.頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

2.悪寒・発熱時の解熱

参考サイト:タイレノール、ジョンソン・アンド・ジョンソン※3

イブA錠

【指定第2類医薬品】イブA錠 60錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

 

『イブ』は、服用するときは医師に相談してという記載があります。

イブA錠の効能

月経痛(生理痛)・頭痛・歯痛・咽喉痛・関節痛・筋肉痛・神経痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・耳痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

悪寒・発熱時の解熱

参考サイト:イブ、エスエス製薬※4

ロキソニン

ロキソニンS

『ロキソニン』や、『バファリン』は常にバックに入れているという人も多いのではないでしょうか。これらは、授乳中の服用はさけるよう記載があります。

『ロキソニン』

ロキソニンの効能

○頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

○悪寒・発熱時の解熱

バファリン

【指定第2類医薬品】バファリンA 80錠

『バファリン』

バファリンの効能

頭痛以外にも、発熱、生理痛、腰痛、肩こり痛、歯痛などに効きます。

参考サイト:第一三共ヘルスケア、ロキソニン 、LION、バファリン※5

 

私が授乳中にやっていた薬の飲みかた

頭痛がガンガンひどくなってからでは薬の効きが悪く、2~3回飲まなければすっきりしませんでした。痛くなりそうだと感じたときに、早めに飲むと1回の量で効果がありました。

でも、それよりも少量にしたかったときは、夜に半分の量の薬を飲み、頭を冷やして寝ていました。

  • 疲れている
  • ストレスがたまっている
  • 月経が近い

など、頭痛が起きそうな要因がそろっているときは、この“頭痛予防”としての飲みかたが効果的でした。

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母乳と薬については、国立成育医療研究センターのホームページにくわしい情報がありますので参考にしてみてください。

参考サイト:国立成育医療研究センター※6

授乳中に薬を飲むと、母乳にすべてが影響することはありません。薬の成分が母乳へ移行するのはごくわずかです。

授乳中は特に用法用量を必ず守り、医師または薬剤師に相談しながら自分にあった薬を飲むことが大切です。

頭痛が起きる3つの原因

授乳中の頭痛はどうして起きるのでしょうか?

妊娠、出産は女性の体にとって大きな負担がかかるときです。そのため、頭痛が起きるには3つの原因があります。

  1. ホルモンバランスの崩れ
  2. 骨盤がゆるんだり、ゆがんだりすることによる変化
  3. 肩こりや腰痛

頭痛を改善するには、骨盤矯正をしたり、授乳中に前かがみにならないクッションなど便利グッズを使ってみたりするのもいいでしょう。

音声あり

赤ちゃんが喜ぶ母乳にあずき茶がおすすめです。浮腫みが気になるママにもおすすめです。

あずき茶の効能を徹底的に調べたら10こ発見!作りかたレシピは焙煎がカギ

また、テレビの体操番組で体を動かしてみるのもおすすめです。以前、家族や友達と楽しくおしゃべりをしていたら、いつの間にか頭痛が治っていたということがありました。

適度な気分転換も効果があるので試してみてください。

頭痛の3つのタイプと薬を使わない対処法

頭痛の種類は、大きく3つにわかれます。

  • 危険をともなう突然の頭痛
  • 二日酔いなどの日常の頭痛
  • 慢性頭痛

です。

授乳中に起きる頭痛は、慢性頭痛がほとんどです。

代表的なものに

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  • 片頭痛
  • 緊張型頭
  • 痛群発頭痛

があります。

その中でも特に女性に多いのが「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。

片頭痛の特徴と対処法

日本人の約8%が片頭痛に悩んでいるというデータもあり、とくに女性に多く、男性に比べると4倍も多いです。

片頭痛の前兆

片頭痛の特徴として、頭痛が起こる前兆があります。

20~30%の人が経験しています。

閃輝暗点(せんきあんてん)

片頭痛の30分~数時間前に目の前がチカチカ光って、中心から片すみにかけて見えにくくなります。

片頭痛の原因

頭の血管が異常に拡張することが原因。

ストレスなどによって、セロトニン(神経伝達物質)が増えてしまいます。

セロトニンによって血管が収縮して、そのあと異常に血管が拡張します。その結果、ズキズキ脈打つ頭痛が起きます。

また別の説として、顔面の動きや知覚に関係する三叉神経(さんさしんけい)が、ストレスなどによって、血管を拡張する物質を放出して片頭痛になるという説もあります。

片頭痛の対処法

頭を冷やす

冷えピタや氷などで痛む箇所を冷やしましょう。冷やすことで、異常に拡張した血管が収縮して痛みが軽減します。

逆に血管が拡張する、お風呂や運動、飲酒はさけましょう。

血管の膨張により痛みを感じているので、炎症をおさえるには30分以上冷やすことが必要です。

規則正しい生活

夜泣きがあったり、授乳中のママは難しいかもしれません。できるだけパパに手伝ってもらいましょう。

ストレスや睡眠不足は、片頭痛を悪化します。逆に眠りすぎるのも悪化の原因です。

食品で悪化します

チョコや、チーズ、ワインは片頭痛が起こりやすいといわれています。

頭痛が出る前に食べたものが何だったかメモしておくとよいでしょう。

騒がしい場所、光を避ける

カーテンを閉めて暗くした静かな部屋で、痛む場所を冷やしながら休むと効果的です。

出典:エンパワーヘルスケア株式会社※7 東京大学医学教育国際協力研究センター、北村聖教授が監修されています。

緊張型頭痛の特徴と対処法

緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢でいることによって後頭部を締めつけるような痛みがおこります。

緊張型頭痛は年齢、性別関係なく誰でも起こる可能性があります。

緊張型頭痛の症状

  • 頭の後ろ~頭全体が締めつけられる痛み
  • PC作業など固まったままでの作業をした後に痛む
  • 頭痛にならなくても毎日のように一定の鈍い痛みが続く
  • 軽いめまいがする場合がある
  • 肩こりや首こりがある
  • お風呂など温めるとラク

緊張型頭痛の原因

ストレスやPC作業など固まったままでの作業によって、首や頭の筋肉が緊張して血行不良になり緊張型頭痛が発症します。

肩こりや首こりを慢性的に持っている人が多い。

緊張型頭痛の対処法

お風呂でゆっくり温まる。マッサージやストレッチで、首や肩周りの緊張をほぐす。

100円ショップのツボ押しグッズなど使うと便利です。

普段から長時間の同じ姿勢での作業を控える。

出典:エスエス製薬※8

まとめ

授乳中の頭痛は本当につらいものです。薬のすべてが母乳に影響することはありません。

あなたの症状にあった薬を選んで適量を服用するようにしましょう。

なかなか赤ちゃんを預けて病院に行くことは、難しいとおもいます。赤ちゃんが小児科を受診する機会があれば、小児科の先生に頭痛の相談もできます。

処方せんを書いてもらって頭痛薬を出してくれる場合があります。ぜひ、一度相談してみてください。

処方せんで出してくれるお薬が『カロナール』です。

病院に行く機会がない場合、薬局で頭痛薬を購入するとおもいますが、市販薬だと、『タイレノール』がよいでしょう。

薬剤師さんに相談しましょう。

授乳中は24時間働きっぱなしです。家族のサポートが必要ですね。

今思えば、授乳期はあっというまです。かわいい赤ちゃんとゆったりとした気持ちですごし、頭痛ともうまく付きあってください。

授乳期が終われば離乳食ですね。ここ最近は、子供も大人も魚離れしている場合が多く、DHAが不足しています。

DHAは魚だけでなく、サプリメントやお菓子にもDHA配合のものが増えています。

週に1回魚を食べた妊婦とまったく食べない妊婦を比べたとき、魚を食べた妊婦の子どもは、小児ぜんそくやアレルギー性皮膚炎にかかる危険度が43%も低下したという報告もあります。

ママもDHA摂取できていますか?

お菓子から摂れるとわかっても太っちゃいそうですよね。やっぱりDHAは、「サプリメントからが1番手軽」と思ったあなたにぜひ読んでもらいた記事がこちら⇒DHAサプリ比較、しかも!子供が飲める商品も発見

あなたにあうDHAの摂りかたが必ずみつかります。

DHAサプリ比較7選!しかも子供が飲める商品も発見

 

 

 

 

 

画像引用:QLIFE※1
参考サイト:お薬110番、カロナール※2
参考サイト:タイレノール、ジョンソン・アンド・ジョンソン※3
参考サイト:イブ、エスエス製薬※4
参考サイト:第一三共ヘルスケア、ロキソニン 、LION、バファリン※5
参考サイト:国立成育医療研究センター※6
出典:エンパワーヘルスケア株式会社※7
出典:エスエス製薬※8

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