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母乳育児のメリットとデメリットを比較!ママも赤ちゃんも喜ぶホントの理由

母乳育児メリットデメリット

近では母乳育児を推奨する産院が多くなってきました。

母乳育児をおこなうと、夜もゆっくり寝られない、ママの休まる時間がほとんどないなど、マイナスイメージもあるのは確かです。

しかし、そのイメージを払拭させるくらいのメリットもたくさんあります!

今回は母乳育児をおこなううえでのメリットを赤ちゃん目線、ママ目線とあらゆる方面からご紹介します。

授乳中の食事に関しては、こちらの記事がおすすめです。

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母乳育児のメリットとは?

母乳育児の1番のメリットは、ママの免疫力がそのまま赤ちゃんへおくることができるという点です。

母乳は「血液」とも呼ばれており、ママの体で作られた栄養がたっぷりと含まれています。

赤ちゃんの成長に最も適した栄養ドリンクだと言ってもよいくらいです。

実際にママの血液が原料になっています。

夜間の授乳は大変ですが、夜間に授乳することによってホルモンの分泌が活発になり、母乳の量にも関係してきます。

もし、夜間の授乳が無かった場合、朝起きるとおっぱいが岩のようにガチガチになっているかもしれません。体はつらいかもしれませんが、乳腺炎予防にもなり、何より赤ちゃんが喜びます。

 

赤ちゃん目線でのメリットとは?

赤ちゃんはママの母乳はもちろん、やわらかなおっぱいが大好きです。

授乳をする際には、ママの体にしっかりと密着させて、大好きなママの温もりを感じながら母乳を飲みます。

赤ちゃんが大きくなると、あいたほうの手でおっぱいを触りながら飲む強者もいるようです。

赤ちゃんにとって母乳育児は“癒し”そのものです。母乳育児を通して、不安な気持ちや悲しい気持ちなどもすべて乗り越えることができるのです。

 

ママ目線での4つのメリットとは?

現在私は母乳育児歴1年半を迎えようとしていますが、母乳育児はメリットばかりだと実感させられています!

1.母乳育児中は太りにくい

母乳育児をしていると、ママは常に空腹感に襲われるようになります。

これは赤ちゃんが母乳を飲んでいることで、お腹が減りやすい状態になっているのが原因です。

食事内容には気をつかわなくてはいけませんが、たくさん食べても太りにくい。

むしろこんなに食べているのに痩せていってしまう……なんて悩むこともあるかもしれませんよ。

授乳回数が10回以上あったときには、1日中空腹感がありました。空腹感を満たそうと、寝る前におにぎりを食べたことが何度もあります。

さすがに体重が気になり、こまめに計測はしていました。太るどころかどんどん痩せていってしまい、何か病気ではないかと不安になるくらいでした。

産後間もない時期でしたら、母乳育児をすることによって体型を戻す効果もありますので、ぜひ積極的に授乳をおこなってくださいね。

前回は産後18キロくらい痩せてしまったから本当に悩むところ😭
産後ダイエットではなく、母乳育児でカリカリに😭
食べても食べても痩せてしまう本当に…😭
毎日ご飯9合炊いて、食べたくなくても頑張って食べて、飲んで、母乳作って、
それでもガリガリフラフラで地獄のような日々(笑)

— ©️ (@cova__) 2017年3月23日

 

2.ママの体があればいつでもすぐに授乳できる

母乳育児の最大のメリットはママの体があればすぐに授乳ができるということです。

赤ちゃんがグズグズなったとき、おっぱいが飲みたいと注文が入ったときにも、授乳室や授乳ケープがあれば外出先でも授乳ができます。

ただし、姿勢には気をつけましょう。

母乳育児の何がやばいって姿勢がやばい。
下向きすぎて首がもげそうになる。

椅子に深く腰掛けて頭をもたれさせるようにしないときつい。
故に自宅以外だと苦行。
長期間やると確実に身体おかしくなりそう
ミルクだとベビーとの距離があるから体勢が比較的楽。#2017jan_baby

— 👻ワルキュー蓮🎃🚼 (@niji2001) 2017年3月22日

 

こちらの記事内で、助産師がおすすめする授乳中の姿勢に関して書いてあります。

マズイ!母乳が詰まってしこりが取れない時にとるべき3つの行動とは?

3.お金がかからない

母乳育児をする際には、1円もお金をかけずにすることも可能です。

かかったとしても授乳用の下着やパット代などで、授乳用の洋服もありますが、利用しないママのほうが多いです。

赤ちゃんが大きくなると、何かとお金はかかります。

お金をかけずに赤ちゃんのお腹と気持ちを満たすことができるのはうれしいですよね。

前置胎盤の出産は帝王切開のみ!費用は【最安35400円+α】その内訳とは

4.乳がんのリスクを低下させる可能性あり

日本人において授乳が乳がんのリスクを低下させる可能性があると、国立がん研究センター 社会と健康研究センターが報じています。

出典:国立がん研究センター 社会と健康研究センター※1

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エビデンスとしては、弱いようですが、国際的な評価や生物学的根拠にもとづいての結論です。

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授乳は母体と子供双方にいくつかの効用があるので、今後も推奨されるべきと締めくくっています。

ミルク育児の4つのメリットとは?

アイクレオのバランスミルク 320g

母乳オンリーではなく、ミルクのみの授乳方法や、ミルクと母乳を併用する混合授乳という方法もあります。

ミルクを利用する際のメリットもたくさんありますよ!

1.赤ちゃんがミルクを飲む量が目にみてわかる

ミルクを利用すれば、赤ちゃんがどれくらいの量飲んでいるのかを目にみて確認することができます。

量を確認することで調子悪いのかな? などの赤ちゃんの異変にすぐに気づくことができます。

そして赤ちゃんの体重の増減をみながらミルクの量を調節することもできます。したがって体調管理の面でも安心です。

2.ママ以外の人でも授乳に参加できる

ミルク育児は誰でも参加することができます。

パパやおじいちゃん、おばあちゃん、友人でもOKです!

ミルクを飲む赤ちゃんの幸せそうな顔をみるのは、あげる側の心も癒されること間違いなしです。

3.ママひとりの時間を作ることもできる

普段ママと赤ちゃんは24時間はなれることなく過ごすことになります。

可愛い我が子であっても、「疲れを感じ体を休めたい」、「ひとりになりたい」と思うことも必ずあります。

ミルク育児をおこなっている場合は、ママ以外の人に預けることができますので、ママの時間を作ることもできてしまいます。

たった30分でもよいです。気分転換をして、日頃のストレスをリセットすることも大切なことです。

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4.ビタミンDが簡単に摂れる

母乳にはビタミンDの含有量が少なく、ママが食事の栄養バランスをしっかり気をつける必要があります。しかし、ミルクだとビタミンDが配合されているので気軽に摂取できます。

ビタミンDが不足すると骨がうまく形成されずに、「くる病」になる恐れもあります。

ビタミンDは太陽を浴びると形成されやすくなります。

最近は、極端な紫外線対策によって太陽を浴びる機会が減ったり、アレルギーを心配して離乳食の時期が遅くなったりすることで、ビタミンD不足がニュースでも放送されるようになっています。

出典:公益財団法人 母子衛生研究会※2

くる病とは?
 くる病とは、成長期(骨の発育期)の小児でカルシウムが骨に沈着せず、軟らかい骨様組織が増加している状態をいいます。

多くの場合、骨の成長障害および骨格や軟骨部の変形を伴います。

原因はビタミンD欠乏、ビタミンDの合成障害、ビタミンD受容体の異常、リンの不足、腎尿細管障害などさまざまです。

小児期はビタミン D 欠乏性くる病が多い。

出典:gooヘルスケア※3

完全母乳育児の4つのデメリットとは?

完全母乳育児にはデメリットもあります。

1.ママの好きな服が着られない

授乳をする際、授乳服ではない場合にママは洋服をまくり上げる必要があります。

そのため、ワンピースやオールインワンのような上下切り替えの洋服は避けるほうが無難です。

2.赤ちゃんを人に預ける時間に制限がある

母乳育児はミルク育児とは異なり、赤ちゃんが“母乳を欲しがるときに欲しがるだけあげる”というのが基本的な考えかたです。

そして母乳は消化が非常によく、早い子だと授乳を終えて30分後にまた飲みたがるなんてことも日常茶飯事です。

そのためママの用事で人に預ける際にも、短時間で済ます必要があります。

3.夜中も赤ちゃんが起きてしまう

母乳育児をおこなうママの悩みが夜中の授乳です。

赤ちゃんにもよりますが、母乳を飲んでいる赤ちゃんは夜中に何度もおっぱいを求めて泣いてしまう子が多いのです。

これは断乳をすることで起きる回数も減るとはいわれています。

慢性的な寝不足にならないようにお昼寝をするなど工夫が必要です。

4.ママが飲める薬に制限がある

ママが食べたもの、飲んだものが母乳として微量ながら出てきます。

飲める薬に制限があり、お酒やカフェインも飲めません。お酒やコーヒーなどはガマンできても、痛みや気分の悪さはガマンできないので持病をお持ちのかたは、主治医と相談しておきましょう。

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まとめ

今回は母乳育児をメインでご紹介しました。母乳育児もミルク育児も赤ちゃんとの大切なスキンシップに違いありません。

母乳育児は本当にあっという間で、もっと授乳を続けていたかったと嘆くママもたくさんいます。

これから出産に挑むママ、すでに出産を終えたママにもぜひ参考にしていただければうれしいです!

母乳が「つまる・少ない」ママや、産後の体調不良が長く続く場合、ある成分が不足しているかもしれません。

それは野菜と水分です。

妊娠中から授乳中の間、便秘予防や母乳のために青汁を飲んでいるママが増えています。多くの商品がカフェインが入っていますが、安心して子供でも飲める青汁もあります。

しかも、意外と!? おいしいのです。

くわしくはこちら>>妊娠中に青汁を飲む新習慣を!8つのポイントでノンカフェイン無添加の商品を選ぶ

妊娠中に青汁を飲む新習慣を!8つのポイントでノンカフェイン無添加の商品を選ぶ

 

 

 

 

 

出典:国立がん研究センター 社会と健康研究センター※1
出典:公益財団法人 母子衛生研究会※2
出典:gooヘルスケア※3

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