子どもの頭痛の原因は色々あります。
子どもの頭痛の中には、長く続く危険な頭痛もあります。
【頭痛で熱なし】等、【頭痛の原因】と【病院は何科を受診すればよいか】お伝えします。
- 子どもの頭痛の原因:熱なし
- 子どもの頭痛の原因:ストレスによる頭痛
- 子どもの頭痛の原因:熱あり
- 子どもの頭痛の原因:嘔吐
- 子どもの頭痛痛む場所別の原因:おでこ、こめかみ等
- 姿勢の悪さからくる頭痛の改善策
- 片頭痛の場合、マグネシウムが不足している
- 漢方薬で頭痛対策
- 子どもの頭痛は病院の何科を受診すればよいか
子どもの頭痛の原因9つ
今回9つに分類しています。
「熱なし」の頭痛
- 1:片頭痛
- 2:頭部外傷による頭痛
- 3:脳腫瘍
ストレスからの頭痛
- 4:緊張型頭痛(長時間の同一姿勢、首・背中の緊張をともなう頭痛)
「熱あり」の頭痛
- 5:風邪・インフルエンザ
- 6:慢性副鼻腔炎
- 7:中耳炎
- 8:髄膜炎
- 9:急性脳炎
さらに、頭痛をさまざまな角度からもお伝えします。
子供の頭痛で嘔吐をともなう
- 片頭痛
- 頭部外傷による頭痛(※場合による)
- 脳腫瘍(※とくに起床時)
- 髄膜炎
- 風邪(※お腹の調子が悪いとき)
痛む部位別
- 片側が痛む
- こめかみが痛む
- おでこを中心にした頭痛
- 全体的な頭痛
【熱なし】頭痛の原因
1.片頭痛
2.頭部外傷による頭痛
3.脳腫瘍
1.子どもの片頭痛
子どもの片頭痛は大人と違って痛みの持続時間が短いという特徴があります。大人は4~72時間。
年少児は、強い頭痛が2時間以上継続するなら片頭痛の可能性があります。
子どもの片頭痛は、
中学生だと4.8%(男子:3.3%、女子:6.5%)
高校生だと15.6%(男子:13.7%、女子:17.5%)
女子のほうが多くなっています。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 頭痛があると寝こむほど痛む、普段は普通に遊んでいる。
- 痛む場所はこめかみ(側頭部)が多い。
- ズキズキする痛み
- 動くと痛みが悪化する
- 光や音などを嫌がる
- 吐き気や嘔吐してしまう時がある。(周期性嘔吐症候群→周期的持続的に症状があらわれる)
- 片頭痛症状の前に腹痛や食欲不振、悪心、嘔吐、顔面蒼白。(腹部片頭痛)
- 落ち着きが無くなる(良性発作性めまいといって、回転性めまい発作の可能性あり)
- 首を傾ける(良性発作性斜頸(しゃけい)
[/surfing_su_list_ex]
対処法
- 暗い静かな部屋で数時間休ませると軽快する
- 軽く頭を冷やしてあげる
- 片頭痛の子どもは多いです。小児科や頭痛外来の受診をオススメします
- マグネシウムを摂取する
成和脳神経内科医院が作成した資料によると、
片頭痛では、ミネラルの1種であるマグネシウムの不足が知られています。頭痛発作中の患者の脳内マグネシウム濃度を調べると、30%から50%の人が、通常より低いことは実験によりわかっています。
片頭痛とマグネシウムの関連性を伝えています。
引用:成和脳神経内科医院※2
子どもの片頭痛、その他の注意点
- 遺伝性が高いと言われています。パパやママが片頭痛を持っていると子どもも片頭痛になりやすい。
- 子どもは急に「頭が痛い」という場合も多く、熱が無いからと軽く考えたり、なまけていると思わないように注意しましょう。
- 子どもの片頭痛は持続時間が短いという特徴があり、年少児では強い頭痛が1時間以上続けば片頭痛を疑います。
参考、前兆のない大人の片頭痛
前兆のない子どもあるいは青年(18歳未満)の片頭痛
診断基準
片頭痛に関連する周期性症候群
小児期におこると考えられていましたが、成人にもおこる場合があります。
周期性嘔吐症候群
激しい悪心、嘔吐を繰り返す。発作時に顔面蒼白、嗜眠傾向をともなう場合あり。
嗜眠(しみん)とは、意識障害(意識混濁)の程度のひとつである。昏眠ともいう。
放っておくと眠ってしまい、強い刺激を与えないと覚醒し反応しない状態。
引用:看護roo 看護師向けの専門サイト
診断基準
腹部片頭痛
- 主に子どもに認められます。
- 原因不明の中~重度の腹部の痛みを繰り返す。
- 痛みはかなり強く日常生活を妨げるくらいになります。
- 年少児(子ども)の場合、頭痛を見落とされる時があるので注意が必要です。
- 子どもは食欲不振と悪心の区別ができないことがあります。
- 顔面蒼白になっている時、目の下のクマをともなう事が多いです。
- 腹部片頭痛のある子どもの大多数は、後年になって片頭痛を発症する。
診断基準
良性発作性めまい
- 繰り返す短時間の回転性のめまいが特徴。
- 前ぶれなしにおこり自然に軽減する。
- 年少児(子ども)は症状を説明することが難しいかもしれません。
- 発作的な落ち着きのなさがある場合、回転性のめまいかもしれません。
診断基準
良性発作性斜頸(しゃけい)
- 反復発作性に斜頸するが、自然に元に戻ります。
- 幼児および乳児にみられ、生後1年以内に発症します。
診断基準
2.頭部外傷による子どもの頭痛
ケガにより頭にケガをした場合、脳に影響を及ぼす場合があります。
頭部のケガの程度と脳損傷の程度にあまり相関関係はありません。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 頭をぶつけてに一時的な意識消失
- 吐き気
- けいれん発作
- バランス感覚が損なわれる
- 眠気が6時間以上続いている
対処法
子どもは頭痛と上記の症状があれば、脳神経外科を受診しましょう。
3.脳腫瘍
頭痛の中でかなりマレな症状です。
脳にできる腫瘍によって、生命維持に必要な呼吸、心拍、動作、思考、学習などの機能に支障がでてくる。
脳内で産生されるホルモンが分泌できなくなり、生命にかかわる深刻な症状です。
脳腫瘍はどの年齢層にもみられます。
子どもの脳腫瘍は脳の特定の部位におこりやすい傾向があり、8歳以下の子どもに多く発生しやすい。
腫瘍の場合、良性や悪性と表現されますが、頭蓋骨の中にできるとどちらも深刻です。
残念ながら、日本での小児脳腫瘍による正確なデータはありません。
小児脳腫瘍の発生率は全人口10万あたり年間1人弱なのかもしれません。米国と同様に考えれば,小児人口10万あたり4.3人なのですが,全く推測できない状況です。
引用:脳神経外科医、澤村豊先生のホームページ※4 に詳しく書かれていたので引用させていただきました。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 周期的におこる頭痛(特に起床時)だんだん悪化する
- 嘔吐(特に起床時)
- 眼球運動障害・視力障害
- 不安定な歩き方、バランス感覚の障害
- 顔の片側の麻痺
- 記憶力の欠如や色々な行動ができなくなる
- 筋力低下
- 乳幼児では泉門部(頭のてっぺんなど凹んだ柔らかい部分)の膨隆、もしくは頭のサイズが増大する
- 首の傾き
- てんかん発作
- 言語能力が衰える
- 食べ物が飲みこみにくい
- ヨダレがでる
- 夜間に激しい背中と首の痛み
対処法
症状はゆっくり現れるので、ふだんから子どもの動きを注意深く見ておきましょう。
8歳以下の子どもに発生しやすいので、小児科か脳神経外科に相談しましょう。
子どもの頭痛の原因:ストレスにより頭痛が続く
- 4.緊張型頭痛
CTやMRIまでとっても原因がわからないと、筋肉が緊張している可能性が高いです。
筋肉が緊張していると呼吸もうまくできず頭痛が悪化します。
4.緊張型頭痛
ストレスなどにより心身に過度な緊張がおきてしまい、頭痛が続いてしまいます。
過度な緊張はストレスだけではありません。
緊張型頭痛は、
高校生だと、26.8%(男子:23.0%、女子:30.6%)
女子が多くなっています。
長時間の同じ姿勢は背中や首が緊張しています。
頭の重さは成人で体重の13%(平均6~8キロ)といわれています。
これは解剖学的に背骨のカーブが正常な状態にあるのが前提です。
ずっと下向きながらゲームをしていると、首から背中の筋肉は頭を支えるために緊張しています。
子どもは肩こりを知らないので肩がこったと言わず、頭が痛いと訴えることがあります。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 頭をはち巻きでしめられるように痛む。
- めまいを感じることもある。
- 首の後ろが痛いなど、そのときで痛むトコが違う
対処法
塾や学校などでよい姿勢をキープしすぎない。
気分転換に適度に運動をする(体幹の柔軟性をつける)
ママがマッサージしてあげる
【熱がある】頭痛の原因
5.風邪やインフルエンザ
6.慢性副鼻腔炎
7.中耳炎
8.髄膜炎(ずいまくえん)
9.急性脳炎
5.風邪やインフルエンザ
風邪やインフルエンザにかかると頭痛をともなう時があります。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 発熱がある
- 鼻水、咳、ノドの痛みがある
- 寒け(悪寒)、関節の痛みをうったえる時がある。
対処法
水分補給
頭を冷やしてあげる
身体を温めてゆっくり休養させる
小児科を受診しましょう
風邪やインフルエンザ、その他の注意点
- 風邪は万病の元、熱があれば早急に小児科を受診しましょう。
- 子どもが高熱とともに寒けや関節の痛みをうったえるなら、インフルエンザの可能性が高いです。
- 季節にもよりますが、近所で流行っているなら、インフルエンザを疑いましょう。
6.慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)
鼻の奥には副鼻腔といわれる空洞が複数あり、そこに膿がたまると口が臭くなったり、鼻水が臭くなります。
膿により炎症がおこると子どもが頭痛を感じる場合があります。
一般的に「ちくのう症」と言う場合も多いです。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 発熱がある
- 鼻水や口が臭い
- 日頃から鼻がつまるので口呼吸をしている
- 頭が重いと訴える(呼吸がし難いため脳が酸欠になっている)
対処法
初期の副鼻腔炎なら内服薬で改善できますが、悪化すると手術も必要。
耳鼻科を受診しましょう。
7.中耳炎
子どもは耳管(耳と鼻をつなぐ)が短いので、風邪などをひくと菌が鼻から耳に入り中耳炎になりやすい。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 発熱(熱が無い場合もある)
- 耳の痛み
- 耳をやたらと気にしている
- 鼻水がでやすい
対処法
抗生剤で炎症をおさえます。
化膿していたり熱が高いなら、膿を出すため鼓膜を切開する場合があります。
耳鼻科を受診しましょう。
中耳炎が原因での頭痛、その他の注意点
中耳炎は慢性化すると滲出性中耳炎になるかもしれません。
鼻水から中耳炎になることも多いので、日頃から鼻水をこまめにかむ必要があります。
8.髄膜炎(ずいまくえん)
高熱をともなう頭痛→髄膜炎を疑います。
細菌性と無菌性に分類。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- インフルエンザ、おたふくかぜ、ヘルペスなど重篤化すると髄膜炎になりやすい。
- 高熱
- 吐き気・嘔吐
- けいれん
- うなじの硬直(年長の小児)
- うなじの硬直とは、ただ痛いというのではなく、あごを胸につけようとしても痛くてできない。それ以外の方向には動かすことができる。
- 意識障害(脳炎になった場合)
- 不機嫌や錯乱
- 眠気が強くなる
2歳以下の子どもの症状
- 体温が上昇または低下
- 不機嫌
- ミルクを飲まない
- 嘔吐
- けいれん
- 眠気
- 食欲不振
- 甲高く泣く
- 2歳までの子どもでは、脳組織が腫れて頭蓋骨の間の柔らかい部分(泉門)が隆起する場合がある。
対処法
すぐにかかりつけの小児科を受診するか、救急車を呼びましょう。
すぐに投与されれば抗生物質が有効です。
水分補給をしましょう。
9.急性脳炎
脳に直接ウイルスが感染したときや、ウイルスなどが脳に炎症を引きおこす。
炎症が脊髄におよぶこともあります。その場合は、脳脊髄炎とよばれます。
はしかや水ぼうそうが長期間たった後に、ウイルスが再び活性化して、脳の炎症を引きおこす場合がある。
ウイルスなどが引き金となり、自己免疫反応(自分の脳組織を攻撃する)がおきる。
症状
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#ff0000″]- 発熱
- 頭痛
- 人格の変化、パニックをおこし錯乱する
- けいれん発作
- 麻痺、しびれ
- 眠気(進行して昏睡と死亡に至ることがある)
[/surfing_su_list_ex]
対処法
髄膜炎とおなじく、すぐに救急車を呼びましょう。
髄膜炎や急性脳炎、その他の注意点
子どもの生命にかかわります。うなじの硬直や錯乱状態などをともなう頭痛になりますが、救急車を呼んで早急に処置をしてもらう必要があります。
子どもの頭痛で嘔吐をともなう場合
頭痛に嘔吐をともなうなら考えられる頭痛の原因は
片頭痛
頭部外傷による頭痛(場合による)
脳腫瘍(とくに起床時)
髄膜炎(ずいまくえん)
風邪(お腹の状態が悪いとき)
これら以外でも頭痛が悪化すれば嘔吐や吐き気がでます。
小児科を受診しましょう。
子どもの頭痛痛む場所別の原因:片側、おでこ、こめかみ、全体的
頚椎症は、椎間板や靭帯の変形によって脊髄神経や周辺の神経を圧迫してしまいます。
出典:岡山医学会雑誌第122巻 頚椎症性脊髄症の診療ガイドライン
後頭神経痛も長時間のスマホやパソコン操作で症状がでやすいです。大後頭神経や小後頭神経を刺激した結果、頭痛として感じます。
後頭部から頭のてっぺんくらいにキリキリとした痛みがでて、目の奥の痛みや肩こりをともなう場合がありあす。
痛みは一瞬感じるとなくなりますが、しばらくして痛みが繰り返してくる場合もあります。
若年層だと、10代後半はスマホ操作に気をつけましょう。
出典:くどうちあき脳神経外科クリニック
片側が痛む場合 | いつも決まった側のみ | 頚椎症(後頭神経痛) | |
片側だが左右変動あり | 片頭痛、頚椎症 | ||
こめかみが痛む場合 | 筋緊張性頭痛 | ||
おでこ(前頭部)が中心 | 副鼻腔炎 | ||
全体的に痛む場合 | 脳腫瘍 | ||
髄膜炎 | |||
脳炎 |
子どもの頭痛に漢方薬を使う
アセトアミノフェン系(小児用バファリンCⅡ)やイブプロフェン系(バファリンルナ、ナロンエース)など西洋薬はすでに試された親御さんも多いでしょう。
漢方薬を試してみませんか?
出典:医療関係者サイト 漢方スクエア※6
症状に合わせて漢方薬が違います。
緊張型頭痛 |
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) |
釣藤散(ちょうとうさん) |
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) |
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) |
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう) |
片頭痛 |
当帰芍薬散 |
当帰四逆加呉茱萸生姜湯 |
半夏白朮天麻湯 |
呉茱萸湯(ごしゅゆとう) |
桂枝人参湯(けいしにんじんとう) |
五苓散(ごれいさん) |
頭痛全般 |
川キュウ茶調散(せんきゅうちゃちょうさん) |
漢方薬の場合、症状によって服用する漢方薬が変わります。
必ず漢方医、漢方にくわしい薬剤師に相談して漢方薬を出してもらってください。病名だけで漢方薬を選ぶのは間違っています。
ちゃんと東洋医学の診断(問診・脈・舌・お腹など)をするかどうかが重要です。(※薬剤師は体に触れることができないので問診や舌を診るのが基本になってきます。)
頭痛薬はあくまで鎮痛剤であり、根本解決とはなりません。
体質を改善させないといつまでと頭痛と付き合わなければなりません。本質的には体を温め、血流を改善させることが根本の体質改善につながります。
体質改善に取り組むならこの漢方薬を使用するのもよいでしょう。
頭痛対策にとりたい栄養素
東洋経済オンラインに掲載されていた記事に頭痛対策になる栄養素が紹介されていました。
・DHA・EPA
脳や神経の機能を健康に保ち、血流をよくする効果が期待できます。
「あじ」「さば」「さんま」「いわし」など青魚と呼ばれるものに多く含まれます。・ビタミンB群
DHAやEPAが含まれる食材と一緒にいただくと、相互作用が起こり、脳や神経、筋肉などを健康に保つ効果が期待できます。
豚肉、キノコ類、ナッツ類、大豆製品などに含まれます。・βカロテン
DHAやEPAは「不飽和脂肪酸」という脂肪酸で、酸化しやすいのが難点。
しかし緑黄色野菜などに含まれるβカロテンと一緒に摂ると、酸化が防げ、効率よく体に吸収されて血流改善も期待できるでしょう。
とくにDHA・EPAは昔から賢くなると言われていますよね。積極的に与えたい栄養素なのですが、魚嫌いな子供が多くなっているので親の頭を悩ませるひとつです。
最近は、子供用のサプリメントがたくさん販売されているので、こちらの記事も参考になります。
出典:東洋経済オンライン※7
また、「日本頭痛学会、第4章 片頭痛の予防療法」に片頭痛の予防によいサプリメントが紹介されていました。
- マグネシウム(ミネラル)(片頭痛発生中は脳内のマグネシウム量が3人に1人~2人に1人の人が通常より低い)
- ビタミン B2
- フィーバーフュー(ハーブの1種、副作用はほとんどなし。ただし子宮収縮作用がある。妊婦は避ける。)
出典:日本頭痛学会、第4章 片頭痛の予防療法※8
日本頭痛学会関連の資料などを調べていくと、日本頭痛学会認定医の大和田潔先生がマグネシウム量が圧倒的に多い「AECスッキリウォーター」というミネラルウォーター(ペットボトル500mlに120㎎)をオススメしていました。
大和田潔先生
商品がこれです。↓↓
くわしくは>“日本頭痛学会”認定 頭痛専門医推奨「AECスッキリウォーター」
マグネシウムサプリメントだと、子どもサイズがありませんが、ミネラルウォーターなら飲みやすいですね。
子どもの頭痛は病院の何科を受診すればよいか
まずはかかりつけ医がいる小児科を受診しましょう。
先生の判断により、CTやMRIが必要な場合、紹介状を書いてくれます。
片頭痛は、小児科や頭痛外来を受診しましょう。
脳神経外科は、脳腫瘍や頭部の外傷のときに相談するとよいでしょう。
鼻や耳からの頭痛は、耳鼻科を受診しましょう。
髄膜炎や脳炎など嘔吐していたり、普段と違う痛がりかたをしているなら、救急車をよんでください。
ストレスによる緊張型頭痛は、ママのマッサージで軽快しやすくなります。
子どもの頭痛のまとめ
【熱なし】頭痛の原因
- 片頭痛
- 頭部外傷による頭痛
- 脳腫瘍
- 風邪やインフルエンザ
- 慢性副鼻腔炎
- 中耳炎
- 髄膜炎(ずいまくえん)
- 急性脳炎
- 緊張型頭痛があり、長時間の同一姿勢がよくありません
- 片頭痛
- 頭部外傷による頭痛(場合による)
- 脳腫瘍(とくに起床時)
- 髄膜炎(ずいまくえん)
- 風邪(お腹の状態が悪いとき)
頭痛の痛む場所の違いは
- 頚椎症(後頭神経痛)※いつも決まった側のみ
- 片頭痛、頚椎症 ※片側だが左右変動あり
- 筋緊張性頭痛
- 副鼻腔炎
- 脳腫瘍
- 髄膜炎
- 脳炎
親としては、子どものつらい状態はみたくありませんよね。
子どもの頭痛の原因がわかるだけでも安心感があります。あなたのお子さんの頭痛が早く治ることをお祈りします。
子どもの頭痛は急に発症する場合もあります。生活習慣を担任の先生や保健室の先生、両親(母親)と連携して理解を深めることが不可欠です。
- 栄養が不足したり、血液のめぐりが悪いと頭痛が起こる可能性が高くなります。
- スマホゲームのやり過ぎで猫背気味だと首の後ろ側にコリ(血行不良)ができてしまい、頭痛が起こる可能性が高くなります。
市販の頭痛薬は対処療法のことが多いです。日頃から必要な栄養素「DHA・EPA」は子供も大人も不足しやすいです。小魚から毎日摂取できない場合などはサプリメントがオススメです。
くわしくはこちら>>DHAサプリ比較、しかも!子供が飲める商品も発見
出典:慢性頭痛の診療ガイドライン※1
引用:成和脳神経内科医院※2
表参考:日本頭痛学会、国際頭痛分類 第3版 beta版※3
引用:脳神経外科医、澤村豊先生のホームページ※4
独自の施術で乳児死亡、NPO理事長有罪 大阪地裁※5
出典:医療関係者サイト 漢方スクエア※6
出典:東洋経済オンライン※7
出典:日本頭痛学会、第4章 片頭痛の予防療法※8
引用:看護roo
出典:岡山医学会雑誌第122巻
出典:くどうちあき脳神経外科クリニック
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