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爪が割れるし薄いあなたに【原因と症状別対処法】キレイな爪にはケイ素がいい

 2017/09/22 ネイルケア  
Nail女性

の悩みは、“割れやすい”という悩みが1番多く、ネイルを楽しみたい女性には深刻な問題です。

ネイルを続けていくと爪が薄くなるコトが多く、これもネイルができない理由になります。

爪が割れやすいのも薄くなるのも間違ったネイルのやりかたが原因のコトが多く、その他には貧血や栄養障害などがあります。

爪が割れやすい・薄くなる原因からネイルケアの方法、必要な栄養素(ケイ素)までお伝えします。

 

ご自身の爪について、悩みはありますか?複数回答 / 全国男女(n=1000)

 

割れやすい 24.6%
二枚爪になりやすい 11.3%
縦線や横線が入る 20.0%
深爪をしてしまう 12.3%
巻爪 13.5%
爪の色が悪い 5.3%
爪の形が悪い 8.2%
その他 0.7%
特にない 41.1%

出典:ライフメディア※1

爪のお悩みは?(複数回答可)

出典:ウーマンスタイル※2

割れやすい・二枚爪になりやすい 46人
ささくれ・さかむけ 33人
形が悪い 28人
表面の凸凹 20人
薄く弱い 19人
縦線・横線が入る 19人
巻爪 4人
白い部分がある 4人
爪の色が悪い 2人
その他 5人
特になし 21人

このようにあなた以外にもたくさんの女性が割れやすく薄い爪に悩んでいます。

お伝えすること:目次

爪の基礎知識

Nail画像

爪は皮膚の一部です。

爪は硬いから骨の一部と思っているかたもいるかもしれません。

爪は髪の毛や皮膚と同じタンパク質でできており、死んだ細胞です。呼吸器官や吸収器官もありません。

爪や髪の毛は「角質器」ともよばれます。

タンパク質(特に動物性タンパク質)が不足していると、爪が薄くなったり、割れたりします。

タンパク質が角質化してケラチンという物質に変化したものが爪です。

硬くて弾力性があると、カルシウムやコラーゲンからできていると思ってしまいますが、ケラチンというタンパク質だったのですね。

出典:いちばん正しいスキンケアの教科書 吉木メソッドで美肌になる!(西東社)

爪の役割は

指先の保護

物をうまくつかむ

画像引用:Wikipedia※3

  1. 爪甲(そうこう)
  2. 爪溝(そうこう)
  3. 爪半月(そうはんげつ)
  4. 爪上皮(そうじょうひ)

爪の構造

表皮が角質層が3層に変化してミルフィーユ状に薄く重なっています。爪の状態が悪くなると、二枚爪になるのは3層になっているためです。

爪の特徴として、毛細血管が下部に集まっており、血液の状態を確認できるので健康のバロメーターとして活用できます。

理想の健康的な爪は“半透明でツヤのある薄いピンク色”

医師

爪(爪甲)に横溝があったり、凹みがあったりするのは、皮下で爪が作られた時期を基本的に反映します。

 

爪の横スジ
女性に多く、高熱が出たときや皮膚疾患、栄養障害、爪母の外傷、糖尿病などの慢性疾患に変形しやすいです。  

 

爪の縦スジ
加齢のサインなので、ある程度はしかたないです。

しかし、ヤスリで爪表面を磨くだけでも縦溝が目立たなくなります。※ジェルネイルで爪が薄くなっている人は控えましょう。  

黒い爪は、メラニン色素の量が多いときになります。ほかには、悪化した水虫やメラノーマ(悪性黒色腫)による変色が考えられます。全部の爪に黒い線が出ているとアジソン病の可能性があります。

凹みのある爪は、爪の栄養障害のひとつ。点状の場合、横スジに比べて栄養障害の程度は軽い。

冬の季節は空気が乾燥しやすく、爪も硬くもろくなりやすいので注意しましょう。

爪の詳細データ

含水量 12~16%
脂肪量 0.15~0.75%程度
爪の水分変動
要因によって変化
5~24%
1日に伸びる長さ
左右差無く、若い人ほど早い。
利き手のほうが若干伸びるのが早い。
足より手の爪のほうが早く伸びる。
約0.1mm
生え替わり
3か月~6か月

 

爪が割れる、爪が薄くなる共通の原因

画像引用:yuca’s セルフネイル diary※4 セルフネイル自爪派のyucaさんのblog

「爪が割れる」「爪が薄くなる」爪に関する悩みで多数を占めていますが、共通の原因があります。

先天的な原因(遺伝・体質・爪質)

生まれつき爪が薄く割れやすいかたが一定数います。洗髪中に曲がったり割れたりしていませんか?

判断材料

足の爪を確認してください。足の爪が薄く割れやすい場合、体質的に弱いです。

なぜならば、手の爪は生活環境で酷使され傷むコトが考えられますが、足の爪は病気や異常がない限り薄く割れやすい爪にはなりにくいです。

後天的な原因5つ(爪を酷使する仕事・クセ・ネイルリムーバーの使いすぎ・加齢)

爪を美しく保ちたいとコマメに手入れをしすぎていませんか? 逆効果になる場合が多いです。

お仕事や家事で水を扱うコトが多いと手が乾燥しませんか?

爪も皮膚と同じで乾燥して割れやすかったり、薄くなったりします。加齢によって爪に必要な栄養素(タンパク質やケイ素)が不足すると爪がキレイに生えなくなります。

1.貧血の可能性がある

鉄分不足や出血が原因になります。

貧血は血中の赤血球や、ヘモグロビン量が減少するコトでおこります。そのために体内の酸素が欠乏して、爪がもろくなります。

貧血の場合、顔が青白い、立ちくらみなどの症状も出てきます。

無理なダイエットによって鉄分不足になりやすい。女性は慢性的な鉄分不足で、生理中はさらに鉄分不足になります。

貧血はゆっくり進行するので継続して鉄分補給が必要です。

 

2.無理な食事制限、栄養不足、偏食

貧血の原因にもなる栄養不足は、現代だと無理なダイエットが原因になるコトが多いです。

爪の症状以外にも下記のような症状が出てきます。

  • 化粧ノリが悪くなる
  • 髪や肌にツヤがなくなる
  • 顔色が悪い

 

3.爪の乾燥

皿洗い

爪が乾燥する原因は、下記のようなコトが考えられます。

  • 水仕事……特にお湯を使うと指先から乾燥がおこります。
  • 薬品に触れる……塩素系は爪をもろくしてしまいます。他にも強力に油汚れを落とす洗剤も、表皮や爪の脂質も溶け落ちる可能性が高いです。
  • 水泳……プールの水には消毒用の塩素が含まれており、水泳後は体も爪も乾燥します。

 

4.爪噛み、爪むしりのクセ

小さいときからのクセだったり、ストレスだったり原因は色々ですが、爪への刺激になってしまい下記のような症状が出てきます。

  • 伸びるのが遅くなる
  • 弱く折れやすく、薄くなる
  • 凹みができる
  • 男爪になりやすい(横幅があり短い)
  • 爪と爪先の境目(イエローライン)がガタガタ

 

5.ジェルネイル

ジェルネイル

女子力アップにはかかせないジェルネイルですが、間違ったケアのしかたで爪への負担がかなり増えてしまいます。

  • オフのしかたが悪い
  • サンディングのやりすぎ
  • 無理にジェルをはがす

あなたは大丈夫ですか?

爪表面を削りすぎるコトで、爪が薄くなり衝撃にも弱くなります。触るだけでも痛みを感じ、割れやすいもろい爪になってしまいます。

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ジェルネイルとは?

合成樹脂製の「ジェル」を爪に塗り、UVライトをジェルにあてて硬化させるネイルテクニックです。

メリット

  • 水に強い、長持ちする
  • UVライトによってすぐ硬化する
  • 自爪が弱くても爪を伸ばせる

デメリット

  • ジェルを除去するときに自爪に負担がかかる
  • ジェルの除去が大変
  • UVライトで肌トラブルが出る可能性がある
  • リムーバー(除光液)を使いすぎると、爪や皮膚から薬剤が染み込み爪や皮膚トラブルの可能性があります

爪が横に割れる、縦に割れる原因

爪甲縦裂症

画像:爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)

画像引用:日本皮膚科学会※6

爪が横に割れる原因は外的要因が多く、爪が縦に割れる原因は内的要因(病気)が多いです。

爪が横に割れる原因

  • タンパク質やケイ素の不足
  • 間違った爪切りをおこなっている
  • リムーバー(除光液)の長期使用
  • 洗剤を素手で扱っている
  • 腎臓機能の低下
  • 乾燥

 

爪が縦に割れる原因

  • 手が濡れている
  • 血行不良
  • 乾燥
  • 病気(内分泌異常や代謝異常)

音声あり

 

爪が縦に割れる病気

  • 内分泌異常
  • 代謝異常
  • 卵巣機能障害
  • 甲状腺疾患
  • 低体温
  • 糖尿病
  • 貧血
  • 高尿酸血症
  • 爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)
  • 爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)
  • 爪白癬(つめはくせん)

 

爪が薄くなる病気

爪が薄くなったり割れたりする病気は共通するものもありますが、特徴的な病気もあります。

 

爪扁平苔癬(つめへんぺいたいせん)

爪扁平苔癬

画像引用:日本皮膚科学会※5

成人に多く、特定疾患に指定されている病気で詳しい原因は不明ですが、薬剤による影響が大きいと考えられています。

症状

  • 爪甲に縦への細い線が出る
  • 爪が薄くなり、亀裂ができて層状に割れる
  • 爪水虫と見た目で区別がつきにくい
  • 爪扁平苔癬を発症すると、扁平苔癬にもなりやすく、全身に痒みと発疹ができる

確定診断は、組織検査をおこないます。(爪を縦軸に並行に3mm幅で切り取る)

 

亜鉛欠乏症(あえんけつぼうしょう)

亜鉛は鉄や銅と同じで体に必要な金属。微量ですが、体に含まれています。しかし、体内で亜鉛を作り出せないので常に不足しやすい栄養素です。

無理なダイエットやジャンクフードなどの偏食により、亜鉛が欠乏して、爪が薄くなる、割れる、白い斑点が出てくる。

爪が薄くなる以外にも下記の症状が出てきます。

  • 味覚障害
  • 肌荒れ、ニキビ、発疹などの皮膚炎
  • 脱毛

亜鉛はタンパク質の合成や、インスリン生成、DNAの複製など体内で重要な作業に必要です。

亜鉛の摂取目安推奨量

成人男性 12mg/日
成人女性 9mg/日
妊婦 +2mg
授乳婦 +3mg

出典:厚生労働省『日本人の食事摂取基準2015年版』

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亜鉛の1日の平均摂取量

男性平均 8.9mg/日
女性平均 7.3mg/日

出典:厚生労働省『国民健康・栄養調査(平成20年)』

 

爪が割れる病気4つ

1.爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)

爪甲縦裂症

画像引用:日本皮膚科学会※6

加齢や湿疹、甲状腺機能障害、マニキュア、しもやけ(凍瘡:とうそう)などにより表面が薄くはがれたり、縦に割れたりする。

 

2.爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)

爪甲剥離症

二枚爪(にまいづめ)と一般的に呼ばれます。爪の先端が割れたり、はがれたりする。

 

3.爪白癬(つめはくせん)

爪白癬3

爪水虫とも呼ばれ、爪と皮膚の隙間に白癬菌が増殖している状態。

爪表面が白く濁ったり、黄色になったり爪がボロボロにもろくなり、割れやすくなります。

 

4.爪への圧迫

病気とは違いますが足の爪の場合、深爪やサイズのあわない靴によって爪を圧迫すると、爪の変形を引き起こす爪が割れる原因にもなります。

 

爪のケア方法

ネイルケア

あなたは爪のケアがちゃんとできていますか?

ライフメディアとウーマンスタイルがおこなったアンケート結果だと、爪のケアはほとんどのかたが爪切りでお手入れをしています。

平型の爪切り 83.7%
ニッパー型の爪切り 13.5%
ハサミ型の爪切り 3.4%
爪やすり 15.1%
その他 0.3%

出典:ライフメディア※1

爪切りやハサミなどでカット 97人
削る・磨く 28人
マニキュア 24人
甘皮処理 17人
ジェルネイル 17人
つけ爪 1人
その他 2人

出典:ウーマンスタイル※2

しかし、爪切りでのお手入れは爪が薄い人、割れやすい人にはデメリットが多い処置のしかたです。

 

爪が薄い場合のケア方法

爪切り

爪切りで爪を切らない

爪が薄くなっているので、割れたり切りすぎたりする可能性があります。

ファイリング(爪を削って整える)のようにエメリーボード(自爪を整える爪ヤスリ)を使用して整えます。

ヤスリを使うときは必ず一方向に動かしましょう。

音声あり

 

ネイルオイルやネイルクリームを使用する

吸収器官がない爪に塗ってもほとんど意味がありません。甘皮の部分にクリームを浸透させます。

専用のネイルオイルやネイルクリームがなくてもハンドクリームを使ってケアしましょう。

 

爪もみマッサージをおこなう

爪もみ

爪の根元の角には東洋医学のツボがあります。各指にツボの名称がありますが、井穴(せいけつ)とよばれ経絡とよばれる気血が流れるルートの重要ポイントです。

この井穴を爪やつまようじで刺激します。自律神経を整え血行もよくなります。

爪もみ療法として新潟大学名誉教授安保徹先生が推奨している方法です。

薬指は交感神経を刺激すると言われているので、気になるかたは薬指以外をお試しください。

 

手の保護を意識する

ハンドクリーム

水を使ったあとはハンドクリームを塗りコマメな保湿を心がけましょう。

洗剤などを使用したあとはしっかり手洗いをしてハンドクリームなどを塗りましょう。可能であれば水仕事のときはゴム手袋を使用しましょう。

 

ジェルネイル

ネイルサロン

ジェルネイルのとき、自爪を削りすぎない

1番よいのはサンディングをおこなわず爪をしっかり休ませるコトです。

「サンディング」もサンディングとノンサンディングとふたつありますが、

サンディング……ポンジファイルなどで軽く削る

ノンサンディング……下地いらずのジェル

どちらもメリット、デメリットがあるので爪のコトを考えると休ませましょう。どうしてもジェルネイルをしたい場合、あなたの爪の状態をネイリストに相談しましょう。

 

ジェルを厚めに塗布する

保護目的でジェルを厚めに塗ります。カラーを薄く3度塗りくらいがよいでしょう。

 

保湿ケアを忘れない

ハンドクリームやキューティクルオイルで爪を保湿すると爪の傷みを防げます。

爪が薄い人は忘れずにおこないましょう。甘皮周辺だけでなく、指全体にすり込みましょう。

 

ジェルネイルの落としかたに注意する

アセトンオフは3週間に1度にしましょう。

アセトンは脱脂性なので、爪の水分や油分を奪います。無理やりはがすコトは絶対におこなわないでください。

 

硬めのソークオフジェルを選ぶ

サロンで使用しているジェルには、ハードジェルとソフトジェル(ソークオフジェル)があります。

ハードジェルは削ってオフをするリムーバーが使えない。そのため爪が薄い人はソフトジェルを選びましょう。さらに硬めのジェルだと爪の保護にもなります。

ソフトジェル
柔らかいので爪にフイットしやすい。仕上がりも自然で軽く、落とすときも簡単。色も混ぜて使用できるので好みの色が楽しめます。
ハードジェル
重いストーンを使用するのに適しており、長さも足しやすい。ツヤがよいのも特徴です。  

 

ネイルトリートメントをおこなう

キューティクルオイルだと面倒で忘れがちになり、効果も実感できない場合があります。

ネイルトリートメントなら寝る前に塗るだけで爪の補習が可能です。

 

爪が割れやすい場合のケア方法

深爪をしない

爪の両端を深く切らないように、少し長めにサイドはそのまままっすぐにして、角はカーブにそってなめらかに切りましょう。

深爪になると、爪が皮膚に食い込み、周りの皮膚も傷つけてしまいます。

爪ヤスリを使うときも、薄くて使いやすい紙ヤスリもよいでしょう。

 

足にあう靴を履く

足の爪の場合、靴の影響が大きいです。

つま先が圧迫される、つま先が細くカカトが高い靴などはつま先に体重がかかり爪が変形する恐れがあります。

 

爪と爪周りの乾燥を予防する

保湿するコトで爪を守ります。

 

白癬菌を治療する

爪水虫の場合、根本原因の白癬菌を治さないと爪がボロボロで割れてしまいます。

 

洗剤を使うときはゴム手袋を使う

台所洗剤などは指先や爪の油分も落としてしまいます。ハンドクリームもコマメに使うとよいのですが、ゴム手袋を使うとしっかり保護できます。

 

爪を丈夫にする栄養素

酵素は生の野菜や発酵食品で摂取

爪は皮膚の一部なので、爪によい栄養はお肌にもよいですよ。

タンパク質

爪を含めて爪周辺や皮膚トラブルに必要。

爪はケラチン(タンパク質が変化したもの)でできており、加齢によりケラチンが不足すると、爪が薄くなり割れやすくなります。

動物性タンパク質は爪に弾力、植物性タンパク質は爪を丈夫にします。バランスよく摂り入れましょう。

肉類・魚類・卵・牛乳・大豆

 

ケイ素

シリカともよばれるケイ素ですが、爪以外にも骨や腱、血管の結合組織を強化します。

タンパク質やケイ素が不足すると、爪床の状態が悪くなり、栄養や水分が爪へ届かなくなります。

栄養が届かないために乾燥して割れてしまいます。

その他にも、記憶力の低下、皮膚のたるみ、脱毛にも関係します。

  • シリカは成人の場合、1日10mg~40mg消費
  • 摂取推奨量は、1日40mg
  • シリカは0歳を100とすると、30代~60代で半分以下に減少します。

体内で作られないミネラルなので食事やサプリから補う必要があります。

白米、玄米、りんご、昆布、牛肉、豆腐

コラーゲン

タンパク質の1種ですが、別で紹介します。

肌の弾力やハリに必要。爪床部分の状態が悪いと爪への栄養や水分が届かないために乾燥して割れやすくなります。

魚の頭や尾、鶏の手羽先、豚足、牛すじ肉など

 

亜鉛

皮膚の新陳代謝をよくしてくれます。

牡蠣、うなぎ、たらこ、カボチャの種、ごま、卵黄

 

爪が反り返るのを防止します。

レバー、ひじき、さば、アーモンド、プルーン、のり

 

ビタミンC

コラーゲンの生成を促進し、皮膚を若々しく保つ。

柑橘類、イチゴ、キウイ、ブロッコリー、じゃがいも

 

ビタミンB2

タンパク質の代謝をよくして、爪を丈夫に健康的に伸ばすのに必要です。

レバー、牛乳、さんま、ニラ、さば、いわし、うなぎ、玄米

 

ビタミンB6

タンパク質からエネルギーを作り出し、筋肉や血液を作るときにも使われます。ケラチンの生成に関係して、皮膚や粘膜を健やかな保ちます。

とうもろこし、豆類、魚類、ごま、バナナ、豚肉、人参、納豆、ジャガイモ

 

ビタミンB12

爪の乾燥や黒ずみを予防する。

しじみ、牡蠣、豚、鶏レバー、サンマ、いわし、たらこ

 

ビタミンB系統(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸)の不足が爪をもろくするひとつの原因です。

 

ビタミンA

爪の乾燥や変形を予防して、ケラチン生成に関係します。

ニンジン・にら・ほうれん草などの緑黄色野菜

 

ビタミンD

脂溶性ビタミンで、血中のカルシウム濃度を保って、丈夫な骨を作る。

鶏卵、きのこ類、しらす

 

ビオチン(ビタミンB7)

皮膚のビタミンと呼ばれ、昔から皮膚病の治療に使われ、アトピー性皮膚炎の治療にも使用されます。爪以外に脱毛や薄毛対策に使われています。

かれい、ししゃも、まかじき、うなぎ、アサリ、マイタケ、えのきだけ、大豆、納豆、ピーナッツ

 

オリーブオイル

調理に使うのではなく、爪への保湿として油分を与えます。

爪の健康に限らず、体のコトを考えると砂糖や油モノ、添加物の多い食品は避けましょう。

 

爪が割れたときの対処法

割れやすいときのケアの方法とは違い、割れて出血した場合は病院へ行くのがよいのですが、その他の対処法をお伝えします。

1.可能であれば爪を整える

服や何かにぶつかって悪化しないようにしましょう。

爪切りを使わず、ヤスリを使用して丁寧に削る。

 

2.ジェルネイルで割れた爪を補修

  1. まずは消毒液で爪を消毒。
  2. ジェルネイルを使用します。乾燥したらベースジェルを塗布。(割れた爪の間にも塗る)
  3. ライトを使って硬化。
  4. トップジェルを厚めに塗って完成。
  5. 最初から塗る場合、ベースジェルは割れた箇所と、爪全体にわけて塗ると補修しやすい。

最後に

爪は皮膚の一部で髪の毛と同じようにケラチンが補修には必要だとわかりました。そして、細胞同士を結びつけるためにはケイ素(シリカ)が重要です。

いくらケラチンの元になるタンパク質やコラーゲンを摂取しても髪の毛や肌のハリがイマイチな人はケイ素を摂取しましょう。年齢を重ねるたびにドンドン減ってしまうので爪だけでなく若さを保ちたい人には必須の栄養素です。

爪が薄くて割れやすい人は、ジェルネイルなどは我慢して補修するのが悪化させないポイントです。

 

 

 

 

出典:ライフメディア※1
出典:ウーマンスタイル※2
画像引用:Wikipedia※3
画像引用:yuca’s セルフネイル diary※4
画像引用:日本皮膚科学会※5
画像引用:日本皮膚科学会※6

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