断乳時期のベストは【1歳3カ月?!】ママと赤ちゃんの生活環境で激変します
赤ちゃんの大好きなママのおっぱいタイムも、いつかは必ず終わりをむかえ成長していきます。
では、一体おっぱいタイムの卒業はいつが正解なのか?
私が母乳マッサージをうけたとき、“1歳3カ月頃が平均”だとうかがいました。
ママと赤ちゃんとの環境によって大きく変化するおっぱいタイムの卒業時期や、断乳と妊娠の関係、仕事復帰と断乳の関係についてまとめてみました。
お伝えすること:目次
断乳の時期の平均は1歳3カ月?!
ママの多くが断乳を考え始めるのがだいたい1歳の誕生日をむかえた頃です。
そして、実際の断乳スタート時期として、“1歳3カ月頃が平均的”だと、私が母乳マッサージをうけた産婦人科で説明をうけました。
では、なぜ1歳3カ月なのか? 私なりに調べてみました。
断乳時期の目安が3つ
- 自分で歩くことができる
- ご飯をモリモリ食べている
- ストローやマグで水分をとることができる
この3つのポイントをできるようになっているのが望ましいです。そして、だいたいすべてクリアできるのが1歳3カ月頃だと考えられています。
断乳と卒乳、何が違うの?
おっぱいタイムの卒業には2パターンあります。
おっぱいの卒業方法にはママ側からなのか、赤ちゃん側からなのかで断乳、卒乳と呼びかたが変わります。
卒乳の時期っていつ?
赤ちゃん側からのおっぱい卒業である卒乳は非常に個人差があります。
早い子だと生後6カ月頃に卒乳してしまった子や、おっぱいに執着心のある子だと3歳すぎても飲み続ける子もいます。
あまりにもはやい卒乳ですと、栄養面で心配になってしまいます。そのためにミルクに切り替えたりする必要があります。しかし、離乳食をしっかりと食べている場合には特に心配いりません。
ふたりめを希望する場合の断乳の時期は?
赤ちゃんにおっぱいを飲ませてあげていても、“生理が再開しているママ”は妊娠する可能性があります。
この場合は無理に断乳する必要はありません。
ただし、生理がきているからといって必ず妊娠につながるわけではありません。
無排卵や生理不順など病気が隠れていることもありますので、注意が必要です。
ふたりめを希望する場合、断乳をする必要がある人とない人がいます。
授乳中に生理が再開していないママで、ふたりめを希望している場合には断乳することをオススメします。
断乳してから早いママだと1カ月後くらいには生理が再開します。
生理が再開すれば妊娠の可能性はありますので、妊活スタート時期だといえます。
断乳後2、3カ月たっても生理が再開しない場合には、産婦人科を1度受診してみましょう。
断乳の時期と不妊治療のタイミングは?
基礎体温データが多ければ多いほど、生理サイクルのくせや特徴もつかみやすくなります。
このことから、逆算してみると不妊治療をスタートしたい時期の3カ月前には断乳をしておくことがよいかもしれませんね。
不妊治療をうけるには、基礎体温を測ることが望ましいとされています。
私がおこなったタイミング療法を担当医する医師は、「基礎体温を計測しなければ不妊治療をスタートしません!」なんて考えの医師でした。
担当医から、
とうかがいました。
保育園の入園時期に合わせて断乳は必要?
入園時期に合わせて断乳は必要かといわれると、これもまたママ、パパの考えかた次第です。
赤ちゃんにとっておっぱいは「癒し」そのものです。
保育園には、1歳になる前から入る赤ちゃん、2歳3歳以上と幅広い年齢層がいます。
慣れない保育園生活でのつらい気持ちをおっぱいを飲むことで発散しているかもしれません。
家庭環境や生活リズムの違いによっても入園前に断乳を目指すママ。保育園から帰宅後のスキンシップとして授乳を続けるママとそれぞれです。
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断乳の時期が早くてもよい?
早すぎる断乳には注意が必要です。
例えば離乳食の進みが悪い、ストローやマグで水分を飲むことができない場合には栄養面と水分不足が心配になるからです。
フォローアップミルクや哺乳瓶を使用して栄養と水分を補うことも可能ですが、授乳ができる環境であればもう少し断乳時期を検討し直すほうがよいでしょう。
断乳する時期が冬の場合待ったほうがよい?
断乳は基本的にはいつでもすることができます。
オススメは、断乳時のトラブルを回避しやすい気候のよい“春か秋の断乳”がベストです。
冬の断乳は3月後半から4月にかけて、温かくなるまで待ったほうがよいでしょう。
これには理由があります。
寒い時期には湯船に入ったり、熱いシャワーを浴びたりしますよね? すると、体がポカポカに温まります。
体が温まるとおっぱいの出もよくなります。しかし、体はおっぱいを作ろうとしているのに、ママ自身は断乳をしておっぱいをストップさせようとします。
すると乳腺炎のリスクが高まるおそれが出てきます。
これは湯船に入る以外にも、体を温める食べものや飲みものを口にするのも同様です。
断乳の時期と仕事復帰、ふたつのタイミング
産休、育休をとったママの気になるのが仕事復帰と断乳のタイミングですよね。
仕事復帰をしても授乳を続けるママもいますが、実際は仕事と授乳を同時に続けることは大変だという意見が多くみられます。
夜間授乳をしていると睡眠不足におちいる
おっぱいを飲んでいる赤ちゃんは、就寝してから朝まで1度も起きずに寝続ける赤ちゃんは非常に少ないです。
寝ている最中にもおっぱいを求めて何度か起きると、ママの寝不足が慢性化して体調を崩す原因にもなります。
私は断乳2日後に、朝まで1度も起きずに眠れたことがとてもうれしかったです。
仕事中にも搾乳をしなければいけないこともある
もともとおっぱいの出がよいママは、仕事をしている間も体の中ではどんどんおっぱいの生産を続けています。
すると数時間授乳をしていないだけでパンパンに張ってしまったり、こまめに搾乳をしなくてはいけなかったりと、大変なことになるかもしれません。
フルタイムでの仕事復帰になるのか、時短勤務での仕事復帰になるのか、勤務状況によっても授乳を続けられるかが大きく左右されます。
断乳の時期は日本も世界も同じなの?
授乳期間が世界ではどのくらいなのか気になったことはありませんか?
調べてみると、驚きの結果になりました。
授乳期間の世界平均は、なんと……!
驚きませんでしたか?
日本では4歳まで授乳を続けていたら、間違いなく周囲の人たちに「えっ?!」といわれますよね。
しかし、少しでも長く授乳を続けることにはふたつの大きなメリットがありました。
- 親子の信頼関係が強くなる
- 子供が病気になりにくくなる
授乳をするときには子供とママの体が密着します。
すると自然と気持ちの結びつきが固くなり、お互いの心の安定をはかることもできるのです。
そして、母乳を長く飲んでいる子供はママの免疫をそのまま受けとっていますので、免疫力アップにもつながり、病気になりにくいという結果につながります。
まとめ
断乳時期についてたくさんの情報をまとめてみましたが、すべては赤ちゃんとママ次第だということがわかりました。
断乳時期の目安が3つ!
- 自分で歩くことができる
- ご飯をモリモリ食べている
- ストローやマグで水分をとることができる
この3つのポイントをできるようになっているのが望ましく、すべてクリアできるのがだいたい1歳3カ月頃です。
ふたりめを希望する場合の断乳の時期は、授乳中でも“生理が再開しているママ”は妊娠する可能性があり無理に断乳する必要はありません。
ただし、無排卵や生理不順など病気が隠れていることもあります。
早すぎる断乳には注意が必要です。
例えば離乳食の進みが悪い、ストローやマグで水分を飲むことができない場合には栄養面と水分不足が心配です。
断乳時の時期は春か秋の断乳がベストです。トラブルを回避しやすい気候を選びましょう。
仕事復帰をしても授乳を続けるママもいますが、ママの寝不足が慢性化したり、仕事中にも搾乳をしたりする場合もあります。
1度断乳してしまうとおっぱいを再開させるのは非常に困難になります。しっかりと計画を立てて幸せなおっぱいライフを築いてくださいね!
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