出産後の育児って、本当に大変ですよね。
授乳中は、睡眠時間もままならない日々が続きます。産後ふと気がつくと胸が垂れている……「私の胸ってこんなに垂れてたの?」誰にも言えない悩みをかかえるママが多いです。
じつは胸が垂れる原因は授乳中の間違った習慣が関係しています。今回は産後に胸が垂れる原因と、授乳中でもできるバストケアの方法についてご紹介します。
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産後に胸が垂れる3つの原因
産後に胸が垂れてしまう原因は、次の3つ。
- 皮膚が伸びてしまう
- 授乳中の姿勢
- クーパー靭帯が伸びてしまう
1.皮膚が伸びてしまう
妊娠中や授乳中は、ホルモンの作用により乳腺が発達し、バストが大きくなります。
このときに急激に大きくなったバストによって引っ張られた皮膚が伸びてしまい、授乳期が終わった後にバストが元の大きさに戻ります。その結果、引っ張られた胸が垂れてしまいます。
2.授乳中の姿勢
授乳中の姿勢にも注意が必要。
前かがみの姿勢をしていると、バストを支えている大胸筋などの筋肉が弱まってバストを支えきれなくなり、バストが垂れてしまうのです。
産後に「胸が垂れる人」と「垂れない人」の差は、授乳中の姿勢も大きな原因です。
あなたは、毎日同じ姿勢で授乳していませんか? 授乳時は、クッションを使う、子供を自分のほうに引き寄せるなど、前かがみにならないようにしましょう。
※パソコンやスマホなどをするときも前かがみになりがちです。パソコンやスマホをするときの姿勢にも気をつけましょう。
3.クーパー靭帯が伸びてしまう
クーパー靭帯は、バストの脂肪組織や筋肉をつないで、バストを支えている靭帯です。クーパー靭帯は、伸びてしまうと元に戻すのはむずかしいため、胸が垂れる原因になります。
バストが大きくなるときに、その重さによってクーパー靭帯も伸びてしまうのです。
垂れた胸を元に戻す3つの方法
垂れた胸を元に戻す方法には、次のようなものがあります。
- おっぱい体操
- バストアップエクササイズ
- バストアップブラ、ナイトブラの着用
1.おっぱい体操
こちらは、元助産師さんが産後の女性たちの
- バストが垂れる
- 形が歪む
などの、バストの悩みに答えようと開発した「おっぱい体操」です。
基本は、
- おっぱいはがし
おっぱいはがしは、大胸筋にくっついてしまったおっぱいを大胸筋からはがして血液やリンパの流れをよくしてあげようという体操です。
- おっぱい揺らし
おっぱい揺らしは、たるんだり歪んでしまったおっぱいを大胸筋の土台の上に戻して歪みをとるための体操です。
体操の前後のわずかな時間に、3cmもバストサイズが変わるほど、効果的な体操です。
音声あり
2.バストアップエクササイズ
続いて、美乳を作るバストアップエクササイズを3つご紹介します。
1.肩甲骨ストレッチ
肩に両手をのせ、大きな円を描くように前後に10回ずつ回します。このとき、腕だけで回すのではなく、思いっきり肩甲骨から回すようにしましょう。
2.リンパエクササイズ
- 腕を後ろに回して、手をしっかりと組みます。ひじは「く」の字の角度にします。
- そのまま下に向かって腕を伸ばします。この動作を5回繰り返します。
- このとき、しっかりと手を組んで、ひじを最後まで伸ばすようにしましょう。
3.合唱ポーズエクササイズ
- 背筋を伸ばし、胸の前で合唱のポーズをします。
- 両手に力を込めながら、10秒かけて息を吐き切ります。
- バストの中心を意識して、息を止めないように気をつけます。
- 次に指先を下に向けて、10秒かけて息を吐き切ります。さらに、手を左右にずらして同じようにやってみましょう。
音声あり
3.バストアップブラ、ナイトブラの着用
バストアップブラ
バストアップブラは、サイドからお肉を持ち上げたり、わきの肉やはみ肉を寄せたりするなどして、バストアップを図るためのブラです。背中やわきに流れてしまった脂肪を引き寄せバストを育てる効果があるため、「育乳ブラ」とも呼ばれています。
それでは、バストアップのための正しいブラの着けかたをご紹介しましょう。
- ワンサイズ大きめのブラを用意します。カップのタイプは、3/4カップのワイヤー入りのブラがおすすめ。
※呼吸を妨げないように、アンダーのサイズもいつものより5cm大きいものをおすすめします。
- ブラジャーをつける前に、わきの肉をよくもみほぐしておきます。
- 上半身を床と平行になるように倒し、バストをカップに納めていきます。
- 背中のお肉を寄せて入れます。
- 二の腕のお肉も引き寄せます。
- お腹周りのお肉をアンダーから引き寄せます。
- 引き寄せたお肉をカップの中で整えます。
参考動画 音声あり
ナイトブラ
寝るとき専用に作られたブラで、形やワイヤーの有無などに特徴があります。
ナイトブラは、ノンワイヤーで皮膚をおおう面積が大きいのが特徴です。これは、着心地をよくするとともに、寝ている間のバストの横流れや垂れを防止するためなのです。
補正下着についての記事でご紹介しているのが、『Viageビューティアップナイトブラ』です。楽天市場の総合・デイリー・リアルタイムランキングで15冠の商品です。
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産後に胸が垂れないための予防法
産後のバストのことを考えた予防法には、
- 大胸筋を鍛える
- 授乳のしかたを工夫する
- 姿勢をよくする
などがあります。
大胸筋を鍛える
産後の胸の崩れを防ぐためには、大胸筋を鍛えることが有効です。簡単にできる筋トレをご紹介しましょう。
腕立て伏せ
- 腕立ての姿勢になり、両手を肩幅よりも広めに開きます。
- 息を吸いながら肘を曲げて、床に着く寸前まで上半身を落とします。5秒間キープしましょう。
- 15回繰り返します。
音声あり
合掌のポーズ
- 背筋を伸ばして両手を合わせます。
- 胸に力を入れましょう。
- 両手に力を入れたまま、顔の前まで腕を上げて5秒間キープします。
- 5秒間キープしたら、おへそまで手を下げていき、そこで5秒間キープします。
音声あり
大胸筋のストレッチ
- 両手を後ろで組みます。
- その姿勢から胸を張って前に出します。
- 10秒間キープします。
- 胸を緩めて、10回繰り返します。
- 肘を曲げて壁に手を当てます。
- 手をついたまま上半身を壁とは逆側にねじり、10秒間キープします。
- 反対側も同様に行います。
音声あり
授乳のしかたを工夫する
授乳時は、足の上で赤ちゃんを横抱きにするというお母さんは多いと思います。でも、この姿勢では赤ちゃんの様子をうかがうために下を向いて前かがみの姿勢になりがちです。
- 授乳用クッションを使う
- 縦抱きで授乳する
など、授乳のしかたを工夫してみましょう。
授乳用クッションを使う
赤ちゃんの高さが少し高くなるので、前かがみにならずにすみます。
縦抱きで授乳する
「縦抱きで授乳」ってむずかしそうですが、やってみると意外に簡単かも!太ももの上に赤ちゃんを起こして座らせることで、お母さんは上体を起こしたまま、授乳させることができます。
音声あり
姿勢をよくする
前かがみの姿勢や猫背の姿勢を続けていると、バストを支えている大胸筋が衰えてしまいます。内臓にも負担がかかったり、血行不良の原因にもなります。
姿勢をよくすることで、血行を改善しバストアップしやすい体質を作ります。
では、正しい姿勢とはどのような姿勢でしょうか。
身体がまっすぐ一直線上にあるように立つ
壁を背にして立ったときに、
- 後頭部
- 背中
- お尻
- かかと
が壁につくように立ちましょう。それがよい姿勢です。
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まとめ
卒乳後に、胸が垂れる原因は、
- 皮膚が伸びてしまう
- 授乳中の姿勢
- クーパー靭帯が伸びてしまう
垂れた胸をを戻す方法には、
- おっぱい体操
- バストアップエクササイズ
- バストアップブラ、ナイトブラの着用
産後にバストが崩れないための予防法には、
- 大胸筋を鍛える
- 授乳のしかたを工夫する
- 姿勢をよくする
産後、毎日が忙しい日々で胸が垂れていても気づかないフリをしていませんか?
胸が垂れる原因は、少し意識するだけでもかなり予防できます。
1番簡単な産前の胸に戻すにはナイトブラなどの補正下着が便利で簡単です。
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