お気に入りのスニーカーだと、はく頻度も多くなりますよね。だけど、毎日のようにはいていると当然スニーカーも汚れてきます。土や泥、ほこりや皮脂などの汚れは、ある程度であれば洗って落とすことができます。
しかし、綺麗に洗ったのにスニーカーが黄ばんでしまうことがあります。
スニーカーの黄ばみは、どのご家庭にもある身近なもので、簡単に取れるのです!
今回はスニーカー黄ばみの
- 原因
- 取りかた
- 予防
をわかりやすくお伝えします。
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スニーカーの黄ばみの原因
綺麗に洗ったはずのスニーカーが黄ばんでしまう原因は大きくわけて
のふたつが考えられます。
接着剤
とくに布製のスニーカーに多いのが、底部と布部の接している箇所からでてくる黄ばみです。
これは、スニーカーのパーツを組みあわせるときに使用している接着剤が原因です。
通常ですと接着させている部分にしか使用されないので黄ばみはおこりません。しかし、スニーカーが水で濡れると接着剤の一部が水に溶けて布地に染みだし、黄ばみがでてきてしまうのです。
参照: 絵を描く.com
アルカリ性洗剤
洗濯洗剤や漂白剤を使って綺麗に洗ったのに、時間がたつとスニーカーが黄ばんでくることがあります。
これは、使用している洗剤や漂白剤がアルカリ性の場合、洗い残しカスが紫外線に反応して黄ばんでしまうことが原因です。
塩素系と表記があるものもアルカリ性です。
アルカリ性といわれてもあまりピンとこない人もいるでしょう。洗剤には、酸性、中性、アルカリ性と種類があり、よく汚れが落ちる、キッチンハイターや重曹もアルカリ性物質になります。
アルカリ性洗剤が必ずしも悪いというわけではありません。
むしろ、汚れを落とす力は強いです。
洗い残しがないようにしっかりとすすぐ、黄ばんでしまったものは酸性で中和させると改善されます。
スニーカーの製造過程でアルカリ性洗剤が使われていることもあります。
スニーカーの黄ばみが取れる6つのテクニック
洗っても落ちないとあきらめていたスニーカーの黄ばみは、実は身近にあるもので落とせます。
もちろん、プロの手をかりなくとも、自分で綺麗に落とすことができますよ。こちらでご紹介するのはこの6つの方法です。
黄ばみのていどや部分によって使いわけましょう。
1.お酢
綺麗に洗ったスニーカーが黄ばんでくる理由として、洗剤のアルカリ成分が紫外線に反応していることが考えられます。
アルカリ性は酸性とあわせることで中和することができます。
そのため、酸性のお酢に浸けることで黄ばみを落とすことができるのです。
2.歯ブラシと歯磨き粉
使い古した歯ブラシと歯磨き粉でスニーカーの黄ばみを落とすことができます。
歯磨き粉の成分には研磨剤が入っているので、スニーカーの黄ばみにも効果があるのです。
市販の歯磨き粉ならどれでも問題はありません。ただ、研磨剤が入っていないものもあるので使っている歯磨き粉の成分を確認してくださいね。
3.重曹
しつこい汚れには重曹が効果的です。
重曹と衣料用の中性洗剤で洗剤を作って磨くと黄ばみも綺麗に落とせます。
最初に重曹をいれたお湯にスニーカーを浸けおきしておくとより綺麗になります。
重曹には消臭効果もあるのでよいですね。
アルカリ性洗剤でもお伝えしましたが、重曹もアルカリ性になります。すすぎ残しがあると、黄ばみの原因になります。すすぎ残しがないようにしましょう。
4.酸素系漂白剤
スニーカーの黄ばみには酸素系漂白剤を使いましょう。
塩素系の漂白剤はアルカリ成分が紫外線に反応して黄色くなってしまうのでおすすめできません。
漂白剤と洗剤で磨くのもよいですが、しつこい黄ばみ汚れは浸けおきをしてから洗いましょう。
湯が熱すぎてもぬるすぎても効果は半減してしまうので注意しましょう。
参照:お洗濯.net
スニーカーのゴム部分の黄ばみ落とし
スニーカーのソール部分など、ゴム製になっている部分の黄ばみや汚れは、洗剤を使わずとも手軽に落とせる方法があります。
もちろん汚れにも度合いがあるので、あまりにもひどい汚れにはあまり効果はありません。
手軽にできることなので、汚れたらすぐに落とすようにすると時間もかからずに綺麗になりますよ。
5.消しゴム
スニーカーのソール部分の汚れや黄ばみは、消しゴムで落とすことができます。
汚れの上から消しゴムでこすると、消しゴムに汚れが付着し消しカスとなって落ちるという仕組みです。ただしこれは、表面に付着した軽い汚れのみに有効です。
また、ソールなどゴムの部分意外では消しゴムの効果はあまりみられません。
音声あり
6.メラミンスポンジ
水だけで汚れが落とせるメラミンスポンジは、ソール部分の黄ばみ落としにも効果があります。
使うときはしっかりと水を含ませてこするようにしましょう。
メラミンスポンジは合皮製のスニーカーにも使うことはできます。
ツヤ加工などがされているものだとその効果を消してしまうので注意
また、メラミンスポンジに重曹を浸けてこするとより効果が期待できます。
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スニーカーの黄ばみを予防する4つの裏ワザ
スニーカーの黄ばみを落とす方法も重要ですが、大切なのはスニーカーの黄ばみの予防です。
何度洗っても黄ばみがでてしまうようでは困りますよね。
少しの工夫でスニーカーの黄ばみを予防することができます。簡単にできる方法としてこちらの4つを紹介します。
お気に入りのスニーカーは長持ちさせたいですよね。
1.日の当たる場所に干さない
スニーカーの黄ばみの原因のひとつには、紫外線に反応しておこる変色があります。
日にあてたほうがはやく乾くと思うかもしれませんが、それで靴が黄ばんでしまっては意味がありません。
乾くのに時間がかかっても、日かげで干すようにしましょう。
洗濯機の脱水機能を使うと乾く時間が短縮できますよ。
2.防水スプレーをかける
スニーカーの製造で使われている接着剤には、水に溶けて染みだした成分が黄色く変色してしまうことがあります。
いくら気をつけていても、スニーカーをはいていると雨などで水に濡れてしまうことはあります。
防水スプレーをかけておくことで、スニーカーの黄ばみや劣化は軽減されます。
防水スプレーはどこでも購入できますが、スニーカーの種類によって向き不向きもあるので、靴屋さんで購入するのがオススメです。
スニーカーを購入したときに、防水スプレーも一緒に購入しておくとよいですね。
3.ろうそく
布や紙製品にろうそくのろうを塗って防水加工することを蝋(ろう)引きといいます。
この応用で、布製のスニーカーにろうを塗ると防水スプレーと同じ効果が期待できます。
100均などで売っているろうそくを直接スニーカーに塗って、ドライヤーの熱をあててなじませてあげるだけでOKです。
音声あり
4.ベビーパウダー
赤ちゃんの肌に浸けるベビーパウダーは、汚れやシミを吸収する効果があります。
布製のスニーカーの黄ばみ防止に、ベビーパウダーをすりこんでおくことで、黄ばみ防止になります。
スニーカーにパウダーをはたいておくだけでもいいですが、ブラシなどですりこんでおくとより効果的です。
まとめ
スニーカーの黄ばみのふたつの原因、6つの取りかた、4つの予防法について紹介しました。
スニーカーの黄ばみの取りかたは、汚れのていどや部分によって適している方法があります。
- 洗剤を使うときはしっかりとすすぐことを心がけましょう。
- 黄ばみの予防には、日光をあてない、水や汚れの付着を防止する加工をすることが大切です。
また、小さなことではありますが、毎日同じスニーカーをはいていると当然黄ばみや汚れがつきやすく、スニーカーの劣化もはやくなります。
3日に1度など、はく靴をローテーションさせることでスニーカーの寿命も伸ばせます。
お気に入りのスニーカーを長持ちさせるために、しっかりとケアしてあげましょう。
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