母乳パットの正しい使い方!多くのママがやっちゃうもれる原因【7つのポイント】総点検!
出産を終えると、休む暇もなく赤ちゃんへの授乳がスタートします。
母乳をあげたいというママが増えるなか、ケア方法をどうしたらよいか疑問に思うこともあるはずです。
母乳育児をおこなううえで、あると便利な母乳パット、正しい使い方を経験者である私がお伝えします。
- 母乳パットの正しい使い方
- 母乳パットの選びかたと、その7つのポイント
- 布パットの注意点や洗い方
- 母乳パットはいつまで使えばよいのか?
- 緊急事態! 母乳パットがないときの代用品
母乳が詰まったことはありませんか? 経験者も未経験者もこちらの記事が役立ちます。
お伝えすること:目次
母乳パットの正しい使い方!
母乳パットは、2種類あります。
- 布でできた布パット
- 紙でできた紙パット
それぞれの使い方をみてみましょう。
1.布パット
画像引用:※1
柔らかい布でできた布パットは、デリケートなおっぱいをやさしく包み込んでくれます。
布パットをテープで張りつけるタイプではなく、そのまま授乳ブラとおっぱいの間にはさむだけで装着完了です。
装着方法はとても簡単ですが、テープがないぶんズレやすいのがデメリットです。
自分のおっぱいの形にあった布パットを見つけられると、ズレの心配も減ります。
母乳で濡れて不快だなと感じるたびに交換するほうが衛生面でも安心です。
お裁縫が得意な人は、交換用のパットを手作りしてみるのもオススメです。
作りかたを知りたいママはこちらの記事をご覧ください。
2.紙パット
画像引用:※2
使い捨てタイプの紙パットは、生理ナプキンをイメージしてもらえるとわかりやすいです。
使い方も生理ナプキン同様、授乳ブラに接着面を張りつけて使用できます。
交換頻度は、布パット同様個人差があります。
こまめに交換するほうがより清潔な状態を保てますが、そのぶんコストもかかってきます。
音声なし(0:27~参考になります)
商品紹介動画ですが、使用方法の参考になりますよ。
個人的には、授乳のたびに交換することをオススメします。なぜならば、授乳をするたびに紙パットがズレてきてしまい、お肌にテープ部分が当たって不快感の原因になるためです
交換時の紙パットの捨てかたはのちほど詳しくご説明いたしますね!
失敗しない母乳パットを選ぶ7つのポイント
では、どのように母乳パットを選べばよいのでしょうか?
1.布パット、紙パットどちらにするか?
繰り返し洗って使う布パットにするのか、それとも使い捨てタイプの紙パットにするのか、自分の生活スタイルを想像しながら選ぶとよいでしょう。
どうしても迷ったときには、両方準備して用途にあわせて使ってみるのもよいですよ。
2.吸収力
吸収力が悪くては母乳パットをつける意味がありません。
母乳は授乳中はもちろん、授乳中以外でもポタポタと溢れていることがあります。
吸収力のよい母乳パットをチョイスしてください。
3.清潔に使えるか
しっかりと溢れた母乳を吸収できても、いつまでもベタベタとしていては気持ちが悪いですし、衛生面でも不安です。
通気性のよいものは不快感も減ります。
そして、雑菌の繁殖も抑えられることが期待できます。購入の際にはチェックしてみてください。
4.ズレにくいもの
ママは赤ちゃんを抱っこする、おっぱいをあげるなど、胸元に触れる機会も多くなります。
授乳ブラにしっかりと母乳パットをつけたつもりでも徐々にズレてきてしまい、授乳ブラが汚れていたなんてこともあります。
ズレにくい構造のものや、テープの粘着力が強いものを選びましょう。
5.交換しやすい
毎日使い続けるものだからこそ、簡単に交換できるものがよいです。
もたもたしていると母乳があふれて、下着を濡らす場合があります。
布パットは同じタイプのかえをもって入ればその都度交換できますが、紙タイプだと袋をあけて1つだけ取りだして……と手間に感じる人もいます。
母乳育児中のママ友がいれば、いくつかの種類をお互い交換して使用すれば使い心地を色々試すことができます。
6.リーズナブル
布パットの場合、最初購入したら繰り返し使うことができます。
その反面紙パットの場合、使い捨てタイプなので、使用期間や交換頻度によってコストがかかってしまうことも予想されます。
吸収力ぎりぎりまで使ってしまうと漏れてしまうかもしれません。こまめに交換しましょう。
だいたい自分がどのくらいのペースで交換するのかをざっと計算してみて、リーズナブルなほうをチョイスしてみるのもよいかもしれません。
母乳パット以外でも、赤ちゃんの出費はどんどん増えます。
7.肌に合うかどうか
授乳中はお肌の調子も敏感になりやすく、おっぱい部分のお肌も同様です。
肌トラブルが少ない人も異変を感じることがあります。布パットにするのか、紙パットにするのかよく考えてチョイスしましょう。
布パット4つの特徴?
布パットには色々な種類がありますが、代表的な4つの特徴があります。
1.2枚1セットで購入できる
布パットは、1箱に左右分、2枚1セットで購入できます。
産後の準備セット(褥瘡ショーツなどのセット)などにも入っている場合もありますが、基本的には2枚1セット、1000円前後で購入することができます。
自分の使用頻度にあわせて買い足しをすれば、無駄もありません。
2.〇層でできている
布パットは、ただ単に布でおっぱいを包み込んでいるわけではありません。
吸収性もバッチリなので、安心して使えます。
3.おっぱいにフィットしやすい
布パットは、とてもやわらかいのにしっかりとおっぱいを包み込んでフィットしてくれます。
敏感な乳頭部分もしっかりとおさまるので、使っていて不快感を感じにくいです。
4.手作りでお気に入りの布パットを!
布パットはとても簡単に手作りができてしまいます。
自分の好きな柄や素材の生地を購入してお気に入りの布パットを作ることもできてしまいます。
布パットの洗い方
布パットは、紙パットよりも通気性がよいです。
しかし、それでも長時間同じパットを使い続けると、雑菌の繁殖を完全に防ぐことはできません。
できるだけ清潔な状態ですごしたいですよね。
布パットを長持ちさせるためには、「汚れたな」と感じたらできるだけすぐに洗い、すぐに干す、これが鉄則!
できれば手洗いでやさしく洗ってあげるほうが長持ちします。
準備するもの
- 適量の洗濯洗剤できれば無添加の洗剤
- 洗面器
- 水かぬるま湯
- 洗面器に少量の水かぬるま湯を入れる
- 適量の洗濯洗剤を使って手でやさしく押し洗いをする
- 何度か繰り返す
- しっかりとすすぐ
- カビが発生しないようにすぐに干す
ミルク汚れは雑菌の繁殖やカビの原因になります。しっかり乾燥させてください。
ニオイが気になる場合は酸素系の漂白剤を使ってください。
洗濯機を利用することが多くなると思いますが、その際にはネットにいれて手洗いコースなどを利用しましょう。
型崩れなどのダメージを避けることができます。
布パットの注意点
布パットのトラブルとして注意しておきたいのが、布パットに黒いポツポツを見つけてしまった場合です。
黒のポツポツ、それはカビの可能性が高いです。
漂白剤を使って洗ってみると落ちる場合がありますので、試してみてください。
漂白をしても取れない場合は、新しい母乳ポットと交換しましょう。
紙パット3つの特徴
1.吸収力が高い
紙パットは布パットと比べて吸収力が非常に高いです。
ズレや長時間同じパットを使い続けることがない限り、ほとんどの場合母乳が漏れてしまう可能性は低いです。
2.ゴミが多くなる
紙パットは使い捨てタイプなので、交換回数が多ければ多いほどゴミが増えてしまいます。
赤ちゃんのオムツのゴミもあるので、ゴミの処理が負担になりがちです。
3.コストがかかる
紙パットは使えば使うほど、コストがかかります。
布パットは購入するときにお金がかかるだけで済みますが、紙パットの場合そうはいきません。
使い続けたぶんだけコストがかかることを頭の隅にいれておいてください。
紙パットの捨てかた
自宅にいる場合は、紙パットはそのままゴミ箱に捨ててしまってOKです。
生理ナプキンに似ているから、自分以外の人の目にふれると不快感を抱く人もいるかもしれませんよ
紙に包んで捨てる、汚物いれに捨てる、外出時には捨てる前にビニール袋にいれるなど、心づかいが必要です。
母乳パットはいつまで使う必要があるの?
母乳パットの使用期間はママの作る母乳量によってもさまざまです。
おっぱいが張ったときに溢れてしまっているママもいますし、授乳時以外にはポタポタ溢れる心配がないママもいます。
新生児~半年程度までは授乳回数も多いため母乳パットを必要としているママが多いのですが、その後はママの母乳量をみながら加減してください。
母乳パットがないときの代用品
手元に母乳パットがないときには、ガーゼやタオル、生理ナプキンを代用品にしてみてください。
1.ガーゼハンカチ・タオル
自宅にも外出時にもガーゼハンカチやタオルを持ちあわせている人がほとんどですよね。
母乳パットをわすれてしまった! そんなときには応急処置としてガーゼハンカチやタオルをおっぱいにあてておきましょう。
ただし、長時間あて続けていると、漏れてくる場合もありますので、こまめにチェックしてね
2.生理ナプキン
生理ナプキンは紙パットととても似ています。
若干サイズは大きめですが、生理ナプキンをつけてしまえばなんとかやり過ごすことができるでしょう。
ただし、生理ナプキンは母乳パットもタオルもなにもないという緊急用として代用してください。
かぶれ、かゆみなどの肌トラブルが起こる可能性があります。
私は子供が4カ月ごろになるまで紙パットを使っていました!
私が母乳パットというものを知ったのが出産後1カ月をすぎてからでした。
出産直後はお恥ずかしいことに母乳パットの存在自体を知らず、授乳ブラが母乳で濡れてしまい、ティッシュをあてたりしてすごすのが普通だと思っていました。
母乳マッサージに通いはじめてからやっと母乳パットというものを知ったのです。
私が選んだのは、簡単に使える紙パットでした。
肌が弱く、あまり長時間つけ続けているとかゆみを感じることがありましたので、1日に5.6回は付け替えていたと思います。
徐々に母乳のリズムもできてきて、授乳時以外に溢れてしまうということがなくなったのは子供が4カ月ごろになったときで、そのときからは母乳パットを卒業しました。
まとめ
母乳パットは出産後から慌てて購入するママも多いアイテムです。
あらかじめリサーチして自分にあった母乳パットに出会えるとよいですね。
- 吸収力
- 清潔に使えるか
- ズレにくさ
- 交換しやすさ
- リーズナブル
- 肌に合うかどうか
この6つは最低でも比較してください。
布パットの場合、洗濯の手間がかかりますが、お肌にはやさしいです。
紙パットの場合、吸収力にすぐれていますが、コストがかかります。
母乳の量や、ママのお肌の状態に合わせて正しく使ってくださいね。
赤ちゃんのお世話をしていると、ママはスキンケアなど自分のことができません。あなたはスキンケアできてますか?
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