おっぱいマッサージの手技を受けたことはありますか?
母乳の量を増やしたり、トラブルを予防、改善したりするためにおこなうマッサージです。
「おっぱいマッサージは死ぬほど痛い」とよく耳にしますが、実際はどうなのか気になる人も多いはず!
今回は、おっぱいマッサージの手技を実際に経験した感想やマッサージの流れを解説します。
産後、とくに授乳後はおっぱいの形が変わります。今から補正下着も考えておくとよいでしょう。
くわしくはこちら▷▷▷あなたの胸にあうブラジャータイプは?
おっぱいマッサージは痛い!?
おっぱいマッサージに痛みがあるのかどうか? と問われた場合、私の意見はこうです。
一体どっちなの? と思いますよね。
しかし、時と場合によって痛みが大きく変わるのです。
おっぱいマッサージが痛いとき
おっぱいマッサージの手技は、出産を終えてから病院を退院するまでに1度受けました。
おっぱいマッサージというこれまで経験のないマッサージで、おっぱいを人にみられるという恥ずかしさもあり、緊張ぎみでした。
おっぱいマッサージは、乳頭や胸全体を押したりひねったり、ひっぱったりしてほぐしていきます。
まだ授乳回数が少ないため、おっぱいにやわらかさがありません。
そのため、おっぱいをマッサージしている間じゅう激痛が走ります!
仰向けで手技を受けますが、自然と腰が浮いて
「痛いーーーー!!」
と叫んでしまうくらいです。
マッサージを受ければ受けるほど、母乳の出がよくなるため、月に2回程度のペースで手技を受けるのが理想です。
しかし、2.3か月目くらいまでは激痛マッサージ状態でしたので、おっぱいマッサージをキャンセルしようか悩んだくらいです。

おっぱいマッサージが痛くないとき
おっぱいが軌道にのりだすのがだいたい“4カ月を過ぎた頃”でした。
その頃になると授乳もコツをつかめるようになり、授乳間隔もだいぶ安定してきます。
この頃からおっぱいマッサージの手技を受けても痛みを感じないようになりました。
今までの痛みは嘘のようで、助産師さんと笑いながら会話もできます。
授乳中にマンモグラフィー検査はできる?
ちなみに……これだけおっぱいがやわらかいのだから「マンモグラフィーを受けても痛みも少なくちょうどいいな」と思い病院へ問い合わせてみましたが、授乳中はNGでした。
乳腺が発達しすぎてマンモグラフィーを受けても診断しにくいようで、どうしても希望する場合はエコー検査ならOKの病院もありました。
マンモグラフィーをお考えのかたは注意してくださいね!
「痛みを伴わない」乳がん検査
テレビ朝日のニュースで、日立製作所が2020年の実用化を目指している“乳がん検査機”が紹介されていました。
画像引用:マイナビニュース※1
おっぱいマッサージをおこなう助産師さんのうまいヘタはあります
私は授乳中にふたつの場所でおっぱいマッサージの手技を受けたことがあります。
- 出産した病院
- おっぱいマッサージ専門の相談室です。
出産した病院では、おっぱいマッサージ専門の助産師さんがいるのではなく、助産師さん全員がその日の担当制で手技をおこなっていました。
出産直後ということもありましたが、とにかく痛い! 痛くて痛くてたまりませんでした。
まだまだ若い助産師さんということもあり、
違う人に変わって欲しい……
と心の中で願いました。
ふたつめのおっぱいマッサージ専門の相談室は、おっぱいマッサージで人気の「桶谷式」です。
おっぱいマッサージだけをおこなっていますので、本当に上手で、おっぱいの出かたもまるで噴水状態です!
完全予約制でおっぱいのことや赤ちゃんの相談にものってくれます。
ただ、人気の場所だと予約が取れないことや、数時間待ちになることもあるのがネックです。
おっぱいマッサージの方法
おっぱいマッサージの手技を受けているときは、仰向けに寝て手技を受けているので、助産師さんの手がどんな動きをしているのかがよくみえません。
ただ、胸全体を手のひらでいろいろな方向へ動かしたり、乳頭をつまんで伸ばしたりつまんだりはしているように感じました。
自分でおっぱいマッサージをするときは、母乳の詰まりを解消したいときや搾乳をするときです。
私が助産師さんから教えてもらったマッサージ方法は本当に簡単です!
片方のおっぱいを手の平で寄せます
- 右のおっぱいをマッサージするときには右手をワキにあてて、左手で右のおっぱい全体を包み込むように持ちます。
- ワキにあてた右手をグイッと谷間の方に寄せるのを数回繰り返します。
- 左側も同様におこないましょう。
- おっぱいを寄せあげたまま左右に数回動かし、おっぱいのコリをほぐすように意識します。
- 数回繰り返したら、次は手の位置をおっぱいの下に変え、上下に動かします。
- 上下の場合は片方の手でおっぱいを下から軽く支え、もう片方の手で支えている手をグッと持ち上げるようにします。
妊娠中のちくびのお手入れ
目標は耳たぶ程度のやわらかさ。妊娠20週からスタートします。
お腹が張りやすい人もいます。医師に確認してからはじめましょう。
理想のちくびの伸びは2~2.5cmくらいです。
ちくびの圧迫
- 乳頭と乳輪を親指、人差し指、中指3本の指の腹で、いろいろな方向からゆっくり外側からつまみ、ゆっくり圧迫します。
- 10回おこなう。
ちくびの縦マッサージ
- ちくびの根本から先へ縦方向にむかってマッサージをします。親指、人差し指、中指3本の指でおこないます。
ちくびの横マッサージ
- 時計回り、反時計回りに回転させながらちくびの根本から先へむかってマッサージします。親指、人差し指、中指3本の指でおこないます。
おさらい
- 乳輪の外側を3本でつまみます。
- ぐっと指を乳輪に押しあてるようにしたあとにひっぱると母乳がにじんでくるはずです。
- 少しずつ指の位置を変えることですべての乳腺をマッサージすることができます。
少し方法は違いますが、同じ効果のあるおっぱいマッサージ動画です。音声あり
おっぱいマッサージはいつから?
おっぱいマッサージは“妊娠20週~30週くらいからスタート”すると産後の授乳も軌道にのりやすいです。
ただ、私は妊娠中には1度もおっぱいマッサージをおこないませんでした。
産後からスタートしてからでも十分間に合いますので安心してくださいね!
おっぱいマッサージの注意点
私が妊娠中に1度もおっぱいマッサージをしなかった理由は、お腹の張りがあったからです。
妊娠中におっぱいに刺激を与えると、お腹の張りがでやすくなります。
すると早産や流産の危険性があるため、触らないように病院から指導されていました。

授乳中のおっぱいマッサージは自分でおこなう場合に注意点があります。
それは、“力任せにマッサージをしない”ということです。
ただ単におっぱいを動かしたりつまんだりしていては繊細な乳腺を傷める危険があります。
ゆっくりと、赤ちゃんがおっぱいを飲むリズムでマッサージをおこなうのがポイントです。
まとめ
慣れるまでは自分でおっぱいマッサージをしようとしても、なかなかうまくできず、かといって助産師さんのマッサージを受ければ死ぬほど痛い思いをするでしょう。
しかし、何事も経験がものをいいます。
回数をこなせばだんだんとコツがつかめるようになり自分でもできるようになりますし、痛みも感じにくくなります。
最初だけ頑張ってみてくださいね!
おっぱいマッサージで母乳がしっかり出るようになれば、次はしっかり栄養を摂りましょう。
育児中や妊娠中の栄養補給に「青汁」を選ぶ女性がたくさん増えています。
しかし、青汁は商品によっては、抹茶(カフェイン)が含まれているものもあれば、野菜以外の添加物が含まれているものもあります。
そこで、育児中や妊娠中に青汁をオススメする理由。さらに、プレママにピッタリの青汁の選びかたをお伝えします。
くわしくは>妊娠中に青汁を飲む新習慣を!8つのポイントでノンカフェイン無添加の商品を選ぶ

画像引用:マイナビニュース※1
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