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桑の葉茶【7つの効能】◯◯より10倍の食物繊維やダイエットにうれしい成分とは

桑の葉茶

汁の材料にもなる桑の葉茶には、さまざまな生活習慣病の予防や改善にも有効です。

古くから薬草として風邪や滋養強壮に利用されてきましたが、効能や含まれている有効成分についてはまだまだ知られていません。

ノンカフェインなので、カフェインの苦手なかたや妊婦さんにもオススメの「桑の葉茶」の効能や有効成分をご紹介します。

桑の葉茶の効能は7つ

7つの効能が桑の葉茶にはあります。しかし、具体的な内容を知っている人は少ないです。

体によいイメージはあると思いますが、あなたはいかがですか?

1.ダイエット、メタボ対策

桑の葉に含まれるギャバやフラボノイドには血中のコレステロールや中性脂肪の排出を促す効果があります。しかも、蓄積を防いでくれる効果もあります。

そのため、中性脂肪の付きにくい体になり、メタボ対策に適しています。

デオキシノジリマイシン(後述)が、糖分の吸収を抑える働きをしてくれます。低インスリンダイエットと同じ効果も期待できます。

2.便秘

腸内の善玉菌の働きを高め、腸内環境が整います。

ケールに含まれる10倍の食物繊維により、便秘改善に効果があります。下腹ポッコリも改善できるでしょう。

3.アンチエイジング

フラボノイドによる抗酸化作用により、老化のもとである活性酸素が除去されます。

美肌やアンチエイジングに効果的です。

フラボノイドとは?
ポリフェノールの一種。

その他のポリフェノールで有名なものだと、

  • アントシアニン
  • カテキン
  • イソフラボン

などがあります。

フラボノイド (flavonoid) は天然に存在する有機化合物群で、クマル酸CoAとマロニルCoAが重合してできるカルコンから派生する植物二次代謝物の総称。

フラボノイドは

  • 抗酸化作用
  • アンチエイジング
  • ガン、動脈硬化、心臓病など生活習慣病予防
  • 抗菌、抗ウイルス作用

があります。

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4.糖尿病

糖尿病の予防、改善に効果があります。

桑の葉茶独自の有効成分「デオキシノジリマイシン」により、糖の吸収を抑え、血糖値を抑制する働きがあります。

糖の吸収を抑える効果は医薬品と同等であると認められています。

出典:太田胃散※1

5.高血圧予防

「デオキシノジリマイシン」のブドウ糖の吸収を抑えてくれる働きは、食後の血糖値の急激な上昇を防ぎ高血圧の予防になります。

継続して飲み続けることにより効果が発揮されます。

6.滋養強壮

牛乳約24倍のカルシウム、納豆15倍の鉄分、ほうれん草10倍のカロテンを含み栄養の宝庫です。

そのほかにも、ビタミンやマグネシウムなども含まれており食事の偏りを改善してくれます。

出典:太田胃散

7.肝、腎機能改善

二日酔いにも効果があります。フラボノイドにはアルコールの分解力を高め、吸収を抑えてくれる働きがあります。

ビタミンB1は腎臓の機能を助け、腎臓、肝臓どちらの機能改善にも効果的です。

出典:かわしま屋※2 オーガニック・無添加食品と自然派化粧品・キッチン用品の通販

 

桑の葉茶の有効成分

ダイエットや糖尿病治療に関して、効果が期待できる、桑の葉茶ですが、有効成分にはどのような成分が含まれているのでしょうか?

桑の葉茶他の茶との比較表

栄養成分が杜仲茶や煎茶と比較すると、すぐれているのがわかります。

エネルギー 278cal 食物繊維 38.5g
タンパク質 20.0g ナトリウム 1.6mg
脂質 5.7g マグネシウム 291mg
糖質 17.4g カルシウム 2,740mg
0.57mg ビタミンA 2,730μg
13.7mg ビタミンB2 1.60mg
亜鉛 3.45mg ビタミンE 34.3mg
カリウム 2,640mg 葉酸 480μg

栄養成分表示(100g当たり)

※桑茶パウダーの成分です。

出典:更木ふるさと興社※3 岩手県にある桑茶専門店サイト

1.デオキシノジリマイシン「DNJ」(1ーデオキシノジリマイシン)

桑の葉特有の有効成分デオキシリノマイシン(DNJ)は糖質を排出する効果がとても高いです。

  • 血糖値上昇抑制機能
  • 1カ月以上の連続摂取でも低血糖をおこさない

出典:独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)※4

2.カリウム

体内の余分な水分を体外に排出する働きがあり、デトックスに効果的です。

血圧を安定させる効果もあるので高血圧の予防、対策にもなります。

出典:更木ふるさと興社

3.カルシウム

骨や歯の主要な成分で、日本人に不足している栄養素のひとつ。

身体の機能を安定させる役割も担っているおり、脳の神経細胞や筋肉の働きをコントロールする重要な役割をしています。

4.クロロフィル

“緑の血液”と呼ばれ、腸内洗浄で体内の浄化をするため美容効果が高く、抗酸化作用による免疫力アップとくにインフルエンザの予防に効果的です。

クロロフィルとは?
クロロフィルは緑色を発色する色素で、葉緑素とも呼ばれます。

葉緑素は、日光をエネルギーに変えるように援助します。(光合成)

植物に緑の色を与える植物化学物質です。

体内からダイオキシンやコレステロールを排出するデトックス効果があります。

その他にも、

  • 抗ガン効果
  • コレステロール値低下
  • 貧血予防
  • 整腸作用
  • 消炎作用

があります。

その他にも桑の葉には、

  • ビタミンC
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンA
  • 亜鉛
  • 鉄分
  • ギャバ
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • カロテン
  • γアミノ酪酸

など、数多くの栄養素が豊富に含まれています。

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桑の葉茶の効果的な飲みかた

“食べる前に飲む”これが1番重要です。

食事でも間食でも、物を口にする10分から20分前に飲んでください。

食べものから摂取される糖分よりも先にデオキシノジリマイシを体内に入れることができ、血糖値の上昇を抑制してくれます。

その結果、糖尿病やダイエットに効果が期待できます。

桑の葉茶の美味しい作りかた

作りかた(2~3杯分)

  • 桑の葉茶葉:大さじ1杯(約3g)
  • 沸騰したお湯:300~400ml
  1. 急須やティーポットの茶葉を入れ、沸騰した湯を入れる
  2. 好きな濃さまで待つ。1分30秒〜2分が標準的な濃度
  3. 湯のみやカップに入れて完成

冷たくして飲みたい場合、お湯で入れた桑茶を冷やすか、水出しでも美味しくいただけますよ。

自家製桑の葉茶の作りかた

桑の葉をたくさん入手できたら自家製の桑の葉茶はいかがですか?

  1. 緑色が鮮やかな葉を選ぶ(黄色く変色したものは使わない)
  2. 丁寧に水洗いする
  3. 数日天日干しをする
  4. その後、2~3日陰干しする
  5. 乾燥したものを手で揉んで小さくする
  6. お湯で煮出してできあがり

だけど桑の葉を手に入れるのも大変ですよね。販売している商品も紹介しますね。

桑の葉茶でオススメ商品

がばい農園国産手作り桑の葉茶3g×40包

がばい農園国産手作り桑の葉茶3g×40包

ベーシックな桑の葉茶。Amazonでも楽天でも人気の商品になっています。水600ccを沸騰後、三角形のティーパック1包を入れ弱火で5分以上煮出していくので少し手間かもしれません。

がばい農園国産手作り桑の葉茶3g×40包

長野県・徳島県産の茶葉を利用しています。価格は1,582円です。

糖煎坊

糖煎坊

糖煎坊(とうせんぼう)は、桑の葉を刻んたお茶とは違い青汁のように粉末になっています。だから食物繊維が通常の桑の葉茶より多く、甘いモノやお酒が大好きな人が利用しているようです。

青汁の主成分のケールと食物繊維を比較すると約9倍の違い。

糖煎坊

値段は30包で960円! 滋賀県の地元NPO(町おこし非営利団体)と農業生産法人との関係でこの値段が実現したみたい。

お茶というより青汁に近いのですが、ダイエットしたい人にオススメ。1包ずつになっているのもポイント高いですね。

 

 

桑の葉茶の安全性

妊婦は飲んでも大丈夫?

ノンカフェインで健康飲料のため問題ないと言われていることが多いです。

しかし、食物繊維が豊富で摂りすぎると腹痛や下痢の可能性が出てくるため、医師に確認してから飲むことをオススメします。

中国の古典医学書には桑の葉が薬として用いられてきた記述もあります。

日本でも鎌倉時代から薬草として活用されており、漢方では“中薬”として分類しています。

中薬とは?

漢方用語のひとつ。

副作用が少なく病気を治す効果がある程度期待できるもの

出典:太田胃散

桑の葉茶の歴史

日本各地に自生しているクワ科の落葉樹を利用したものが桑の葉茶です。

養蚕をおこなう地域では、蚕(カイコ)のエサはもちろん、甘酸っぱい桑の実を食べています。

根や茎、葉を漢方薬の生薬として利用されています。中医学では桑葉(そうよう)と言います。

中国では昔から肥満予防の薬用茶として利用されており、日本では鎌倉時代から薬用として利用されています。

まとめ

桑の葉茶にはダイエットや美肌、便秘解消など女性にうれしい効能がたくさんありました。

私もハーブの勉強をしていたとき、1カ月分ほど頂いたので飲んでいたのですが、1週間くらいで便秘が解消されお腹がスッキリしました。

ほうじ茶のような味と香りで、私には飲みやすかったです。

あのまま飲み続けていたらダイエットになったのかと思うと、もう1度飲み始め、次は美肌も手に入れたいと思います。

糖尿病や高血圧の予防にも効果が期待できるので、数値が少し気になるけれどお薬を飲むのはちょっと苦手と言うかたでも飲みやすいのではないでしょうか。

お茶は毎日飲むものなので、いつものお茶を桑の葉茶に変えて美しさと健康な身体を手に入れてください。

女性ならダイエットの期間中や普段から飲んでおくとよいでしょう。自然とダイエット効果がアップしますよ。

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>>デブ菌とは…腸内にいると痩せられないの?デブ菌で15kg増えた事実が怖すぎる

デブ菌とは…腸内にいると痩せられないの?デブ菌で15kg増えた事実が怖すぎる

 

 

 

 

出典:太田胃散※1
出典:かわしま屋※2
出典:更木ふるさと興社※3
出典:独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)※4

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