MCTオイルの効果はダイエット総選挙2連覇で実証ずみ!驚きのヤセ体質になる方法
テレビで放送された、『おデブがアイドルに大変身!ダイエット総選挙2017』では、痩せたら可愛いのに体重80kg超えの女の子たちが、人生を変えたいと女子12人がアイドルを目指してダイエットに挑戦しました。
【MCTオイルの相乗効果で脂肪を落とす】と番組放送中に紹介された「MCTオイル」が気になりました。
1月の放送では「空腹感ナシの魔法のオイル! MCTオイル」が勝利をおさめました。
おデブな女の子達を痩せさせた「MCTオイル」について、ダイエット効果や痩せる理由、ダイエットで気をつけること、人気のMCTオイルなどを調べました。
MCTオイルは間違った方法を試すとお腹を壊すので、MCTオイルを試したい人は見逃さないでください!
お伝えすること:目次
MCTオイルダイエットの方法
医師の畠山昌樹先生が推奨しているダイエット方法です。
糖質制限+MCTオイルによる相乗効果でケトン体質に変えるダイエット方法です。
通常はエネルギー源としてブドウ糖が使われますが、ケトン体質になると、ケトン体をエネルギーとして使える状態になります。
ケトン体は体脂肪を分解するときに産まれる物質です。
TBSのサイトには「自己判断では行わないように」と注意書きがあります。
MCTオイルダイエット1週目
体にオイルを慣れされる期間
1日1200キロカロリー(オイルのカロリーも含みます)を目標。
朝と昼
- MCTオイル20ml
- 豆乳60ml
- 野菜ジュース
- 150kcal未満のおかず
夜
- MCTオイル20ml
- 豆乳60ml
- ゆで卵
就寝前
- MCTオイル10ml
- 豆乳
※間食したい場合、チーズやゆで卵を食べてください。
水分は1日1.5リットル前後
※サプリメントも毎食後と就寝前に摂取。
MCTオイルダイエット2週間目以降
1日800キロカロリー(オイルのカロリーも含みます)を目標。
朝
- 野菜ジュース
- 150kcal未満のおかず
昼
- MCTオイル20ml
- 豆乳60ml
- 野菜ジュース
- 150kcal未満のおかず
夜なし
就寝前
- MCTオイル10ml
- アマニオイル10ml
- 豆乳
※間食したい場合、チーズやゆで卵を食べてください。
水分は1日1.5リットル前後
※サプリメントも毎食後と就寝前に摂取。
※ 食事内容は、炭水化物50g、たんぱく質30gは必ず摂取できるようにする。
今までより食事の量が極端に減ります。食事メニューとサプリメントで栄養素を補う必要があります。
ダイエット総選挙でも紹介されたMCTオイルとは
中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)という天然成分です。
MCT(Medium Chain Triglyceride)の頭文字をとってMCTオイルと呼びます。
ココナッツオイルに多く、中鎖脂肪酸が約60%含まれています。そして純度100%の中鎖脂肪酸を「MCTオイル」と呼びます。
よく「ココナッツオイルで痩せる」とネットや雑誌に書いてありますが、正確には「MCTオイルで痩せる」という事になります。
中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)って何?
ヤシ科のココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分で、植物油のオレイン酸やリノール酸と同じ脂肪酸です。
牛乳や母乳にも含まれています。
消化・吸収が短時間でおこなわれ、エネルギー変換が早い。その理由は「分子の長さ」が違います。
普通のオリーブオイルやラードなどの油を「長鎖脂肪酸」(ちょうさしぼうさん)といい、オリーブオイルやラードより半分くらいの長さのものを中鎖脂肪酸と呼びます。
中鎖脂肪酸のすごさは分解の速さ!
分子の長さが違うとお伝えしました。そのため分解されやすく水になじみやすいメリットがあります。
長鎖脂肪酸:小腸で消化吸収→リンパ管、静脈によって全身へ→肝臓、筋肉などに運ばれて分解、貯蔵
中鎖脂肪酸:小腸から門脈経由→肝臓
中鎖脂肪酸の分解の速さは、長鎖脂肪酸より4~5倍速いので、短時間でエネルギーとして使えます。
MCTオイルの効果は中鎖脂肪酸の分解時間の速さ!だから脂肪が燃焼します
MCTオイルは普通の油より4~5倍分解されるのが速いので、摂っても蓄積されにくい=太りにくい。
普通の油だと蓄積されて太ります。
これだけでも太りにくいのがわかりますよね。
さらに、体を動かすには糖分をエネルギー(脂肪燃焼)として先に使います。
糖質をコントロールして制限すると、糖が使いにくいので体は脂質を使ってエネルギー(脂肪燃焼)を生み出します。
最近流行りの「糖質制限ダイエット」ですね。
MCTオイルは分解が速いので、効率よくエネルギー(脂肪燃焼)になりやすく、ダイエットや健康管理にも活用できます。
医療の世界でも、食事が摂れない高齢者の栄養摂取不足(低栄養状態)の改善に活用されています。
MCTオイルのとり方、毎日の食事でとる効果的な方法
MCTオイルは匂いや味のしない油です。
クセが無いのでお料理に使ったり、ドリンクに入れたり、調味料としても使えます。
- 炒めものや揚げものには使わないでください。通常の油より低温で煙がでます。
- 大量に摂るのはやめましょう。下痢や腹痛になる場合があります。
- 1日に30gを目安量としましょう。1回量は大さじ2杯くらいにしましょう。
※水の場合、大さじ1が15ml、15ccです。グラムとmlは違いますが参考になると思います。
出典:ちょっと便利帳より
その他の使い方としては、
- お味噌汁に入れる
- 納豆にかけて食べる
どちらも手軽にMCTオイルがとれます。
オススメはコーヒーに入れる方法です。
MCTオイルを入れたコーヒーは書籍でも紹介されました
完全無欠コーヒーとよばれ、「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」に書いてあります。
ポイントはMCTオイルの特長を利用して、脂肪をエネルギーとして使用するためにコーヒーとバターを使用します。
完全無欠コーヒーのレシピ
- 有機コーヒー
- グラスフェッドバター(牧草牛の無塩バター)大さじ2杯まで
- MCTオイル 大さじ2杯まで
完全無欠コーヒーで痩せる理由
MCTオイル、無塩バター(グラスフェッドバター推奨)を混ぜたコーヒーを飲むと体が「ケトーシス」状態になります。
ケトーシスになると、通常は糖でおこなうエネルギー産生を、脂肪を燃やしてエネルギー産生をおこなうようになります。
MCTオイルは体内にケトン体を早急にもたらして、ダイエットに効果があると期待されます。
さらに、ケトン体をエネルギーとして使用していると、集中力がアップして、血糖値が安定します。そのためエネルギー切れが起こりにくいので食事制限のとき、空腹感が減ると考えられています。
置き換えダイエットにいいかもしれませんね。
MCTオイル+コーヒーがダイエットに最適なワケ
MCTオイルがダイエットによいのはわかったと思います。
そして、あなたのダイエットをより効果的にしてくれるのが“コーヒー”です。
コーヒーには、ダイエットにうれしい成分「クロロゲン酸」と呼ばれるポリフェノールが含まれています。
抗酸化作用のあるポリフェノールですが、コーヒーポリフェノールは、緑茶ポリフェノールより174%も多く含まれ約2倍も吸収率がよいのです。
できれば焙煎前のコーヒー豆のほうが「クロロゲン酸」を多く含みます。その量はなんと“480倍”です。
MCTオイルはもちろん、そのほかのダイエットにうれしい成分が入ったコーヒー『SLIM COFFEE』が発売されました。
ダイエット成分だけじゃなく、美容にもこだわっています。そして、何より美味しいコーヒーに仕上がっていますよ。
くわしくは公式サイトから>>『SLIM COFFEE』
MCTオイルの種類
MCTオイルにも種類があるので紹介します。
液体タイプ
ダイエット総選挙2017でも紹介された日清MCTオイル。
ふつうの油のように使えます。飲み物やドレッシングにも利用しやすいです。
注意 サラダ油のように炒め物などには使用しないでください。引火するかもしれません。
パウダータイプ
MCTオイルがパウダータイプになって販売されています。コーヒーにも入れやすくちゃんと溶けてくれます。
Amazonのレビューでも評価が高いです。
mctパウダー+プロテインで置き換えダイエット
投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2016/1/25
mctプロテインとしてプロテインに混ぜて
飲んでいます。炭水化物offなのでインシュリンによる脂肪吸着を防ぎながら、ケトン体ダイエットの効果も実感しています。
プロテインだけの置き換えダイエットに比べ腹持ちがよく、mctパウダー+プロテインによる、炭水化物制限・ケトン体ダイエットはいずれ大ブレイクするかもしれません。
投稿者 ムーミンパパ 投稿日 2015/7/15
ココナッツ油の商品も嫌いではないのですが、このパウダーはコーヒーでも、お茶でも、ヨーグルトでも何に入れても大丈夫(元の味を損ねない)で、これなら無理なく中鎖脂肪酸を採れそうです。Amazon
MCTオイルをつかった具体的なダイエットの方法
1日の摂取量を守ってMCTオイルを飲むだけで、痩せやすい体質になってきます。
具体的にいうと、ケトン体ダイエットにMCTオイルを活用します。
ケトン体ダイエットは正しく実践しないと身体が臭くなります。
ケトン体ダイエットで痩せる理由
人はエネルギー(燃焼)を使う時は糖質(ブドウ糖)を使います。
糖質を制限したり全く取り込まないと体はエネルギーを生み出せません。
だけど、体は糖質の変わりに脂肪をエネルギー源として使います。
脂肪のままだと使えないので「糖新生」(とうしんせい)と言って脂肪酸から糖質を作ります。
この時に生まれる物質が「ケトン体」とよばれます。
MCTオイルは肝臓で分解される時にケトン体をたくさん生み出してくれます。
そうすると、脂肪をエネルギー源として使われる「ケトン体質」になり、体脂肪率の減少につながります。
『驚異のMCTオイルダイエット』という書籍によると、MCTオイルダイエットは空腹感が出にくくダイエットを続けるのに効果的と書かれています。
MCTオイルのダイエットをする場合気をつけること
中鎖脂肪酸は、ふつうの油に比べると引火や発煙の危険が高いので調理には不向きです。
油は種類によって、引火する温度が違います。
出典:http://ebw.eng-book.com/pdfs/825aea01df2ef7272c28bfff67a83b6e.pdf
しかし、一般の食用油に使用するには、調理適性の面で大きな課題がありました。それは、「発煙」と「泡立ち」です。日清オイリオ ヘルシーリセッタ
出典:日清オイリオ ヘルシーリセッタには中鎖脂肪酸が含まれています。
表をみると、中鎖脂肪酸の油だと発煙は150度に達する前に発煙するのがわかります。
オイルの種類によっては、固まったり、常温では溶ける場合があります。購入する時は注意してくださいね。
ココナッツオイルだと脂肪の中で安定し、酸化もしにくいオイルと言われています。
他の油だと劣化する環境でもココナッツオイルは180度まで耐えられます。
オイルはどうしても空気に触れると酸化します。早めに使い切るように心がけて下さい。
人気のあるMCTオイル
- 仙台勝山館 MCTオイル 360g <ココナッツベース100%>
- 日清 MCTオイル 450g
- MCTオイル・100% 941ml
- 日清 MCTパウダー 250g
まとめ
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸と呼ばれる分子構造が短い脂肪酸だとわかりましたね。
ふつうは油を摂ると太ってしまう心配がありますが、MCTオイルは消化・吸収が短時間でおこなわれ、エネルギー変換が速いのダイエットにも効果が期待できます。
MCTオイルダイエットによって、脂肪をエネルギー源として使われる「ケトン体質」になり、体脂肪率の減少になります。
さらに空腹感も出にくいので、辛いダイエットの空腹感にも耐えられます。
注意点は、1日大さじ2杯くらいまでにすることと、調理用の油として使わないようにしましょう。