【警報発令】下まぶたの痙攣がピクピク!止まらない場合に考えられる3つの病気
まぶた(瞼)のけいれん(痙攣)が止まらないときってありますよね。
私の場合、下瞼のそれも片側(左目)だけ、疲れたときやストレスがあるときには「ピクピク」するのを感じていました。
「私だけかなぁ」と気にせず目薬をしてごまかしていましたが、調べると悩んでいる人が多くて驚きました。
そこで今回は瞼の痙攣について、「原因」から「改善・予防法」までお伝えします。
「改善・予防法」をしてもよくならない場合の、「考えられる病気」と「何科を受診すればいいか」も合わせてお伝えします。
お伝えすること:目次
まぶたがピクピク痙攣する5つの原因
体質や体調にも関係しますが、大きくわけると5つに分類できます。そして、「ピクピク」は女性が多いです。
1.眼精疲労
私もそうですが、ちょっとした時間があれば「スマホ」を見てしまう。そして仕事はパソコンばっかり。。
こうなると目の筋肉を酷使しています。休ませずに使ったままなので、筋疲労によって瞼が痙攣します。
筋肉を酷使しているので、肩こりや首こりを感じている人が多いです。
2.睡眠不足
眼精疲労と考えは同じです。睡眠が不足している=目を開けている時間が多い。結果として眼精疲労になりまぶたの痙攣になります。
3.栄養不足
画像引用:Amazon※1
目を養うには栄養が必要です。単純に目薬に配合されているビタミンが必要になります。
それ以外に食事やサプリから栄養補給する必要があります。
- たんぱく質:疲労回復を・修復
- ビタミンA:目の老化防止
- ビタミンB系統:疲労回復・視力回復
- ビタミンE:末しょうの血液循環をよくする
- タウリン:目の組織代謝を活発にする
目に栄養を運ぶのは血液(血管です)毛細血管が健康じゃないと、目に限らず体やお肌が老化します。
4.ストレス
ストレスは何も、「仕事や対人関係」だけではありません。寒さや騒音もストレスになります。顔面神経が顔の筋肉を支配しています。ストレスによって顔面神経が過剰に興奮すると、瞼の筋肉が「ピクピク」してきます。
画像引用先:酒井形成外科※2 美容外科に興味がある方はわかりやすく説明されていますよ。
眼精疲労と同じく、肩こりや首こりを感じている人が多いです。
ストレスからの痙攣には後ほどお伝えしている『アイアクト』がオススメです。
5.睡眠薬や抗不安薬を長期間飲んでいる
ストレスが多くて病院から、睡眠薬や抗不安薬を処方されて服用しているかたも多いです。
ごくまれにですが、睡眠薬や抗不安薬の長期間の服用で、脳の中央の視床が過剰に興奮し、まぶたのピクピクの症状、眩しい・痛み等の症状を起こす場合があります。
画像引用先:日本成人病予防協会※3
有名な「デパス」という薬でも副作用がでる場合があります。
デパス(チアノジアゼパム)を常用すると薬剤性眼瞼痙攣になることが有ります。精神薬理学では、遅発性ジスキネジアという言葉で呼ばれる現象です。
引用:清澤眼科医院通信※4
飲むのを止めてもしばらく瞼の痙攣が続く場合もあります。
病院を受診するときは、「服用している」・「服用していた」お薬をしっかり伝えましょう。
眼瞼痙攣患者を調査したところ、48%が抑うつ状態だったという報告もあります。
出典:ヨミドクター※5
まぶたの痙攣の改善方法は?
不快な瞼の痙攣を改善させる方法として、3つあります。
1.目を使う作業を止め、目を休める
- スマホやPCを見る場合、1時間に10分は休憩する
- パソコンの画面は水平よりやや下に、モニターからは50cm離してみる
朝起きたらスマホを見て、仕事ではずっとパソコンの画面を見ている。もし、あなたの生活がそうなら体で1番酷使しているのが「目」になっています。
目の栄養をサプリメントで摂取しておきましょう。
目のぼやけ・かすみ目などでブルーベリーサプリ(アントシアニン)を試したいことがあるかもしれません。しかし、効果が無かったと思う人が多いです。
それはなぜでしょう? もしかすると、「ルテイン」が足りていないのかもしれません。
ルテインとは、強い抗酸化力を持つカロテノイドの一種。ほうれん草やブロッコリーに多い。
網膜や水晶体、黄斑部に存在するルテインが、紫外線やブルーライトの有害な光によって発生する活性酸素の影響に対応して、目を守る効果があります。
しかし、残念ながらルテインは加齢とともに減少します。とくに40代からは急激に減少します。
長時間のスマホや仕事でPC作業が多く目を酷使する人は、ほうれん草約1束分(約200g)、1日10㎎~20㎎必要です。
2.眼保体操、軽く目の周りのマッサージ
目のピント調節をしているのは筋肉です。一定の距離でしか物を見ていない場合、筋肉が固まってしまいます。目をぐるぐるしたり色々な動きをしましょう。
中国では、小学校などで休憩時間に「眼保体操」と呼ばれる体操をします。体操と呼ばれていますが、目の周辺のツボをマッサージしています。
マッサージするならツボ押しも効果的です。
眼保体操のやりかた
- 睛明(せいめい)を人差し指で上下に30回もむ
- 人差し指と中指でまぶたの上から眼球を軽く30回マッサージする
- 太陽(たいよう)に親指を当てて、人差し指を曲げて中節骨部で、眼窩の上下を内側から外側に円を描くようにマッサージする
- 四白(しはく)を人差し指で上下にマッサージする
中国語ですが、眼保体操の動画もあります。
音声あり
3.目の血行をよくするため、温めたタオルで目を温める
もし充血があれば冷たいタオルで目を冷やしましょう。
- 目に充血なし→温かいタオル
- 目に充血あり→冷たいタオル
その他だと、乾燥する秋や冬の季節には加湿器を利用して、目の乾燥を防ぎましょう。
目薬はお医者さんの処方で出してもらうのが1番ですが、ドラッグストアで購入するなら防腐剤未使用の目薬を選びましょう。
改善方法、予防方法をしても瞼の痙攣が治らない場合、病気が考えられます。
自宅でできるまぶたの痙攣対策
原因のひとつが精神的なストレスです。ストレスが多いと脳からアセチルコリンという興奮物質が異常に放出されてしまいます。
アセチルコリンが目の周囲を緊張させて、まぶたの痙攣を引き起こします。さらにこの痙攣が新たなストレスになってしまいます。
医師によっては、うつ病や自律神経失調性と診断されて、抗不安薬を処方されるかもしれません。
まぶたの痙攣をそのまま放置していると、
- まぶたが垂れてくる機能的失明
- 眉間の深いシワ
- 顔のゆがみ
- 顔つきが変わってしまう
- 約10%がパーキンソン病に発展するとのデータがある
出典:眼瞼痙攣ガイドライン※9 日本眼科学会
病院での注射が怖い人には、眼瞼緊張抑制成分配合の『アイアクト』という商品があります。
こんな悩みがある人は検討してください。
- 数カ月に一回の注射が面倒
- サプリメントで効果を感じない
- 目を休めているが何も変わらない
- 蒸しタオルをしても何も変わらない
医学誌にも掲載された『アイアクト』は、塗るボトックスとよばれる「アルジリン」という成分や、ほうれい線や小ジワを消すと謳われているヘビの毒から作られた「シンエイク」も配合されています。
利用者の声
しっとりとした液体がさっと浸透してくれたので気持ちが良く、違和感がありません。
使い始めてから4日くらいたちますと、スマホを見ても目が疲れる回数が減りドライアイの症状も軽減した感じがします。
島根県 A・H様(34歳・女性)
翌朝の目元はしっとりしていて、このクリームで目元のシワも改善できるかも!?と思わせる様な感触でした。
この商品は敏感肌でも続けられるかもと思い、使用を続け3週間位になります。お肌のトラブルもなく、以前の様な激しいピクピクは改善され、目の周りもしっとり潤っています!
埼玉県川口市 M・S様(39歳・女性)
1日に何度か塗っていましたが、かぶれることもなく肌への負担も少なそうだと実感することができました。
まぶたのピクピクは、目の疲れが癒されるとだいぶ回数も減ってくるので、これからも目の疲れを癒すために使っていきたいと思える商品でした。
埼玉県草加市 J・S様(30歳・女性)
もっと口コミを読むならこちら>アイアクトの口コミ
『アイアクト』は透明でテクスチャもサラサラしています。伸びがよくメイクをする場合でも問題はないでしょう。
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病気によって起こる3つの瞼の痙攣は
目の「ピクピク」が止まらない場合、病気の可能性もあります。瞼の痙攣が発症する原因は主に3種類でした。
1.ピクピクで1番多い病気:顔面ミオキミア
聞きなれない病名ですが、多くの場合、睡眠不足や眼精疲労が原因です。下瞼の痙攣が一時的に止まらず長期化する場合、顔面ミオキミアの可能性があります。
特徴:下まぶたに出る場合が多いです。
予防:「目を休ませる」必要があります。ほとんどの瞼の痙攣は、「顔面ミオキミア」です。
2.両眼に多く、進行していく眼瞼痙攣(がんけんけいれん)
まばたきは脳からの信号でおこなわれます。何かの異常があった場合、「ピクピク」や「まぶしい」、「目の不快感」などがでてきます。
40代~50代に多く、女性は男性より2.5倍かかりやすいです。
眼瞼痙攣を訴える人の色々な症状
症状 | パーセンテージ |
---|---|
まぶしい | 95% |
目を開いているのがつらい、目をつぶっていたほうが楽 | 92% |
目が乾く | 51% |
目が自然に閉じてしまう | 49% |
目がうっとうしい、ごろごろする | 41% |
下を向いていたい | 34% |
瞼が垂れる(目が細くなった) | 29% |
まばたきが多い | 26% |
片目をつぶってしまう | 26% |
手指を使わないと開瞼できない | 16% |
眉間にしわがよる | 12% |
目の周囲が動く | 8% |
引用先:日本眼科学会:目の病気 眼瞼けいれんと顔面けいれん※6
初期の症状として、ドライアイに似た症状があります。通常は両眼に現れるのが特徴です。(症状の左右差はあり)
- 軽瞬テスト:眉毛部分を動かさず、まばたきをゆっくりとリズミカルに行う。
- 早瞬テスト:できるだけ早くて軽いまばたきを10秒間行う。
- 強瞬テスト:強く目を閉じ、すばやく目を開ける動作を10回行う。
進行していくと、つまづいたり、まぶたを自然に閉じたくなったりして日常生活に支障がでます。早期に病院を受診しましょう。
眼瞼痙攣は、次の病気と間違いやすいので注意しましょう。
データ引用先:myclinic.ne.jp※73.神経の圧迫が原因の片側顔面痙攣(かたがわがんめんけいれん)最初は目の痙攣だったものが、おでこや口、頬など顔の筋肉につっぱりを感じます。原因は顔の筋肉(表情筋)を支配する顔面神経を圧迫することでおこります。
ちなみに、神経が麻痺した状態になる、「顔面神経麻痺」と呼ばれる症状もあります。圧倒的に40~50代の女性の方が多く、大体男性の2〜3倍が女性です。
左目の下まぶたが痙攣する原因まぶたの痙攣でもなぜか多いのが左目の痙攣です。病気の可能性もあるので「気のせい」で片付けないようにしましょう。 片側顔面痙攣(かたがわがんめんけいれん)さきほどもお伝えした、神経の圧迫が原因でおこる左目の下まぶたの痙攣。
- 左目の下の痙攣
- 頭痛ドライアイ
- 視力低下
- 肩こりや腰痛
- 不安感や抑うつ症状
- 1時間に5分~10分くらいは目を閉じたり、蒸しタオルで温めたり目を休ませることを意識しましょう。
- モニターにブルーライトカットフィルムをつけたり、ブルーライト対応メガネを着用するのもよいでしょう。
- 視界が揺れている感じがする
- めまいや吐き気
- 頭痛や肩こりがある
- 文字が書けない
- ろれつが回らない
- 物が二重に見える
- 片目が見えない
- 眠気がひどくなる
- 手足の痙攣
このような症状があれば救急に連絡しましょう。左目の下まぶたの痙攣は、
- 疲労回復
- ストレス解消
- セルフマッサージ
これら3つをおこなうとよいですが、危険な病気の徴候の場合もあるので病院での検査も忘れずにおこないましょう。病院に行く際は何科を受診する?最後に3つの病気の場合、受診は何科がいいかお伝えします。まず、早期の場合、まずは眼科を受診しましょう。その時にお医者さんに伝えてほしい内容として下記をお伝えしましょう。
- 痙攣が起きると目が開けていられるかどうか
- 上まぶたが下にさがってくるか
- 目の周りだけでなく、顔にも痙攣やつっぱり感があるかどうか
- 痙攣がはじまった日
病院でおこなう眼瞼痙攣の治療法のひとつがボトックス注射「眼瞼痙攣」や「片側性顔面痙攣」は、目の周辺の筋肉がピクピクと意志と関係なく痙攣してしまいます。このような症状の場合、「ボトックス注射」をおこなう場合が多いです。3割負担で1回:15,980円出典:吉野眼科クリニック※8
画像引用:吉野眼科クリニック※8注射をすると、3~4か月で効果が落ちてくるので再度注射する必要があります。
ボツリヌス毒素は、食中毒の原因として知られている毒素ですが、ごく少量を患部に直接注射すると筋肉がゆるむので美容外科などでよく使われるようになりました。治療を希望しても内科の検査。アレルギー検査で問題が無い場合のみ適応です。最後にまぶたのピクピクする痙攣は、ほとんどが「疲れ」「ストレス」「睡眠不足」です。そして、それが原因で発症する病気が「眼瞼ミオキミア」です。眼瞼痙攣(がんけんけいれん)、片側顔面痙攣(かたがわがんめんけいれん)どちらも一度は病院に行くことを心がけましょう。
画像引用:Amazon※1
画像引用先:酒井形成外科※2
画像引用先:日本成人病予防協会※3
引用:清澤眼科医院通信※4
参考サイト:ヨミドクター※5
引用先:日本眼科学会:目の病気 眼瞼けいれんと顔面けいれん※6
データ引用先:myclinic.ne.jp※7
出典:吉野眼科クリニック※8
出典:眼瞼痙攣ガイドライン※9
病名 | ドライアイ | 顔面ミオキミア | 眼部チック |
---|---|---|---|
症状 | 眼が疲れやすい、まぶしい、眼が乾く、視野がかすむ、眼の痛みや頭痛など | まぶたの一部が自分の意志とは関係なく一時的にピクピクと痙攣。通常は片眼にだけ症状が現れる。眼瞼痙攣の症状とよく似ているが、実際は顔面ミオキミアである場合が多い | 自分の意思とは関係なく頻繁にまばたきしてしまう、ものが二重に見える、急に視力が落ちるなど |
原因 | エアコンによる乾燥、コンタクトレンズの長時間装着、パソコンやテレビによる眼の酷使、ストレスなど | 疲れやストレス | 強い緊張やストレスなど |
診断・治療 | シルマーテストやドライアイ診断装置などで診断する。ドライアイ用点眼薬の使用、こまめな眼の休息、まばたきを意識的にするなどで改善されることが多い。 | まばたきのテストや針筋電図検査により診断する。疲れやストレス原因の除去により、数日から数週間で治まる | 過剰なまばたきなどに対する問診により診断する。ストレス原因の除去や時間の経過により自然に治まることが多い |