産後の体型は下着で変わる?補正下着の効果を試すこれだけの理由
妊娠中、赤ちゃんが順調に育ってくれてうれしい反面、妊娠前の体型に戻るのか不安に感じていませんか? 産後はすぐに動けないし、赤ちゃんのお世話も大変だし、どうやって体型を戻せばいいか悩みますよね。
そんなときに、おすすめなのが補正下着。
でも、補正下着にも色々な種類があり何を選んでいいか迷いがち。そこで今回は、産後の補正下着の効果や種類、選びかた、着ける時期などご紹介します。
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お伝えすること:目次
産後の下着の効果
妊娠中は母体を守るために脂肪がついてふっくらし、骨盤がゆるむなど体型が変化します。産後はみんな体型が戻るか心配しています。
https://twitter.com/no_zo_bu/status/973812815202054147
https://twitter.com/MechikoHappy/status/976060271633428481
産後、身体が元の状態に戻ろうとするのをサポートするのが補正下着。
産後に補正下着を着けることは、体重を減らすことより「身体を整えること」を目的としています。産後のダイエットでは、骨盤矯正が話題になるのはそのためです。そして、体型を整えるだけでなく、母体の回復を助ける役割もあります。
また、赤ちゃんのお世話で忙しい時期でも、補正下着なら毎日着用するだけなので続けやすいので取り入れやすいです。
妊娠前の体型には自然に戻る?
産後、個人差もありますがおよそ3カ月から6か月かかりながら元の体型に戻っていきます。徐々に時間をかけて子宮が収縮し、母乳育児ならおっぱいをあげていると自然に体重が減っていきます。
ただし、体重が戻っても体型が戻らず、ぽっこりおなか、たるんだお尻なんて状態のままになってしまう場合があります。
私は妊娠で14kg増えてしまい、産後6カ月かけ10kg落ちましたが、残りの4kgがまだ落ちません。残念ながら、おなかはでていて、お尻もたるんだままです。
帝王切開だったこともあり、補正下着を使用していなかったのですが、今思えば体調をみながら使っておけばよかったと後悔しています。
そのため、産後は自然に体型が戻るかたもいれば、戻らないかたもいるので、補正下着を使ってケアすることをおすすめします。
補正下着の効果は見た目だけじゃない?
妊娠前の体型に戻すために補正下着を使おうとするかたが多くいると思います。しかし、産後に補正下着を使うことは、見た目を戻すだけでなく、次のような効果があります。
- 姿勢がよくなる
- 血行がよくなり、むくみのケアができる
- 腰痛を和らげる
- 新陳代謝がよくなり、脂肪が燃えやすくなる
- 産後の皮下脂肪を落としやすくする
母体の回復を助けることができるので、ぜひ補正下着を使ってケアすることをおすすめします。
産後の補正下着の種類
産後に使える補正下着は様々な種類があり、ここでは代表的な6つのタイプをご紹介します。
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
- 骨盤ベルト
- ウエストニッパー
- リフォームショーツ
- ガードル
1.産褥ニッパー
画像引用:Amazon
産後すぐに使える骨盤まわりをやさしくサポートするタイプです。産後に広がった骨盤を引き締め、子宮収縮を助ける効果があります。
きつすぎず、ソフトなつけ心地で着脱も簡単で就寝時におすすめです。
腹巻のようなかたちのものから、巻き付けてホックやマジックテープでとめるタイプがあります。
2.産褥サポーター
画像引用:Amazon
産後すぐに使えるおなか周りをやさしくサポートするタイプです。おなかを引き締め、子宮の回復を助ける効果があります。
産褥ニッパーと同じく、締め付けが弱く、着脱も簡単で就寝時に使うことが多いです。
腹巻のようなタイプのものが多いです。
3.骨盤ベルト
画像引用:Amazon
産褥ニッパーやサポーターの次に比較的早めに使うことができます。骨盤まわりを引き締めるタイプです。骨盤のゆがみを整え、正しい位置に安定させる効果があります。
骨盤を正しい位置に安定させると、腰や尾てい骨の痛みをケアでき、血行促進による基礎代謝の向上に役立ちます、
マジックテープで引き締め具合を調節することができます。
4.ウエストニッパー
画像引用:Amazon
産後しばらくしたら使うことができるおなかまわりを引き締めるタイプです。
下腹のたるみをケアし、ウエストのくびれを取り戻す効果があります。
産褥ニッパーより広い範囲を強く締め付けることができ、体型戻しの効果も高めです。引き締める強さは、調節が可能です。
5.リフォームショーツ
画像引用:Amazon
産後しばらくしたら使うことができるおなかまわりを引き締めるタイプです。
骨盤を正しい位置に戻すサポートをしながら、おなか周りや太もも、お尻を引き締める効果があります。
普通のショーツ感覚ではけて、ガードルのように強い引き締めが苦手なかたにおすすめです。
6.ガードル
産後しばらくしたら使うことができます。おなかから太もも、お尻をしっかりと引き締めることができるタイプです。
紹介したなかで、一番体型を補正するのに効果が高いです。
ガードルにはソフトガードルとハードガードルのふたつの種類があり、好みの強さのものを使うとよいでしょう。
ソフトガードル
ソフトで楽なはき心地で、おなかから太もも、お尻をすっきり引き締める効果があります。スパッツのような感覚ではけます。
ハードガードル
ソフトガードルより引き締めが強く、よりシェイプアップ効果が高いです。
フックで調節するものが多いですが、ベルトやファスナー付きのタイプなどがあります。
産後の補正下着のサイズ選び
産後の補正下着は小さすぎると内臓を圧迫してしまい、大きすぎると効果を得られないのでサイズ選びが重要です。
臨月の予想体重と妊娠前の体重の差から適正なサイズを算出することができます。
【サイズ算出方法】
- 1か月あたりの増加体重を算出
(現在の体重―妊娠前の体重)÷妊娠期間=1か月あたりの増加体重
- 臨月の予想体重を算出
1か月あたりの増加体重×臨月までの期間+現在の体重=臨月の予想体重
- 臨月の予想体重と妊娠前の体重差を算出
臨月の予想体重―妊娠前の体重=臨月と妊娠前の体重差
体重差 | サイズ |
8kg未満 | 妊娠前と同じサイズ |
8kg以上11kg未満 | 妊娠前より1サイズ上 |
11kg以上 | 妊娠前より2サイズ上 |
産後いつから補正下着を着ける?
補正下着は、体調をみながらだんだん強めのものにシフトして、体を引き締めていくのがポイントです。
早めからケアをすることは効果的です。しかし、出産直後は想像以上に体にダメージを負っています。産後1〜2ヶ月は体の回復を優先する期間でもあるので無理をしてはいけません。もし、無理をしてきつめのガードルなどを着けると、骨盤や体調の回復をさまたげてしまい、逆効果になるので気を付けましょう。
体の回復にあわせて、段階ごとに最適な補正下着を選びましょう。
ここでは、体の回復にもよりますが、おおよその補正下着を使う順番と時期について説明します。
産後すぐ~1週間
ソフトなニッパーやサポーターで、妊娠・出産で広がった子宮を囲む骨盤周りを引き締めましょう。
特にこのころは出産が終わり、体に相当なダメージがありますが、補正下着を着けることで母体回復を助ける次のようなメリットがあります。
- 悪露が早く終わる
- 体型が戻りやすくなる
- 軽度失禁が軽減される
この時期は、横になっている時間が長いので着脱しやすく、体に負担のかからないものを選ぶとよいでしょう。
昼
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
- 骨盤ベルト
夜
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
産後1週間~2週間
体調が落ち着いてきたら、日中は体を締め付けすぎないウエストニッパーやリフォームショーツを使用し、お腹を引き締め、ヒップラインのたるみを防止します。
ただし、まだ無理をして体に負担をかけてはいけません。体調をみながら、使うようにしてくださいね。
昼
- ウエストニッパー
- リフォームショーツ
夜
- リフォームショーツ
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
2週間以降
このころから、本格的なシェイプアップができます。
ソフトタイプのものから徐々にはじめて、慣れてきたらよりサポート力が強いハードなガードルへシフトすると無理なく使うことができます。
ただし、無理は禁物です。苦しいと感じたときはソフトタイプに戻すようにしてくださいね。
もし体調がよければ、エクササイズなどを取り入れていくとより効果的です。
昼
- ウエストニッパー
- ソフトガードル
- ハードガードル
夜
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
参考:ベルメゾンネット
産後の補正下着の注意点
産後すぐは体の回復を優先し、体調に合わせながら補正下着を使うようにしてください。無理をしてきつい補正下着を使うと、骨盤や体調の回復を妨げてしまい逆効果になる場合があります。
産褥ニッパーや産褥サポーターのように、産後すぐに使うことで回復を早めてくれるものもあります。しかし、基本的に医師や看護師に着用してよいか確認をとってから使いはじめましょう。
産んだ直後は、おなかはすぐにはへこみません。へこまないと焦って無理をするのは厳禁です。
産んだ直後、おなかがでたままだったので、赤ちゃんがでてきたのにこんなにおなかってでているものなの? これから、ずっとこのおなかのままなの? と不安に思いました。
それでもちゃんと時間をかけてゆっくりとおなかはへこんでいきますので安心してください。
産んだ直後は、体型のことより自分の体と赤ちゃんを優先してくださいね。
余裕ができてきたら、補正下着を使って体型のケアをしましょう。
まとめ
産後は3か月から6か月で徐々に体重は戻っていきますが、ケアをしないと体型が戻らない場合があります。補正下着を使うことで体型を戻すことだけでなく、産後の体に発生するトラブルを予防したり改善したりすることができます。
そこで、産後に使える補正下着には代表的な6つのタイプをご紹介しました。
- 産褥ニッパー
- 産褥サポーター
- 骨盤ベルト
- ウエストニッパー
- リフォームショーツ
- ガードル
それぞれの補正下着には使いはじめる時期がありますが、体の回復には個人差があるので、そのときの体調をみながら使うようにしましょう。
ただし、無理をしてきついものを使うのは絶対にやめてくださいね。
出産が近くなったら、ベビー用品と合わせて、補正下着を準備することをおすすめします。
参考:ベルメゾンネット