ネイル サロンが初めての人必見!サロンデビューで失敗しない7ステップ
ネイルはしたことがあるけど、ネイルサロンに行ったことがあるという人は意外と少ないのをご存じですか?
マイナビウーマンがおこなったアンケートによると、「ネイルサロンに行ったことある?」という質問に「はい」と答えた人は約3割、行っていない人が多いという結果がでています。
理由は、
- 料金やネイルサロンの雰囲気がよくわからない
- 仕事で禁止されている
など、行きたいと思ってはいてもなかなか行けない人が多いようです。
ネイルサロンに行ったことがないと、わからないことがたくさんあって心配になってしまいますね。
そんなあなたの不安が少しでも減らせたらと、ネイルサロンはリラックス&リフレッシュの場と思っている私がネイルサロンに行く前に知っておきたいアレコレをお伝えします。
出典:マイナビウーマン※1
お伝えすること:目次
はじめての体験!ネイルサロンってどんなとこ?
ネイルサロンはどんなとこなのか?
未体験のことは事前に知っておきたいですよね! ネイルサロンには、さまざまな形態があります。
- デパートやショッピングセンター内の店舗
- 美容室と併設
- 単独店舗
- 個人宅
などです。
NPO法人「日本ネイリスト協会」発表のネイル白書 2016-17によると、2015年現在で 24,450 店舗あり、都心部を中心にますますふえています。
出典:ネイル白書 2016-17※2
サロンの雰囲気は、カジュアルな雰囲気やクローズドな雰囲気とさまざまです。
私の経験では、デパートやショッピングセンター内のネイルサロンは、細長いカウンターに数人が横に並んで施術を受けるタイプが多いです。
また、単独店舗では、ひと席ひと席の距離が適度にあいていて美容室に近い空間や個室で施術を受けるサロンもあります。
ネイルサロンに行く前の失敗しないための準備!7ステップ
- ネイルサロン選びのチェックポイント!
- 事前予約
- 日時
- 予算
- どんなネイルにするかデザインを選ぶ
- デザインを相談しながら決める場合
- ネイルサロンに行く前のセルフケアについて
はじめてのネイルサロンは、期待と不安でいっぱい。失敗しないための準備をご紹介します。
1.ネイルサロン選びのチェックポイント!
たくさんあるネイルサロン、どこへ行けばいいのかと迷ってしまいますね。
さまざまな情報をインターネットから手に入れることができますので、ホームページはもちろん、ブログやフェイスブック、Instagramからも情報収集しておきましょう。
ホームページをチェックする際のポイント!
- メニューの内容や料金がわかりやすく表記されていか
- ネイルのデザインやカラーサンプルなどが載っているか
- 初心者が知りたいことや不安に思うことが「Q&A」などに書かれているか
- ネイリストの技術や専門知識などが紹介されているか
- 店内の写真が載っているか
- フェイスブックやブログで常に最新の情報を発信しているか
ホームページやフェイスブック以外に、口コミサイトも複数のネイルサロンのチェックにオススメです。
最近はインターネットで予約ができるお店が増えました。しかし、実際に電話で問い合わせをして、スムーズな対応ができているかを確認するのもネイルサロン選びの判断材料になります。
私はネイルサロンに限らず、はじめてのお店に行くとき一度は電話で問い合わせをし、スタッフの電話対応をチェックします!
2.事前予約は必要なの?
ネイルサロンは完全予約制のところも多く、そうではないサロンでも予約が優先です。
予約をせずに直接サロンに行って施術をしてもらえる場合もありますが、基本的に予約優先ですので、ネイルを確実にしてもらうためには予約を必ずしましょう。
電話での予約のほうがサロンに行く前の注意点を聞いたり、不安に思っていることや不明な点を直接質問できたりします。
3.日時
予約の際、希望の日時が空いていないこともあります。希望日時は第3希望くらいまでの候補を決めておきましょう。
4.予算
ネイルサロンの料金表示は、
- 全部を含めた料金表示
- 単品での料金表示
ふたつのパターンがあり、ホームページで料金を確認しても最終的なお会計がわからない場合もあります。
お会計のときに「えっ、そんなに!? 」とならないよう、不明な点は必ず事前に問い合わせをしてね!
5.どんなネイルにするかデザインを選ぶ
ネイルのデザインを決めるのは当日で問題ありませんが、はじめてのときは特にどんなデザインにするか迷ってしまうことも多いです。
デザインを相談する時間が長くなると施術時間が短くなってしまうこともあります。
どんなネイルにしたいかの、自分のイメージに近い写真などを用意できると、施術のときに伝えやすいですよ!
ネイルサロンでファイリングのみ!ケアのみしたいけど大丈夫?
毎月の出費がキツいからケアだけでもお願いしたいけど迷惑では? と思っているかたも多いでしょう。
必ず予約して行けばサロンは歓迎してくれますよ。
ファイリングやケアは30分いないで大抵終わりますので
予約表の30分空き時間を埋めてくれるためむしろ大歓迎です^^
男性の場合、ケアのみ施術されるかたも増えています。
時間をあわせる必要がありそうですが、サロンも予約をうまく埋めれるのでWin-Winな関係になれます。
引用:Yahoo!知恵袋※3
ネイルをするのはハンド? それともフット?
ネイルをするのはハンドかフットかを決めておきましょう。
もちろん、両方もOKですよ!
6.デザインを相談しながら決める場合
ネイルのデザインを相談しながら決めたい場合は「カウンセリング」に力を入れているネイルサロンをチョイスしましょう。
大体のイメージやデザインなど、たとえば「落ち着いたイメージ」や「シンプルなイメージ」「ガーリーっぽいイメージ」などザックリでもよいのでアナタの希望しているデザインを伝えましょう。
やってみたいネイルのデザインが決まっている場合は「持ち込みデザイン可」のネイルサロンをチョイスするとアナタの希望を叶えてくれやすいですよ!
7.ネイルサロンへ行く前のセルフケアについて
ネイルサロンへはセルフケアはおこなわずに行くのがベストです。
ネイルをする際は、爪に油分があると接着力が弱まってしまいますので、ハンドクリームやネイルオイル、日焼け止めなども塗らずに行きましょう。
甘皮処理などもメニューの中にネイルケアとして含まれているサロンがほとんどですので、何もしない状態で行くのがベストです。
爪の長さ
爪は基本的に伸びたままの状態がベストです。希望の形に整えるには爪が長いほうがよいです。
指毛の処理
指毛の気になる人は処理しておくと、女性として恥ずかしい思いをしなくてすみます。
仕上がったネイルを写真に撮ってInstagramにアップする場合は、指毛のないキレイな手を準備しておくほうがよいですよね!
ハードジェルとソフトジェルはどう違うの?
ネイルはジェルが主流となり、ネイルサロンでも定番になっています。
耐久性の面でマニキュアよりもすぐれていて、透明感のあるツヤや女性らしいポッテリ感など、いろいろとデザインを楽しめ人気があります。
ジェルネイルはハードジェルとソフトジェルの2種類あります。
最初に誕生したジェルネイルがハードジェルです。数年前までは、ジェルネイル=ハードジェルでした。
ハードジェルはジェルネイルの元祖!
ハードジェルは硬度が高いため耐久力があり、長さ出しをおこなうのに適しています。強度があるため重いストーンなどを使用するデザインにも向いています。
ツヤ感がキレイに出やすく、透明感のあるデザインに仕上がります。
定着がよく水仕事などをしても剥がれにくいのがハードジェルのメリットですが、自爪を傷めてしまうデメリットもあります。
ハードジェルはオフするときに削り落とす必要がありますので、自爪もある程度は削れてしまいます。回数を重ねると、どんどん自爪が薄くなってしまいます。
また、定着をしっかりさせるためのプライマーが、自爪の変色などに繋がることもあります。
ソフトジェルはネイルアートを手軽に楽しめる!
最近はソフトジェル(ソークオフジェル)がジェルネイルの主流になってきました。
特徴はリムーバーで簡単にオフできる点です。ハードジェルをオフするときのように削り落とす必要がないため、自爪を傷めずにすみます。
ソフトジェルは色を混ぜて使うことができ、オリジナルな色を作ることも可能なためデザインの幅も広がります。
柔軟性があり折れにくいのが特徴ですが、水仕事などをおこなうと剥がれやすく、長持ち度はハードジェルより劣ってしまいます。
また、ジェルの種類によっては変色を防ぐためにトップコートを定期的に塗り直さないといけないものもあります。
自爪を傷めずネイルアートを手軽に楽しみたい派はソフトジェル、透明感のあるネイルアートを楽しみたい派はハードジェルがオススメです。
スカルプチュアについて
スカルプチュアは付け爪(人工爪)の一種です。自爪の上に、アクリル樹脂やジェルなどを直接盛ることで爪を長くすることや補強をおこなうことができます。
ネイルチップを貼り付ける通常の付け爪と違い、自爪にあわせてひとつひとつ作っていくので爪の大小や形に関係なく自然な仕上がりになり、ネイルチップに比べると、自爪との密着がすぐれています。
色付きの材料を使用することで、磨耗しても色を保つことができますし、ラメなどを混ぜるとオリジナルな演出もできます。
すぐれた特徴を持っているスカルプチュアですが、注意も必要です。
ネイルチップに比べると施術に時間がかかり、除去する際はやすりで削るかアセトンなどの溶剤で溶かします。そのため着け外しをひんぱんにすると自爪を傷めてしまう可能性があります。
スカルプチュアの除去はネイルサロンでおこなうことになりますので、時間と費用が必要です。
スカルプチュアは装着して2~3週間経つと浮いたり欠けたりしてしまいますので、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠り浮いたままになっていると、自爪とスカルプチュアの間に細菌が発生する「グリーンネイル」になる恐れがありますので気をつけましょう。
グリーンネイルは細菌感染の一種
画像引用:SNOWのネイルブログ※4 ネイリストのかたが書いた爪に関係するブログです
爪カンジタ症がもとで結果的に緑膿菌(りょくのうきん)に感染してしまいます。
カンジタ菌が爪の中で異常増殖するのが爪カンジタ症。
普段は害のない常在菌である緑膿菌が、免疫の落ちた状態や、ネイルが剥がれたスキマに水が入り湿った状態に緑膿菌が発生するのがグリーンネイルです。
覚えておきたい! キレイに魅せる爪の形
爪の形によって、見ための印象は違ってきます。爪の形を知っておくとデザインも選びやすくなります。
オーバル
画像引用:ジェイエステティック※5 美を追求して39年脱毛・トータルエステのジェイエステティック
爪を指の先端より少し伸ばし、卵型に爪の形を整えます。
指が太めな人はオーバルに整えると、指から爪へ自然と繋がった印象になるので指がスラッと見えます。
ラウンド
画像引用:ジェイエステティック※5
爪の形を指の先端と同じカーブに整えます。
爪が大きい人はラウンドに整えると、女性らしい指先になり、爪が指と馴染み自然でオトナっぽい印象になります。
ポイント
画像引用:YOSA(ヨサ)&ネイル※6 岐阜県土岐市にあるYOSA(ヨサ)&ネイルのトータルエステティックサロンです。
今ある横幅から爪の先端にかけて、自然と細く整えます。
爪の形の横幅が広い人は、ポイントに整えると指が長く見えます。
スクエアオフ
画像引用:ジェイエステティック※5
爪の形を四角く整え両端を丸く削り整えます。
のっぺりとした爪の形の人はスクエアオフに整えると、爪が長く見え指までも長くキレイに見えます。
ノーサンディングについて
サンディングは削ることをいい、ノーサンディングとはサンディング(削ること)をしない施術のことです。
ジェルネイルを自爪に定着させるときに通常は自爪をサンディングし、ジェルネイルが剥がれにくくなるよう下処理をおこないますが、最近のソフトジェルはメーカーによってサンディングが不要なものもあります。
フィルインについて
フィルインはアセトンなどの溶剤を使用したオフせず、伸びてきた爪の根元部分にジェルネイルを付け足す施術のことです。
オフする際にアセトンなどの溶剤を使用しないため、爪を傷める心配がなくデザインを長持ちさせることができます。
また、スカルプチュアの場合も伸びてきた根本だけを直すことができるので、ネイルアートを長く楽しむことができます。
ネイルのオフと付け替えオフ
ネイルのオフとは、ジェルネイルやスカルプチュアを除去することです。
たとえば、メニューに「オフのみ」とあった場合は、ジェルネイルやスカルプチュアの除去のみおこない、ネイルアートやスカルプチュアはおこないません。
ネイルの付け替えオフとは、現在ジェルネイルをしていて、新たにオーダーする際に現在のジェルネイルを除去することです。
自爪に戻したい場合は「オフ」のみを選び、新しいジェルネイルを楽しみたい場合は「付け替えオフ」を選びましょう。
高度な技術が必要な施術の場合
特殊なアートやキャラクターアートなど高度な技術が必要なネイルアートを希望する場合、当日オーダーして断られてしまうこともあります。希望するネイルアートがオーダーできるかどうかを事前に確認しておきましょう。
ネイルの補強や長さ出し
長さ出しとは、スカルプチュアのことです。
人工的にジェルやアクリルで自爪の長さを出す施術方法です。
長さ出しには3種類あります。
アクリルスカルプチュア
アクリルスカルプチュアは、強度があるため長さ出しに最適ですし、亀裂の補強にも向いています。
強度の面ですぐれていますので、スーパーロングなど長さのあるアートをしたいときに使用します。自爪は短いけれど長さのあるロングネイルを楽しみたい場合は、アクリルスカルプチュアでの長さ出しがオススメです。
ジェルスカルプチュア
長さ出しをジェルでおこなう場合、ハードジェルを使用します。
アクリルスカルプチュアに比べ少し強度が弱いですが、自然な爪の長さを出すのに適しています。透明度がアクリルスカルプチュアよりも高いため、美しいクリア感を出したいときにオススメです。
チップでの長さ出し
爪の先端に専用のネイルチップを貼り付け、上からスカルプチュアやジェルでコーティングをおこない仕上げます。
強度は3つの種類の中で最も低いですが、着け心地が軽いのが特徴で、自爪に負担をかけず自然な長さを出すことができます。
ネイルサロンに到着してから施術まで
はじめてのネイルサロンではわからないことも多いので、予約当日の流れをまとめてみますね。
- 入店(予約した時間の5分~10分前には到着しましょう)
- トイレは済ませておきましょう
- カルテに記入します
- カウンセリング(爪の状態などをネイリストに伝えましょう)
- デザインの相談(希望のデザインなどを伝えましょう)
- 施術開始
ネイルサロンの予約時間は厳守しましょう
予約した時間を守るのは最低限のマナーですよね。
ネイルサロンによっては5分~15分の遅刻でも、予約時間を過ぎているという理由から受付をしてもらえない場合や希望していたアートができないこともありますので、時間には余裕を持ちましょう。
できれば予約した時間の5分〜10分前にはネイルサロンに到着しておきたいですね!
遅刻と同じくらい避けたいのが、当日キャンセルです。
予約当日にやむを得ない事情ができてしまった場合以外は、当日キャンセルをしないようにしましょう。
当日の予定には余裕を!
ネイルサロンの予約の前後に予定がある場合、おおよその終了時間を確認しておくと安心です。できれば予約のときに時間に制約があることを伝えるようにしましょう。
施術を受ける段階になって急に、予定の時間より早めに仕上げて欲しいなどの要望はサロンの迷惑になりますし、希望していたネイルアートができなくなってしまう可能性もありますので気をつけたいですね。
トイレは事前に済ませておきましょう
ネイルの施術時間は、短くても約1時間はかかります。デザインによって違いますが、大体2時間くらいは必要な場合が多いです。
施術中はトイレに行くことができませんので、トイレは施術前かお店に入る前に済ませておきましょう。
また、はじめて行くネイルサロンでは、緊張してトイレに行きたくなる可能性もありますので、お店に入る前は飲みものの取り過ぎに気をつけたいですね。
施術中について
ネイルサロンには、さまざまな人が来ていますので、はしゃぎ過ぎにご注意を!
はじめてのネイルサロンでは、気持ちが高ぶってしまうかもしれませんが、落ち着いて施術を受けましょう。
希望はキチンと伝えて、工程も確認しましょう
すべての施術が終わってから「希望していたのと違う」と伝えるのはマナー違反です。
ジェルネイルを硬化する前など施術の工程ごとに確認されますので、希望があれば硬化の前にきちんと伝えるようにしましょう。
おしゃべりは周囲のことも考えながら
ネイルサロンに限らずですが、はじめての場合、いろいろと聞きたくなってしまいますよね。
でも、お隣さんはネイルをしながらリラックスしたいのかもしれません。
周囲の雰囲気を見ながら会話を楽しみましょう。
優柔不断はダメ!ちゃんと決める
デザインを決めるのは当日で問題ありませんが、決めるのに時間がかかり過ぎるのはNGです。
はじめてのネイルサロンでは、デザインに悩んでしまうことはよくあることですが、できるだけ希望の色やデザインの系統などを決めておき、迷う時間が少なくてすむようにしましょう。
雑誌などで好みのデザインを見つけたら、切り抜いて持って行くとアナタの抱いているイメージが伝わりやすいですよ!
まとめ
ネイルサロンに行く目的の多くはネイルアートや爪のケアですが、それ以外にもネイルサロンは行きたくなる魅力があります。
私の場合、ネイルサロンで爪のケアをしてもらっているときは、ゆったりした気持ちになり癒されますし、キレイに仕上がっていくネイルアートを眺めているとモチベーションが上がっていきます。
私にとってネイルサロンはリラックス&リフレッシュの場でもあります。
そんな魅力いっぱいのネイルサロンを利用したことがある人が少ないのは残念。
最初にもお話しましたが、
- ネイルサロンに行ったことがある人は少なく
- ネイルサロンに行ってみたいけど不安という人が多い
誰しも「はじめて」は不安です。私も、そうでした。
でも、そんなに深く考えなくても大丈夫!
準備もほとんど必要ありません。事前に予約して、当日は遅刻しないようにするだけです。
日々の慌ただしさをほんの少し「ゆとり」に変えて、あなたもリラックス&リフレッシュを体感してみてくださいね!
出典:マイナビウーマン※1
出典:ネイル白書 2016-17※2
引用:Yahoo!知恵袋※3
画像引用:SNOWのネイルブログ※4
画像引用:ジェイエステティック※5
画像引用:YOSA(ヨサ)&ネイル※6