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妊娠中に青汁を飲む新習慣を!8つのポイントでノンカフェイン無添加の商品を選ぶ

 2017/12/14 妊娠  
妊娠中青汁アイキャッチ

娠中の栄養補給に「青汁」を選ぶプレママがたくさん増えています。

しかし、青汁は商品によっては、抹茶(カフェイン)が含まれているものもあれば、野菜以外の添加物が含まれているものもあります。

お医者さんや助産師さんに相談したくても、商品によっての違いが大きすぎて相談しにくいです。

青汁に限らず、 妊娠・授乳中のママ向け商品には「医師にご相談の上、お召し上がり下さい。」と書いてあります。

なぜそのような注意書きがあるの? って疑問ですよね。

実は、栄養素的には問題ないのですが、妊婦さんを対象とした実験などをおこなうことができないから、青汁を飲んでも絶対的な確証を得られないためです。

「健康食品なので問題なし」と考えるメーカーもあるので、個人の判断が必要ですね。

今回は、妊娠中に青汁をオススメする理由。さらには、妊娠中のプレママにピッタリの青汁の選びかたをお伝えします。

先にオススメ青汁を知りたい人はこちら>>オススメ青汁比較表

妊娠中のプレママに青汁をオススメする5つの理由

妊婦

1.貧血予防

各メーカーから発売されている青汁の主原料になっている「ケール」は青汁にすることにより、ほうれん草や小松菜と同程度の鉄が補給できます。

100gだとしても野菜で食べるより飲むほうが摂取しやすいですね。

100gあたりの鉄含有量

鉄(㎎)
ケール(葉) 0.8
ケール(青汁) 2.9
ほうれん草 2
小松菜 2.8

出典:文部科学省食品データベース※1

2.便秘改善をサポート

妊娠中は今まで快便だった人も便秘になりやすいです。

理由は子宮内に羊水を蓄えるために体内の水分が使われることや、妊娠の初期だとつわりがひどく、水分がとれないことが関係します。

さらに妊娠中は女性ホルモン「プロゲステロン」(黄体ホルモン)の増加があります。

「プロゲステロン」(黄体ホルモン)は子宮の収縮を抑える働きがあり、腸の動きにも影響してしまい、蠕動運動(腸の動き)が低下します。

妊娠前、月経の周期(排卵後から生理前)で便秘になりやすいのも同じ理由からです。

便秘改善のために食事からだと、

  • ドライプルーン
  • ヨーグルト
  • さつまいも
  • バナナ
  • 玄米
  • 大豆
  • 納豆
  • イチゴ
  • かぼちゃ
  • 根菜類

これらを食べている妊娠中のプレママが多いです。しかし、糖質の多い食品もあるので注意が必要です。

医師

青汁を飲むことで水分補給と食物繊維がとれるのが便秘になりやすい体質をサポートしてくれます。さらに腸内環境を整えるために乳酸菌やオリゴ糖も重要です。

3.ホルモンバランスを整える

  • 妊娠中に、女性ホルモンであるエストロゲンは子宮をどんどん大きくしてくれます。
  • もうひとつの女性ホルモン、プロゲステロンは胎盤の形成や乳腺の発達をサポートします。

青汁の主原料の「大麦若葉」「明日葉」「ケール」にはビタミンB6、ビタミンE、亜鉛が少しですが含まれています。

  • エストロゲンの代謝に関わるものがビタミンB6
  • 血行をよくしてくれるビタミンE
  • 細胞分裂を助けてくれる亜鉛
医師

とくに亜鉛は、妊娠中期から後期にかけて低下する傾向が認められています。

妊娠中に酸味のものが食べたくなるのは亜鉛不足という報告もあります。

しかし、日本大学医学部耳鼻咽喉科学教室、久我むつみ氏の論文「妊娠による味覚機能の変化に関する検討」によると、亜鉛欠乏と妊娠初期の味覚障害を関連づけることは困難と伝えています。

出典:妊娠による味覚機能の変化に関する検討※2

4.葉酸が含まれている

水溶性ビタミンである葉酸は、厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、

葉酸の欠乏症は、巨赤芽球性貧血(ビタミン B12 欠乏症によるものと鑑別できない)である。母体に葉酸欠乏症があると、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こす。また、動脈硬化の引き金になるホモシステインの血清値を高くする。

このように伝えており、妊娠中には「葉酸」が必要! という情報はすでにご存知だと思います。

  • 成人女性:240μg
  • 妊娠中:480μg

1日の推奨量が発表されています。

引用:日本人の食事摂取基準(2015年版)※3

葉酸には細胞分裂をうながす働きがあり、胎児や成長期の子供にも必要です。

葉酸は妊娠中の貧血予防にもなりますが、もし貧血になっている場合、葉酸不足が考えられます。

野菜からだと、

  • えだまめ
  • 春菊
  • ブロッコリー
  • アスパラ

これらがオススメですが、食品からだけの摂取は大変なので青汁やサプリメントのサポートが必要になるでしょう。

5.青汁にはビタミン、ミネラルがたっぷり

あなたが青汁を飲もうと検討している理由のひとつが「ビタミン」「ミネラル」が豊富だと思っているからですよね。

メーカーによってバラつきはありますが、妊娠中のプレママにも赤ちゃんにも必要な栄養素が手軽にとれる魅力があります。

使用されている野菜も、

大麦若葉、ケール、明日葉、人参、かぼちゃ、キャベツ、ゴーヤ、小松菜、サトイモ、ブロッコリー、セロリ、さつまいも、紫いも、玉ねぎ、ほうれん草、枝豆

などが使用されている商品もあります。

つわりがひどくても青汁なら飲めたという人もいます。

オススメ青汁を知りたい人はこちら>>オススメ青汁比較表

 

青汁で主に使用される3つの野菜

1.大麦若葉

大麦若葉

青汁の主原料No1といえば「大麦若葉」です。

イネ科の大麦の若い葉のことをいい、鉄分や食物繊維、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、銅、βカロテン、ビタミンB1 、ビタミンC、トリプトファン、アラニン、さらにはSOD酵素も入っており妊娠中の貧血や便秘のサポートにピッタリです。

大麦若葉で期待できる効果
  • 生活習慣病を予防する効果
  • 細胞の健康を維持する効果
  • 骨や歯を丈夫にする効果
  • 冷え性を改善する効果
  • 精神を落ち着かせる効果
  • 貧血を予防する効果
  • 新陳代謝を活発にする効果
  • 免疫力を高める効果
  • 目の健康に働きかける効果
  • 疲労回復効果
  • ストレスへの抵抗力を高める効果
  • 肌荒れを予防する効果
  • 便秘を改善する効果

出典:わかさ生活※4

2.ケール

ケール

普通の野菜としては、なじみがありませんが、ケールは緑黄色野菜の王様と呼ばれるほど栄養が豊富なアブラナ科の植物でキャベツの原種です。

βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、そしてルテインや食物繊維、睡眠の質に関係する成分「メラトニン」も含まれています。

ケールで期待できる効果
  • 目の健康に働きかける効果
  • 皮膚や粘膜を丈夫にする効果
  • 老化を防ぐ効果
  • 睡眠を促す効果
  • ストレスをやわらげる効果
  • 免疫力を高める効果
  • 美肌効果
  • 歯と骨を丈夫にする効果
  • 血流を改善する効果
  • 便秘を解消する効果

出典:わかさ生活※4

3.明日葉

明日葉

青汁の隠れた名脇役が明日葉です。

セリ科の植物の明日葉をメインにした青汁はありませんが、ほぼ全ての商品に配合されています。

βカロテンやビタミンB系統、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維が含まれています。

ビタミンB系はとくにビタミンB2が多い。

※ビタミンB2は細胞の再生や皮膚や爪を作るのに必要です。

昔から不老長寿の薬として重宝がられ、天ぷらにして食べるとほんのり苦くてとてもおいしく召し上がれます。

明日葉に期待できる効果
  • 動脈硬化を予防する効果
  • 高血圧を予防する効果
  • 糖尿病を予防する効果
  • 免疫力を高める効果
  • 便秘を解消する効果
  • 美肌効果
  • 骨粗しょう症を予防する効果
  • 認知症を改善する効果
  • むくみを改善する効果

出典:わかさ生活※4

オススメ青汁を知りたい人はこちら>>オススメ青汁比較表

 

妊娠中に必要な6つの栄養素は?

妊婦

1.葉酸

いまや妊娠中だけじゃなく、妊婦中、産後も絶対必要な栄養素が「葉酸」です。

厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年)」によると、

  • 妊婦中は葉酸を1日あたりの推奨量:480μgの葉酸摂取を伝えています。

なぜなら、神経管閉鎖障害(NTDs)の発症リスクの低減に期待ができるからです。

葉酸

出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)※3

ビタミンB群の1種である葉酸を480μgがどれくらいかというと、アボカドなら約3個分必要です。

アボカド3個分

出典:バイエル薬品株式会社※5

バイエル薬品の神経管閉鎖障害(NTDs)に関する報告によると、日本人妊婦の葉酸摂取量は480μgのほぼ半分48%しか摂取でいていないと報告しています。

2015年の厚生労働省の資料が参考になっているので数値が向上していればよいのですがまだまだ不足しているでしょう。

出典:バイエル薬品株式会社※5

神経管閉鎖障害は、二分脊椎によって歩行障害や排泄機能障害が残ったり、脳の一部が欠損や縮小する無脳症によって流産・死産してしまう可能性

引用:ウーマンマイナビ※6

これから妊活の場合もぜひ葉酸を積極的にとってください。

厚生労働省は、

「妊娠する1カ月以上前から妊娠3カ月までは、葉酸をしっかり摂取するのが望ましい」

と伝えています。

なぜなら、ちょうど2ヶ月目(4~7週)に、脳や脊髄などの神経細胞の約8割が作られていきます。

医師

食事から必要量をとるのは大変です。葉酸は熱に弱い栄養素なので、調理方法によっては、食品の栄養データより半分くらいの量になってしまうからです。

2.鉄分

妊娠中の女性以外も不足しやすい栄養素が鉄分です。

ヘモグロビンの原料にもなる鉄分はとても大切です。ヘモグロビンの減少は発達障害になる可能性があります。

鉄分1日の推奨量
鉄 厚生労働省

  • 女性(18~29歳):10.5㎎
  • 女性(30~49歳):10.5㎎

妊娠中の推奨量は

  • 妊娠初期:プラス2.5㎎
  • 妊娠中・後期:プラス15㎎

引用:日本人の食事摂取基準(2015年版)※3

納豆なら約16.5パック

※1パック40g

牛赤身もも肉なら約11.3枚

※1枚70g

ミネラル分の中ではとても不足している栄養素で、貧血や赤ちゃんの発育にも影響する大事な成分です。

医師

レバーにも鉄分が多く手軽に食べることができますが、ビタミンAが多いので過剰摂取には注意が必要です。そのことを考えると青汁から摂取するほうがよいでしょう。

3.カルシウム

カルシウム1日の摂取量

カルシウム厚生労働省

赤ちゃんの骨や歯の形成に必要なカルシウム。厚生労働省は

  • カルシウムは1日の推奨量を650㎎と定めています

※耐用上限量2,500㎎

カルシウムは骨以外にも、精神を安定させたり、筋肉の収縮に関係したりします。

牛乳や小魚、大豆、ほうれん草、ひじきに多く含まれていますが、手軽さでいうと青汁は便利ですね。

4.マグネシウム

マグネシウム1日の摂取量

マグネシウム厚生労働省

カルシウムとのバランスが大切なマグネシウム。

カルシウムとマグネシウムは血中濃度2:1が理想的なバランスです。

カルシウム2:マグネシウム1

  • 女性(18~29歳):270㎎
  • 女性(30~49歳):290㎎

妊娠中の推奨量は

  • 妊娠初期:プラス40㎎

引用:日本人の食事摂取基準(2015年版)※3

マグネシウムとカルシウムは両方とも意識してとりたい栄養素です。循環器系に必要な必須ミネラルでマグネシウム不足になると、疲れ、ダルさ、イライラなどの症状に悩まさてしまいます。

カルシウムをとりすぎるとマグネシウムが吸収されにくくなってしまいます。そのために、カルシウムをとるならマグネシウムも2:1でとる必要があります。

出典:ニプロ※7

5.食物繊維

食物繊維の1日の摂取量

食物繊維 厚生労働省

便秘ぎみの人はぜひとってほしいものが食物繊維です。5大栄養素(炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質)に、今ではプラスで必要と考えられるほど重要なのが食物繊維です。

厚生労働省のデータによると、

  • 成人女性、1日の食物繊維摂取基準は18g以上です。

ちなみに、食物繊維補給で有名な大塚製薬の『ファイブミニ』ですが、1本で6gの食物繊維が補給できます。

6.亜鉛

亜鉛の1日の摂取量

亜鉛 厚生労働省

ミネラルの中でも不足しやすく意識的にとってほしい栄養素が「亜鉛」です。

  • 妊娠中の亜鉛の推奨量は1日10㎎です
医師

亜鉛が多い食べもので思いつくのが貝のカキですが、生で食べる場合、食中毒に気をつけなければいけません。

納豆などの大豆製品、ナッツや海藻も亜鉛が含まれているのでオススメだよ!

亜鉛は味覚にも関係する栄養素で、不足すると細胞分裂に影響がでて、赤血球が壊れやすくなります。また傷の治りにも関係します。

その他、酵素の活性化、ホルモン合成、分泌の調節、DNA合成、タンパク質合成、免疫反応、胎児の奇形、発育不良にも関係します。

厚生労働省の「総合医療」情報発信サイトによると、子供の成長にも非常に重要な成分だとわかります。

亜鉛欠乏症は、乳児および小児の成長の遅れ、思春期における性的発達の遅延、および男性のインポテンスの原因となります。

亜鉛欠乏症は、脱毛、下痢、目や皮膚のただれ、食欲不振の原因にもなります。

また、体重減少、創傷治癒の問題、味覚の消失や覚醒状態の低下も起こりえます。

引用:「総合医療」情報発信サイト、厚生労働省※8

オススメ青汁を知りたい人はこちら>>オススメ青汁比較表

 

妊娠中の青汁は危険では?

胎児エコー写真

青汁は栄養価が高く手軽な飲みものですが、妊娠中には気になるビタミンAやカロリーの心配がありますよね。青汁は植物性のビタミンA(βカロテン)なので心配無用です。

青汁のビタミンAはβカロテンです

ビタミンAの過剰摂取で問題になるのは、レバーやうなぎなどの動物性に多い「レチノール」です。

青汁などの緑黄色野菜に多いものが「βカロテン」なのです。

βカロテンの特徴は、プロビタミンA(ビタミンAの前駆体)といって、体の中で必要量しかビタミンAに変換されません。残ったβカロテンは抗酸化物質として働きます。

野菜から摂取するならモロヘイヤ、かぼちゃ、にんじん、春菊、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜などに含まれているので、炒めものなど油と一緒に食べるようにしましょう。

※βカロテンは脂溶性なので油と食べることで吸収されやすくなります。

ビタミンAの役目
  • 粘膜を健康に保つ

皮膚、鼻、気管支、ノドなどの粘膜

  • 免疫機能の維持

ウイルスや細菌から体を守ってくれます。

  • 暗い場所での視力を維持する

「暗順応」とよばれ、網膜で光の明暗を判断するのに必要な色素「ロドプシン」の主成分になります。不足すると「夜盲症」(やもうしょう)になるおそれがあります。

※サイトによっては、「βカロテン」のことを「βカロチン」と記載しているものもありますが、文部科学省の「五訂日本食品標準成文表」で「カロチン」が「カロテン」に変更されているので「βカロテン」で統一してご案内しています。

ビタミンA過剰症

妊娠中のプレママがレチノールををとりすぎると、赤ちゃんの耳の形態異常の危険性が報告されています。

日本産婦人科学会の『食事と先天異常』では、緑黄色野菜から摂取が推奨されています。

出典:日本産婦人科学会※9

また、厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトには、

過剰量のビタミンAを慢性的に摂取した場合には、頭蓋内圧の上昇(偽脳腫瘍)、浮動性めまい、悪心、頭痛、皮膚炎、関節や骨の痛み、昏睡がみられ、死亡することもある

中略

多くはサプリメント由来の既成ビタミンAや医療用レチノイド剤の過剰摂取によるものである

と記載されており、普通の食事だけなら心配する必要はなさそうです。

出典:統合医療」情報発信サイト厚生労働省※8

妊娠中のビタミンAの摂取量(1日)

ビタミンA 厚生労働省

画像引用:日本人の食事摂取基準(2015 年版)※3

18〜29歳の妊婦

  • 妊娠初期~中期:650μgRE
  • 妊娠後期:730μgRE

30〜49歳の妊婦

  • 妊娠初期~中期:700μgRE
  • 妊娠後期:780μgRE

カロリーが心配

カロリーは商品ごとに違ってきますが、参考に有名な飲みものを掲載します。

カゴメトマトジュース190g

カゴメ トマトジュース 低塩 190g×30本

エネルギー:36kcal

カゴメ 野菜生活100オリジナル200ml

カゴメ 野菜生活100 オリジナル 200ml×24本

エネルギー:64kcal

出典:カゴメ※10

kキッコーマンおいしい無調整豆乳200ml

キッコーマン おいしい無調整豆乳 200ml紙パック×18本入×(2ケース)

熱量:115kcal

出典:キッコーマン※11

明治おいしい牛乳 200ml

明治 おいしい牛乳 200ml 24本入

エネルギー:137kcal

出典:明治※12

明治ブルガリアのむヨーグルトLB81プレーン200g

【特保】明治ブルガリアのむヨーグルトLB81プレーン★【200ml×24本】★TTM

エネルギー:134kcal

出典:明治ブルガリアヨーグルト倶楽部※13

※カロリー=エネルギーではありませんが、わかりやすく説明するためカロリーと伝えています。

青汁を飲むときに豆乳などで作ることもあると思います。そのときは、カロリーや糖質などに注意してね!

オススメ青汁を知りたい人はこちら>>オススメ青汁比較表

 

妊婦さんが青汁を選ぶ8つのポイント

青汁の選びかた

「さぁ青汁をはじめよう!」と思ってもたくさん種類があってこまりますよね。

ポイントをおさえて、ベストな商品を選びましょう。

  1. 妊娠中でもはじめやすいお試しや返金保証があるか
  2. 国産野菜だけか
  3. カフェインが入っていないか
  4. 無添加なのか
  5. 妊娠中に必要な栄養がとれるか
  6. 味はどうか
  7. 糖質は多くないか
  8. 有名なメーカーかどうか

1.妊娠中でもはじめやすいお試しや返金保証があるか

妊娠中は味覚が変わる人がたくさんいます。初期にはつわりもありますし……

購入するときに、

  • 少ない量で販売されているか
  • 通販なら返金保証がついているか

このふたつは注目して商品を選びましょう。

2.国産野菜だけか

可能であれば国産の野菜で、産地や栽培方法がわかる商品がよいですね。

私個人の意見ですが、中国産の野菜を使っている商品はちょっと嫌ですね。

中国産野菜を使用している商品は、他の商品より安い場合が多いです。

3.カフェインが入っていないか

お医者さんや助産師さんから多少のカフェインは構わないと言われているかもしれません。ただ、カフェインをとるなら美味しい紅茶などのほうがよいですよね。

青汁の場合、美味しく感じるために「抹茶」「糖質」を加えている場合があります。

産後の母乳のつまりにも青汁がよいのですが、一般的にはハーブティーが有名かもしれません。だけど、ハーブティーもカフェインを含んでいるので注意が必要ですね! 

妊娠中に青汁を飲むなら美味しさを求めすぎないほうがよいですよ。カフェインや糖質が含まれている可能性が多いです。

カフェインに関するデータを紹介します。

安全とみなされる量 体重40kgの人なら 体重60kgの人なら 体重80kgの人なら
成人:1回に3mg/kgまで 1回120mgまで 1回180mgまで 1回240mgまで
成人:1日に5.7mg/kgまで 1日228mgまで 1日342mgまで 1日456mgまで
小児~青年:1日に3mg/kgまで 1日120mgまで 1日180mgまで 1日240mgまで
妊婦・授乳婦:1日200mgまで

欧州食品安全機関(EFSA)が2015年5月27日発表。カフェインの安全性に関する科学的意見書

 

飲料/食品/薬剤 カフェイン量 備考
レギュラーコーヒー抽出液 約60mg 100mL当たり
インスタントコーヒー 約60mg 同上(粉末2gを溶かす)
ピュアココア(無糖) 約10mg 同上(粉末5gを溶かす)
ミルクココア(加糖) 微量 同上(粉末20gを溶かす)
玉露 約160mg 同上
煎茶 約20mg 同上
紅茶 約30mg 同上
ウーロン茶 約20mg 同上
コーラ 10~19mg 同上
ミルクチョコレート 25~36mg 100gあたり
高カカオチョコレート 68~120mg 同上
カフェインサプリメント 200~600mg/日 輸入品
燃焼系サプリメント 100mg/日 国産品
缶コーヒー 100~150mg/本 ショート缶
エナジードリンク 22~142mg/本
栄養ドリンク 30~50mg/本 ほとんどが50mg/本
眠気覚ましドリンク 100~150mg/本

出典:日経スタイル※14

4.無添加なのか

自分ひとりなら多少の添加物は気にならないかもしれません。また、添加物が確実に健康被害に関係するわけでもありませんし。

ただ、赤ちゃんのことを考えるとこだわりたいポイントです。

化学調味料、人工甘味料、合成着色料、人工保存料、合成香料は控えたい添加物です。

5.妊娠中に必要な栄養がとれるか

青汁ならどの商品でもバランスよく栄養がとれるのが魅力ですね。

  • 葉酸
  • 鉄分
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 食物繊維
  • 亜鉛
  • ビタミン

など。

6.味はどうか

味はどうしても試す必要があります。少量から購入できたり、返金保証があったりする商品がよいですね。

7.糖質は多くないか

青汁は野菜からふんだんに栄養がとれるのが魅力ですが、甘さが物足りない人もいると思います。

しかし、人工甘味料で甘くしている商品もあるので注意してください。

甘さはご自身で調整できます。

はちみつ改

  • ハチミツやオリゴ糖を使えば体にやさしい甘さを加えることができます。
  • とくにオリゴ糖は乳酸菌のエサになるので、腸内環境を整えるのにはぜひ使いたい甘味料です。
  • てんさい糖にはオリゴ糖が含まれています。

※ハチミツは1歳未満の赤ちゃんには使用禁止です。

8.有名なメーカーかどうか

テレビコマーシャルなどでよく見聞きするメーカーを選ぶのは安心感がありますね。

しかし、一般的に広告費を使ってどんどん宣伝している商品には、広告費が追加されているはずです。その結果、薄利多売か商品の質が悪い可能性があります。

それと有名だからと言って、妊娠中のプレママのための商品なのかは疑問が残ります。

 

オススメ青汁の比較表

HAPPY VEGE

ハッピーベジー

めっちゃぜいたくフルーツ青汁

 

めっちゃぜいたくフルーツ青汁ミニ

キューサイ 青汁善玉菌プラス

キューサイ青汁善玉菌プラス

お試しや返金保証があるか

10日間返金保証あり

返金保証あり

国産野菜だけか

主原料を含め全て九州産のみ使用

国産だが産地までは不明

農薬・化学肥料不使用で栽培した国産ケール(産地不明)

カフェインが入っていないか 抹茶
無添加なのか 甘味料や香料など多数 国産ケール(農薬・化学肥料不使用)、ビタミンCのみ
妊娠中に必要な栄養がとれるか
味はどうか 青臭さの無い普通の青汁 フルーツが多く青汁っぽくない 青臭さの無い普通の青汁
糖質は多くないか 甘さ控えめ自然な味 多い ケールとビタミンCのみ
有名なメーカーかどうか

『はぐくみプラス』福岡にある妊娠、出産、子育てに関する商品を販売している

『clavis』女性タレントのぺこさんを起用して販売している

青汁といえばキューサイ

3種類の青汁を飲み比べてみました

オススメ3種の青汁

今回編集部で3種の青汁を飲み比べてみました。

粉末を確認すると1番白っぽいのが、右の『めっちゃぜいたくフルーツ青汁』です。写真ではわかりにくいのですが、原材料に色々なものが使用されているので白っぽくなるのでしょう。

一方、『キューサイの青汁』は国産ケールとビタミンCだけですが、1番濃い緑色です。

『HAPPY VEGE』はちょうど中間の色でした。

青汁の粉末状は?

左:キューサイ 真ん中:HAPPY VEGE 右:めっちゃぜいたくフルーツ青汁

 

キューサイの青汁

キューサイの青汁だけ個包装になっていません。しかも、商品には「専用スプーン」と書いてあるのですが、それがどれなのかわかりません。奥に埋もれている? かもしれませんが、持ち運べないし、量が正しく計れません。

 

青汁水で作った

同じ量の水で作ってみました。

『めっちゃぜいたくフルーツ青汁』はフルーツの成分や抹茶が入っているので粉末の香りもよく、飲みやすい商品だと思いました。

妊娠中だと、抹茶(カフェイン)がどうしても気になるので残念なポイントです。

『HAPPY VEGE』は、抹茶や添加物が入っていないのに、飲みやすいと思いました。抹茶が入っていないので封を開けたときの香りなどはほとんどありません。

『キューサイの青汁』は、他の商品に比べると、多少の青臭さは感じます。だけど、最初にイメージしていた「まずい!」ということはありません。

 

飲み終えた感想

青汁飲み終えた写真

少し、汚いのですが、飲み終えたコップをみると、『めっちゃぜいたくフルーツ青汁』はザラザラした粉っぽさが残ります。最後のほうは口に残る感じがしました。

味は薄くなるけど、水の量を増やすと解決するかもしれません。

『HAPPY VEGE』は、写真を見てもわかりますがサラッと最後まで同じように飲むことができます。

『キューサイの青汁』は、粉っぽさはそこまでではありませんが、溶けにくいです。軽量スプーンが無いので若干量が違っているかもしれません。しかし、他の商品と同じように作るとコップの底に粉末が残ってしまいます。

「最初はお湯で溶く」。「水の量を増やす」何か一手間くわえる必要があるでしょう。

飲みやすさや、購入金額などを考えると妊娠中のプレママには、『HAPPY VEGE』をオススメします。

 

妊娠中にオススメ青汁は『HAPPY VEGE』

HAPPY VEGE

返金保証もあり、ノンカフェインで無添加なので、妊娠中のプレママが青汁でほしい効果が手に入ります。

有名なメーカーでは無いのが気がかり。サイトで調べたり、図々しいのですが営業担当者に会って話を聞いてきました。(後述)

  • 初回980円(税込)送料無料
  • 2回目以降3,980円(税込)
  • 通常6,980円(税込)
  • 30包入(個包装)
  • 定期縛りなし
  • 10日間返金保証

 

 

妊娠中で安心感のある青汁なら『キューサイ青汁善玉菌プラス』

キューサイ青汁善玉菌プラス

青汁の老舗ブランド! 主原料が国産ケールのみというこだわり。ノンカフェインで無添加もうれしい。

返金保証やお試しサイズが無い。主原料がケールのみなので栄養素の豊富さや飲みやすさでいうとやや残念。

  • Amazonで5,830円(税込)送料無料
  • 定期縛り無し
  • 420g(30日分)
  • 個包装では無いので持ち運びは向いていない

 

 

妊娠中じゃ無いけど青汁をはじめたい人にオススメは『めっちゃぜいたくフルーツ青汁』

めっちゃぜいたくフルーツ青汁

とにかく飲みやすく、返金保証もあり! 置き換えダイエットを実践したい人にもオススメ。タレントのぺこさんがイメージキャラクター

カフェインや甘さを求めるため添加物が入っています。購入には定期しばりがあるので注意が必要です。「妊婦が飲んでも問題ありません」と書いてあるが、カフェインや添加物が心配。

  • 初回1,180円(税別)送料無料
  • 2回目以降4,480円(税別)
  • 通常8,960円(税別)
  • 30包入(個包装)
  • 定期6回縛りあり
  • 返金保証あり

 

 

 

プレママにオススメしたい、『HAPPY VEGE』ですが、販売しているメーカーを知らなかったので直接聞いてみました。

『HAPPY VEGE』のはぐくみプラスさんに聞いてみました

はぐくみプラスさんは、福岡に本社のある妊娠、育児関連の専門店です。

会社のコンセプトが、

  • 日本中のママの妊活、育児をはぐくむお手伝い
  • ほかの通信販売会社ではない、圧倒的な感動サービス

ということなので、このふたつについて質問した内容をまとめました。

日本中のママの妊活、育児をはぐくむお手伝い

はぐくみプラス会報誌
ブログページ

通販会社なのですが、積極的にママやプレママへの情報発信をしています。スタッフがブログを書いたり、会報誌を購入者に発行したりしています。

はぐくみプラス季刊誌
拡大して読むならこちらをクリック>>はぐくみプラス季刊誌

ほかの通信販売会社ではない、圧倒的な感動サービス

はぐくみプラスイベント

通販会社のサービスだと、割引や試供品などを思い浮かべていましたが、まったく違っていました。

定期的な購入をされているかたへ、「妊娠祝い」「出産祝い」「お中元、お歳暮」を届けているそうです。

さらに驚いたのが、福岡や東京で、ママや赤ちゃん向けのイベントを開催しています。福岡での開催が多いようですが、興味のある人は参加されるのもよいかも。

おこなってきた主なイベントが、

ねんねアート
はぐくみプラスねんねアート

フォトブース
はぐくみプラスフォトブース

ベビーマッサージ
ベビーマッサージ

英語絵本読み聞かせ
英語絵本読み聞かせ

布ナプキン作成講座
布ナプキン作成講座

有名メーカーにはない、販売者と購入者の距離が近い会社だと感じました!

はぐくみプラスさんでは青汁以外にも、子供の成長に関する商品、ママの美容に関する商品など多数あります。

商品だけで選ぶのもよいかもしれませんが、あなたと赤ちゃんにも関係するので、販売者の考えや活動で選ぶのもよいかもしれませんね。

まとめ

青汁は妊娠中や授乳中の女性には、最適な栄養素が含まれている飲みものだとわかりました。

しかし、カフェインや添加物が入っているものもあるので注意が必要ですね。

8つのポイントをおさえて、ベストな商品を選びましょう。

  1. 妊娠中でもはじめやすいお試しや返金保証があるか
  2. 国産野菜だけか
  3. カフェインが入っていないか
  4. 無添加なのか
  5. 妊娠中に必要な栄養がとれるか
  6. 味はどうか
  7. 糖質は多くないか
  8. 有名なメーカーかどうか

妊娠中の青汁は『HAPPY VEGE』が1番のオススメです。

HAPPY VEGE

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出典:文部科学省食品データベース※1
出典:妊娠による味覚機能の変化に関する検討※2
引用:日本人の食事摂取基準(2015年版)※3
出典:わかさ生活※4
出典:バイエル薬品株式会社※5
引用:ウーマンマイナビ※6
出典:ニプロ※7
引用:「総合医療」情報発信サイト、厚生労働省※8
出典:日本産婦人科学会※9
出典:カゴメ※10
出典:キッコーマン※11
出典:明治※12
出典:明治ブルガリアヨーグルト倶楽部※13
出典:日経スタイル※14

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